ハンバーグの失敗しない焼き方!焦がさず、中までしっかり焼くコツは
ハンバーグは加熱不足だと、食中毒を引き起こしてしまう可能性があります。かといってしっかり加熱しようと焼きすぎると焦がしてしまったり…、上手に焼くのって、意外と難しいですよね。今回は、失敗しないハンバーグの焼き方のポイントをご紹介します。ハンバーグもお肉のため、加熱が足りないと食中毒を引き起こす可能性があります。しかし、見た目では火が十分通っているかを判断できないので、注意してくださいね。ジューシーさを保つために加熱時間を短くしたり調理温度を低くしたりしたくなるかもしれませんが、それでは内部まで火が通らず食中毒になる可能性があるんですよ。食中毒を防ぐためには75度以上を1分以上継続する必要があります。しかし加熱にともなう見た目の変化は、60度と75度のときでは大きな違いはないんです。加熱が不十分でも、しっかりと火が通っているように見えてしまいます。そのため焼き色だけでは、食中毒菌を殺菌できたかどうか判断することはできません(出典:食品安全委員会ホームページ)。このように、ハンバーグの調理には注意が必要ですが、以下を3点に気をつければ安全においしく焼けるでしょう。最も大切なのは、フタをすること。弱火でフタをせずに調理し続けると、1時間焼いても中心温度が50度以上には上がりません。一方でフタを使用すると熱が逃げないので、短時間で加熱ができます。ハンバーグのレシピには「両面に焼き色をつけてからフタをする」と書かれているものもありますが、しっかりと火を通すためには、早い段階でフタをした方がいいでしょう。もし食材の内部温度を測る機器を持っているなら、測りながら調理すると安心です。持っていない場合は、肉汁の色で判断してみてください。竹串をグッとさし込み、出てきた肉汁が透明なら十分に火が通っている証拠です。肉汁に赤みがあるときは、加熱が足りないので注意しましょう。調理後すぐに食べないときは、早めに火を止めて余熱を利用するのもいいですよ。この場合も、食べる前に竹串をさして肉汁の色をチェックしましょう。十分火が通っていることを確認してから食べてくださいね。