この記事では、サングラスの寿命と買い替えを考えるタイミングについて解説します。
こんにちは、カーサミアライターで眼鏡作製技能士のあんどうです。
サングラスは度無しで使用することが多く、お気に入りをずっと愛用している方もいらっしゃると思いますが、実はサングラスにも寿命があります。
サングラスは夏だけでなく、目の保護のため一年中使うアイテムですので、最後までチェックしてくださいね。
サングラスの寿命とは
サングラスの寿命は約2〜3年。ですが取り扱い方や素材によって変わります。｜イメージ画像：写真AC
フレームやレンズの経年劣化によるサングラスの寿命は、一般的に約2〜3年程度が目安とされています。
ですがメガネと同様で、丁寧に扱えば5年、10年使えることもあり、使用頻度や取り扱い方、素材によって異なるというのが実際のところ。
ただ、サングラスは視力矯正に必要なメガネとは異なり、車のダッシュボードに入れっぱなしにしたり、ケースに入れずにそのままカバンに入れたり、頻繁にかけ外し（しかも片手で！）したりといった使い方をする方もいます。
すると平均寿命を待たずに、サングラスが変形したりレンズが傷だらけになったりすることも。
サングラスもメガネと同じようにお手入れしたり、大切に扱ったりすることで長持ちしますよ！
メガネの寿命について、こちらで詳しく解説しています。
お手入れ方法はこちらを参考にしてください。
サングラスの買い替えを考えるポイント
こんな状態のサングラスは買い替えを検討しよう！というポイントを解説します。
レンズの劣化
サングラスのレンズのコーティングの寿命はメーカーによって差がありますが、約2〜5年です。
その寿命を待たずとも、レンズに傷がついていたり、高温の環境に放置してコーティングがひび割れたりしていると、肝心のUVカット効果が損なわれます。
レンズについた傷やコーティングの劣化の修理は不可能です。
傷で光が乱反射すると目が疲れたり視界不良を起こしたりする可能性もあるため、レンズだけ交換するか、丸々サングラスを買い替えることをおすすめします。
フレームの不具合
フレームに変形やひび割れが見られる場合は、フィット感が悪いだけでなく安全性にも問題ありです。
特に屋外スポーツなどアクティブシーンで使用するサングラスは、環境の影響を受けて傷みが早いことも。
活発に動いている最中や運転中にサングラスが壊れて外れると、怪我や事故を引き起こす恐れもあります。
常にフレームの状態に注意して、異変を感じたらすぐに買い替えを検討してください。
度入りの場合は見え方の違和感
サングラスを度入りで使用している方は、見え方に違和感を感じたら視力チェックを受けてください。
度数が変わっている場合は、レンズの交換または買い替え時です。
「2年に一度はメンテナンスも兼ねて、度数に変わりがないか確認する」くらいのスタンスでいると、サングラスも長持ちしますし、安心して使用を続けられますよ。
- Qサングラスの寿命と買い替えを考えるタイミングは？
- A
一般的にサングラスの寿命は約2〜3年程度が目安です。経年劣化でフレームの耐久性が低下したり、レンズが劣化してUVカット効果が損なわれたりします。しかし、実際には使用頻度や手入れの仕方によって寿命は変わります。
サングラスの買い替えを考えるポイントは、レンズの傷やフレームの不具合、度入りの場合は見え方の違和感です。
