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ここだけは絶対に行きたかった、ボリビアの魔女市場【チャイ処キングのナマステな日々-73】

連載|チャイ処キングのナマステな日々
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新年明けましたね、2024年こんにちは

今年ものほほんと色んなことを書いていきたいと思います
よろしくお願いいたします

さて新年1本目のお話は

これは魔女市場に積み上げられて売られたいたものたち
何かの儀式用だと思われる

市場好きなわたくしが世界旅行出発前から
楽しみにしていた魅惑的なネーミングの市場です

南米ボリビアのラパスにあります

世界には色んな市場がありまして
青空市場日曜市場家畜市場泥棒市場
ジプシーマーケットなんてのもありました

因みにラパスには泥棒市もあって
こんな感じの大規模市場です
これはこれでおもしろい

これは同じくラパスにある泥棒市の一場面
これも泥棒市
本当に盗まれたものなのかどうかは不明

でもやっぱり「魔女市場」
もう名前だけでぞわぞわしちゃいますよね

(何せわたくしファンタジー小説も呪術系の雰囲気も好きなもので・・)

高鳴る鼓動(!)を抑えて向かうは魔女市場の通り

まずはお土産屋さんの並ぶサガルナガストリートでかわいいお土産を物色して・・

民芸品がたくさん売っています

全然関係ない話ですが、上の写真で気になるところありませんか?

帽子が濡れないようにビニールをかぶせているんですよ!
これが通常運転らしく、各地で誰も気にせず頭ビニール袋ちゃんが量産されていました

泥棒市でもたくさんいた
帽子、大事だもんね・・

タイやベトナムでも雨が降ると頭にビニール袋かぶる人たくさんいたな・・
なんで日本ではみかけないんでしょうね?

さて頭ビニール袋ちゃんの話は置いといて、

少し先にあるリナレス通りサンタ・クルス通りの交差点付近に行ってみます

そう!そこは!!!!!

この青いテント屋根の露店周辺のことを指します

わたくしが楽しみに楽しみに楽しみにしていた!
「魔女通り」です

そしてそこに連なるお店
「魔女市場」と呼びましょう

何が売っているでしょうか

規模は大きくないですがもう感激

遠目に見てもその漂うただならぬ雰囲気に飲み込まれます

く~~~何が売ってるんだろう

こういう露店としっかりした店舗とどちらもある

とじりじりと近づきますが何せ買いたいものがあるわけではないので
ちらりちらりとのぞきこみます

しっかり店舗があるお店もあるし

キオスク感覚の露店のお店もあります

しっかりお店タイプ

売っているものは呪術や信仰に使われるもの、
お茶や薬や石やろうそくなども

薬・・・・?
なんだろ・・
ヒトデとにんにく発見
唯一使い道の分かるお守りの石を購入

私たちの思い浮かべるキオスクとは全く異なります、そりゃそうだ

売っているおばちゃんたちの風情も
「魔女市場」の濃度を高めます

めちゃくちゃ素敵~!!!
でもハードル高すぎてそばに寄れない

そこにひと際目を惹くなにかが吊るされているのが見えますか?

どこのお店にもあったリャマのミイラです
(※その類のものが苦手な方は写真閲覧注意してください※)

え??嘘でしょ???
と思うかもしれませんが

きれいすぎて最初は偽物かと思った

最初見たときは本物かどうか分かりませんでしたが

よく見ると一つ一つ違う顔だったり状態が違ったりと、


似せて作られた偽物ではないことがよく分かります

なんとまぁきれいに展示されて・・・
毛がついたものと骨だけのものとありました

決してお土産用ではありません

100%検疫で止められるので絶対に買わないでください

リャマのミイラは家を建てるときに土に埋めて家内安全を祈るそうです

建てる前にその場所が家を建てるにいい場所かどうか占うという場合も

凍死した胎児を使ってできている、とのこと

ボリビアには先住民アイマラ族の人たちが住んでいます

今も土着信仰が色濃く生活に混ざっていて
人生の節目節目でその神に祈りを捧げます

その祈りに使う様々なものが売られているのがこの魔女市場ということです

私たち日本人からしたら見慣れないものばかりですが
地元の人から見たら昔から当たり前にそこにあるものなんでしょうね

色んな状態

きっと日本にもそんなものがたくさんある気がします
外国の人から見たら異様でしかないもの・・・

お正月に神社で買うお札破魔矢なんてものはそういった類のものだろうな
きっと達磨(だるま)なんかも

私の住む地域では当たり前にやられている大祓いの人形の紙を使う儀式
茅の輪くぐりなんかもそうですね

考え始めるときりがないです

もうミイラにしか目がいかなくなってしまった

ネパールに行った時にも祭事やその他儀式で見慣れないものをたくさん見ました
生きた山羊や鶏をその場で生贄にする儀式もありました

メキシコで行った「サン・ファン・チャムラ教会」では
松の葉を敷き詰めお香を焚きロウソクと鶏、卵、炭酸飲料を床に直置き
外国人のわたしにとっては異様な雰囲気

その土地その土地の大事にしている儀式を行う際に必要なものって
その場所に住む人にしかわからないですよね

そう考えると魔女市場にもなぜか親しみが湧いてくるというものです

全てが何かしらの役割をもっているんですねぇ

世界のどこにも存在している祈るということ

祈りの力の大きさ大切さを考えます

祈りは無駄なことじゃないと信じます

新年明けて悲しいニュースが飛び込みました
世界でも平和とはかけ離れたニュースが日々報道されています

祈りは力
遠いこの場所から祈っています

また書きます~!

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