この記事では、ドライヤーが焦げ臭い原因と、対処方法について解説していきます。
こんにちは、カーサミアライターの桐里です。ズボラな性格ですが、無理なく実践できる時短なラク家事を模索して10年目!
私も以前、ドライヤーが焦げ臭いような気がしてこのまま使い続けていいのか悩んだ経験があります。
ドライヤーの寿命を長持ちさせるポイントも紹介するので、最後までチェックしていって下さいね。
ドライヤーが焦げ臭いけど、このまま使い続けて大丈夫?
先日、ドライヤーから焦げくさい臭いがしました。そのあとは特に異常はないのですが、このまま使い続けても大丈夫でしょうか?
ドライヤーが焦げ臭い原因を調べて対処しましょう。お掃除不足やコードの劣化、パーツの不具合や寿命が原因の可能性があります。
焦げ臭いまま使い続けると、ドライヤーの性能低下や最悪の場合、発煙や発火などの事故に繋がる危険性があるので注意しましょう。
ドライヤーが焦げ臭い原因は?
ドライヤーを使っていて焦げ臭い変なにおいがしてきたら、そのまま使い続けていいのか悩ましいですよね。
ドライヤーが焦げ臭い原因は何なのでしょうか?まずはその原因について解説していきます。
可能性1:ホコリや髪の毛など異物が中に入っている
ドライヤー使用中に焦げ臭いにおいがする時は、吸込口から吸い込んだホコリや吹出口にたまったホコリや髪の毛などの異物が中に入って、ヒーターで焦げている可能性があります。
ドライヤーは本体後部にある吸込口から空気を吸い込み、ヒーター部の発熱を利用して温風を発生させ、吹出口から出す仕組みです。仕組み上、空気を吸い込むときに空気中のホコリなども合わせて吸い込んでしまうのです。
焦げ臭いにおいと共に風量が弱くなっていたら、ホコリや髪の毛の詰まりが原因の可能性が高いでしょう。
また、吹出口に異物が詰まっている場合は温風が上手く排出されず内部に熱がこもり、焦げ臭いにおいがすることがあります。
コードが劣化している
ドライヤーが焦げ臭いと本体に原因があると思われがちですが、コードの異常が原因である可能性も考えられます。
特にコードを本体に巻き付けて収納していると、コードの根元が折れ曲がってしまい断線しやすく危険です。
見た目に変化がないとしてもコード内部で断線している可能性もあります。使用中に焦げ臭いにおいがする時は、コードがねじれていないか確認してみましょう。
内部パーツに不具合が生じている
ドライヤーは消耗品なので、使い続けるうちに内部パーツが劣化してくることがあります。
内部パーツの劣化もドライヤーが焦げ臭い原因になることもあるので、覚えておくと良いですよ。
内部パーツの不具合や劣化は、防ぎようがない場合もありますが、ドライヤーを長持ちさせるために意識すると良いポイントがあります。後程詳しく解説していきますね。
ドライヤーが焦げ臭い時の対処方法
ドライヤーが焦げ臭い原因は分かりましたが、焦げ臭い時にすぐやるべき対処法はあるのでしょうか?
ここでは、ドライヤーが焦げ臭い時の対処方法を解説していきます。
ドライヤーの吸込口、吹出口のお掃除をする
ドライヤーが焦げ臭いことが気になったら、まずは吸込口、吹出口のお掃除をしてみましょう。
性能の低下を防ぎ、ドライヤーを安全に使うために、メーカー側からも月に1回以上のこまめなお手入れが推奨されています。
ただし、お手入れの際に自分で分解するのは、発火や異常動作などの原因となり危険なのでやめましょう。
また、下記の方法でお手入れしても内部のホコリや髪の毛が取り除けない場合は、メーカーや販売店に相談しましょう。
吸込口のお掃除方法
①電源スイッチをOFFにして、電源プラグを抜く
②表面についたホコリや髪の毛などをティッシュや歯ブラシなどで取る
③内部にホコリがついている場合は、掃除機で吸い取る
吹出口のお掃除方法
①電源プラグをコンセントに差し込む
②冷風が出るように電源スイッチや切り替えボタンを押す
③網目につまったホコリや髪の毛などを綿棒でかき出しながら冷風で飛ばす
メーカーや家電量販店に修理を依頼する
ドライヤーのお掃除をしても焦げ臭いにおいが改善されず、原因が分からない時はメーカーや家電量販店に修理を依頼しましょう。コードが劣化していたり、内部パーツに異常がある可能性があります。
既にコードが断線・損傷している場合は、感電・やけど・ショートによる火災の原因となることがあり、使い続けるととても危険です。
また、特に購入から1年以内など、買って間もない時期に焦げ臭いにおいがした場合は、内部パーツに初期不良があった可能性があります。早めに連絡をし、修理を依頼した方が良いでしょう。
ドライヤーが焦げ臭くなる前に…長持ちさせるポイント
ドライヤーの寿命は平均的には3~4年だと言われています。
ドライヤーに使用されているモーター部分が約130~140時間ほどで寿命を迎えるため、例えば1日1回5~7分使用した場合に3~4年程度で寿命を迎える計算です。
ドライヤーの寿命、意外と短くてビックリですよね…!
モーターの寿命はある程度仕方ないですが、他の原因でドライヤーの不具合が起きないように長持ちさせるポイントを解説していきます。
月に1回程度、こまめにお掃除する
ドライヤーが焦げ臭い時の対処方法の項目でも記載したように、ドライヤーの吸込口、吹出口などのお掃除を月に1回程度行いましょう。
コードに負担をかけないように気を付ける
コードの劣化もドライヤーの寿命を縮める原因になります。コードは本体に巻き付けず、緩めにまとめて収納して負担をかけないように気を付けましょう。
ドライヤーのコードを劣化させないおすすめの収納方法については、下記の記事で詳しく解説しているので、よかったら参考にして下さいね。
湿度の低い場所に収納する
高温多湿の場所はモーター故障の原因になりやすいので、ドライヤーは湿度の低い場所に収納するようにしましょう。
洗面所の引き出しなどに収納している方も多いかと思いますが、洗面所は浴室からの湿度が届きやすいため、あまり好ましくないそうです。
換気ができ、湿度が低い場所に収納するようにしましょう。
冷風にしてから電源を切る
ドライヤーを使い終わる前に、冷風で内部のモーターを冷やしてから電源を切ると良いそうですよ。冷やすことで、モーターへの負担を軽減でき消耗を抑えることができます。
参考サイト:
ヘアドライヤーの使用中に、焦げ臭いにおいがするときは – ヘアーケア – Panasonic
ヘアドライヤーのお手入れは(吸込口・吹出口など) – ヘアーケア – Panasonic
- Qドライヤーが焦げ臭い原因と、対処方法は?
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ドライヤーが焦げ臭い原因は、ホコリや髪の毛など異物が中に入っている、コードが劣化している、内部パーツの不具合などの原因が考えられます。
吸込口や吹出口のお掃除を行い、それでも改善されない場合はメーカーや家電量販店に修理を依頼しましょう。