春の訪れとともにやってくるくしゃみ、鼻水、目の痒み…。
花粉症を持つ私にとって、暖かくなる喜びよりも憂鬱が勝る季節です。
こんにちは、眼鏡作製技能士でカーサミサライターのあんどうです。
一年の半分は花粉との戦いの日々。
家中にティッシュを常備し、マスクとメガネの曇りに格闘しています。
ですがそんな花粉症ライフにも、意外なメリット?が隠れているのでは、最近は思うようになりました。
「花粉症あるある」に共感しながら、この春をどう乗り越えるか、一緒に考えてみませんか?
気がつけば花粉症歴30年?

私が花粉症になったのはいつからか、正確には思い出せません。
ただ確かなのは、春だけでなく秋にも、時には夏にも症状が現れること。
一年の半分は花粉のせいで体調不良が続くのではないかと思うほどです。
症状が始まると、まず目が痒くなり、涙がポロポロとこぼれます。
次に鼻がムズムズし、鼻水が止まりません。
この時点で肌荒れや蕁麻疹が出ることもあり、さらに喉の痛みや咳、頭痛、微熱まで…。
風邪と間違えそうですが、これが花粉症だからこそ厄介です。
花粉症ライフあるある
花粉症の人なら、誰もが共感するであろう「あるあるネタ」をいくつか挙げてみます。
ティッシュは家じゅうに常備
在宅ワークが始まってからは、ティッシュを持ち歩くことが減りましたが、消費量は相変わらずです。
しかも肌に優しいイイものを使うので、地味にティッシュ代がかさみます。
マスクが手放せない(でも眼鏡が曇る)
外出時は必ずマスクを着けますが、メガネが曇る問題は避けられません。
レンズに曇り止めを塗る方法もありますが、結局私はティッシュでこまめにレンズ表面の水滴を吸い取ってます。
元眼鏡屋でも、実際に行なっている対策はこんなものです…。
目をこすって後悔
メイクしていても、していなくても、つい目をこすってしまい、後悔することがあります。
特に、手加減せずにこすってしまい、貴重なまつ毛が抜けてしまった時は本当にショックです…。
花粉の「香り」が分かる

花粉自体は無臭ですが、鼻の奥にツーンとした感覚が残り、「花粉+土埃+草の匂い」が混じった独特の空気を感じることがあります。
花粉症の人には、「春の訪れ」ではなく「花粉シーズン開幕」の合図に感じられる瞬間です。
薬を飲む = 眠気との戦い
薬を飲むと、私の場合は眠気が襲ってきます(眠くならない薬もあるそうですが、それでも眠くなるのは、単に私の不摂生が影響しているのかも)。
もう、いっそのこと寝てしまったほうがいいのではと思うこともしばしば。
花粉が飛ぶ時期は休息期間だと思うことにしています(笑)。
花粉シーズンの過ごし方
花粉症と共存するための工夫や、ポジティブな捉え方についてもお話ししたいと思います。
帰宅したら衣服にブラシをかける

室内に花粉を持ち込まないように、帰宅したら衣服等に洋服ブラシをかけて、花粉や埃を落とします。
ちなみに私は、玄関先で衣服をほとんど全て脱いでしまって、シャワーに直行しています。
空気清浄機を導入

最近、無印良品のコンパクト空気清浄機を新たに迎えました。
花粉はもちろん、趣味の編み物の毛糸のホコリまでしっかり吸ってくれて、優秀です。
春は「引きこもり」が正義!
もともとインドア派なので、春は堂々と引きこもる口実に使います。
積読していた本を読んだり、ゲームを進めたり、創作活動に励んだり…。
悪くない時間どころか、充実しています。
花粉症仲間との連帯感
「今日、やばくない?」と共感し合える仲間がいると、少し気が紛れるものです。
会話のアイスブレイクにもぴったりですね(笑)。
花粉症の意外なメリット?
花粉症も、実は嫌なことばかりではありません、多分…。
マスクでスッピン隠し
「花粉症だから」という理由で、自然にマスクを着けられるので、メイクをサボれるのはちょっとした利点かもしれません(ズボラなだけですが…)。
外出を控える口実になる
今日はこの本が読みたい!と思っていた矢先に、お誘いの連絡が。
でも、「花粉がひどくて外に出られない」と言えば、たいてい「だよねー!お大事に!」と返してもらえます。
花粉症を引きこもる理由になるのも、花粉症の密かな恩恵です(笑)。
花粉と和解するべきか…
花粉症とは長い付き合いになりますので、もう「諦めの境地」です。
アウトドア派の人に比べたら、私のようなインドア派はまだマシかもしれません。
もちろん、花粉が少なくなると身体は楽になりますが、もし本当に花粉がなくなったら、生態系に影響が出るかもしれません。
そのせいで、新たなアレルギー源が登場するかも…そう考えると悩ましいところです。
とりあえず、花粉症のみなさん、辛い中でもポジティブシンキングでこの春を乗り越えましょう!