今回は、ヨガをするときにメガネをかけたままでも大丈夫?という疑問にお答えし、メガネがヨガの邪魔にならない方法を解説します。
こんにちは。カーサミアライターで眼鏡作製技能士のあんどうです。
リラックスするためにヨガをするのに、メガネが気になって集中できなかったら本末転倒ですよね。
メガネが欠かせない方でも、快適にヨガを楽しめるヒントをご紹介しますので、最後までチェックしてくださいね。
メガネをかけたままでヨガ、どんなときに困る?
メガネをかけたままヨガをしてはいけない、という決まりはありませんが、邪魔になるのは確かですよね。
では、メガネをかけたままヨガをすると、どんなときに困るのでしょうか。
メガネがずり落ちる
うつ伏せや逆さになるポーズを取ったり、汗をかいたりすると、メガネがずり落ちることがあります。
メガネが外れそうになると集中が途切れる上、気になって体が強張ると、ヨガの効果が薄れる可能性があります。
メガネのレンズが曇る
メガネの内側と外側の温度差が大きくなると、結露が起きてレンズが曇ります。
ホットヨガなど高温多湿の環境で曇りやすいのはもちろんですが、おうちヨガでも体温が上がるとレンズが曇るのはよくあること。
レンズが曇ると視界がぼやけます。
タブレットやスマホでヨガの動画を流しているのに、見えない!となりかねません。
メガネが当たって邪魔になる
うつ伏せになるポーズをしたときにメガネがマットに当たるなどすると、邪魔になるだけでなく、顔がフレームに圧迫されて痛みが生じることも。
また、圧迫はメガネが傷む原因にもなります。
ヨガを楽しむために選ぶべきメガネと対策はコレ!
メガネユーザーでもストレスなくヨガを楽しむために、選ぶべきメガネと対策をご紹介します。
きちんと調整されたメガネ
顔と頭の形にピッタリとメガネを調整(フィッティング)するだけで、安定感は段違い。
きちんと調整されたメガネなら、激しい動きやポーズを取った際にも、メガネがずり落ちるのをある程度防げます。
メガネを作るときに、納得がいくまで調整してもらいましょう。
ただし、顔や頭の形は人それぞれです。
フレームの形状によっては、調整してもうまくフィットしない場合もあります。
可能であれば、フレームを選ぶ段階からお店の人に相談して、耳や鼻にかかる力が均等に分散されるデザインを選んでください。
また、購入してしばらく経っているメガネを、メンテナンスを兼ねて調整してもらうことも大切です。
曇り止めレンズを使用したメガネ
曇り止めコーティングを施したレンズを使用したメガネなら、ヨガの最中にメガネが曇る問題を解決できます。
ですが、曇り止めレンズは高価で取り扱いにも注意が必要ですので、代わりに曇り止めアイテムを使用するのがおすすめです。
筆者のおすすめは「ソフト99コーポレーション くり返し使えるメガネのくもり止めクロス 3枚」。
繰り返し使えるクロスタイプなので、メガネの汚れも拭き取れて、曇り止め効果も付与できて一石二鳥です。
スポーツ用メガネ
激しく動く場面でも、快適に使用できるよう設計されたスポーツ用メガネは、ヨガにも向いています。
弾力のある素材が使われているフレームが多く、メガネがマットに当たっても顔が圧迫されにくいなどのメリットがあります。
耐久性も高く、一般的な素材のメガネフレームと比べて多少の衝撃にも耐えられます。
アクティブシーン用に、1本持っておいて損はありませんよ。
スポーツ用ストラップ
スポーツ用ストラップをフレームに取り付ければ、メガネを顔にしっかりと固定できるので、メガネがずり落ちるようなポーズを取る時にも安心です。
わざわざヨガ用にメガネをつくるのはちょっと…という人におすすめです。
おうちヨガなら、メガネを外すのも手
おうちヨガの場合、どうしてもメガネが邪魔に感じるのであれば、裸眼視力にもよりますが、いっそメガネを外すのも手です。
何度も繰り返しているポーズなら自然と体が動きますし、視界が少しぼんやりするくらいの方が集中できることもあります。
おうちヨガなら、慣れた場所なのでどこに何があるかもわかるので安心です。
ただし、外したメガネをうっかり踏んで壊したり、全く見えないのに無理をして怪我をしたりしないように気をつけてくださいね。
- Qメガネをかけたまま、ヨガをしてもいい?
- A
メガネをかけたままヨガをしても問題はありません。
ですが、ヨガの最中にメガネがずり落ちたり、レンズが曇ったり、ポーズによってはメガネで顔が圧迫されたりで、ヨガに集中できないことも事実です。
そんなときはきちんと調整されたメガネやスポーツ用メガネ、レンズの曇り止めアイテムなどを使用して、諸々の悩みを解消しましょう。