日が短くなり涼しくなった秋は、洗濯物が乾きづらくなりますよね。そんなときは、思い切って「部屋干し」にチャレンジしてみませんか?
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。暮らしに役立つ情報を発信しています。
今回は部屋干しのメリットや、カラッと乾かすためのコツをご紹介します。ぜひ挑戦してみてくださいね!
部屋干しのメリット
部屋干しは「乾きにくい」「においが気になる」というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。でも実は、以下のようなメリットがあるんです。
- 天候に影響されない
- 花粉やホコリ、排気ガスがつかない
- 衣類が変色しない
- 自分のタイミングで干せる
- 取り込む手間がない
- 防犯になる
筆者も最近部屋干し中心になりましたが、特に「天候に影響されない」「取り込む手間がない」ところに魅力を感じています。天気や帰宅時間を気にしなくていいので、とても楽!
洗濯物にスケジュールを合わせるのではなく、自分の都合で洗濯できるようになりました。
部屋干しでもカラッと乾燥させるコツ
とても便利な部屋干しですが、カラッと乾かすにはコツがあります。快適な洗濯ライフのためにも、以下の方法を試してみてくださいね。
風通しの良い場所に干す
洗濯物を早く乾かすために風通しは欠かせません。できれば風が当たる場所に干せるといいでしょう。
また、部屋の空気が動きやすい場所に干すのもポイント。壁や窓の近くは空気がよどむため、湿気がたまりやすいです。できるだけ部屋の中央に干してくださいね。
間隔を空ける
洗濯物は間隔を空けて干し、風の通り道をつくりましょう。こぶし1つ分が目安です。
さらに厚手のものと薄手のものを交互に干すと、湿気がこもるのを防げますよ。
アーチ状に干す
竿にハンガーをかけたり、ピンチハンガーに干すときに使えるテクニックです。長いものを外側、短いものを内側にかけてアーチ状にしましょう。
洗濯物の下に自然と空気の流れができるので、早く乾きますよ。
アイロンをかけてから干す
薄手の衣類はアイロンをかけてから干すのもおすすめです。シワが伸びますし、干す時間の短縮にもつながります。
高温のスチームアイロンなら殺菌や消臭効果も期待できますよ。
サーキュレーターや扇風機を使う
サーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させるのもコツのひとつです。湿気は下にたまるため、下から風を当てると特に効果的。
洗濯物の隙間に風を通すイメージで使いましょう。
除湿機を使う
除湿機は湿気を短期間で減らしてくれるので、部屋干しの強い味方です。雨の日でも安心してお洗濯できます。
また部屋干しによる湿度の上昇をおさえてくれるため、部屋にカビや雑菌が繁殖するのを予防してくれるでしょう。
新聞紙を敷く
除湿機がない場合は、新聞紙を使ってみましょう。吸湿作用と消臭作用があるため、部屋干しの気になる湿気とにおいを取ってくれますよ。
使うときはクシャクシャと丸めてから広げると吸湿性がアップします。濡れた洗濯物の下に敷いてくださいね。
嫌な部屋干し臭の対策法8選
部屋干しというと「部屋干し臭」も気になりますよね。こちらも少し工夫するだけで防げるので、安心してください。
洗濯物を詰めすぎない
洗濯機に衣類を詰めすぎないようにしましょう。目安は8割までです。ぎゅうぎゅうに詰めると洗い残しが出てしまい、汚れ落ちが悪くなりますよ。
部屋干し用の洗剤を使う
部屋干し用の洗剤は除菌作用や消臭効果が高いものが多いので、ぜひ活用しましょう。最近は種類が豊富なので、お気に入りを見つけてみてくださいね。
柔軟剤を入れすぎない
部屋干し臭が気になるからといって、柔軟剤を必要以上に入れるのはNGです。洗濯で十分にすすぎきれず、においの原因になる可能性があります。適量を守って使いましょう。
クエン酸を使う
においを付けたくないならクエン酸がおすすめです。アルカリ性の洗濯洗剤を中和し、ふわふわに仕上げてくれますよ。
他にも除菌作用があったり、洗濯物の黄ばみを防いでくれたりと、クエン酸にはメリットがたくさんあります。試してみてくださいね。
お湯で洗う
部屋干しの嫌なにおいの原因のひとつは、落としきれなかったタンパク質汚れだと言われています。水ではなくお湯で洗濯することで、残りやすい汚れもさっぱりと落とせますよ。
お風呂の残り湯を使ったり、温水洗いモードで洗ってみましょう。
すすぎは水道水を使う
洗うときにお湯の残り湯を使うのはいいですが、すすぎに使うのはやめましょう。お湯の菌や汚れが洗濯物についてしまい、においの原因になるためです。水道水ですすいでくださいね。
換気をする
部屋干しをするときは、適度に換気も行いましょう。部屋にこもった生乾き臭や湿気を逃がさないと乾きにくくなり、カビや雑菌も増えてしまいますよ。
部屋干しにはたくさんのメリットがあるため、忙しい一人暮らしの女性にはぴったりです。少し工夫すれば乾きやすく、嫌なにおいも防げるので、取り入れてみてくださいね!