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メガネ長持ちなお手入れ方法、知ってた?寝る前にこれだけやってみて!

掃除・洗濯・お手入れ
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メガネユーザーのみなさんにお尋ねします。最後にメガネのお手入れをしたのはいつですか?

寝る前に枕元にメガネを置いて、翌朝目覚めたらそのまま顔にオン。その習慣、メガネの寿命を縮めてしまってます…!

こんにちは!認定眼鏡士でカーサミアライターのあんどうです。女性の眼鏡ライフに役立つ情報を発信しています。

今回はお気に入りのメガネを少しでも長く使えるように、おうちで簡単にできるメガネの洗浄方法とお手入れグッズを紹介します。

ピカピカのメガネで過ごすと気持ちがいいですよ♪毎日の習慣に取り入れてくださいね!

あんどう
あんどう
教えてくれたのは…

インドアフリーライター。
眼鏡作製技能士1級(旧・認定眼鏡士SS級)です。眼鏡ショップ・コンタクトレンズショップに勤務経験あり。
読書、映画鑑賞、ハンドメイドが趣味。

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知らないと後悔!こんなメガネのお手入れはNGです

メガネについた汚れを放っておくと、レンズやフレームが劣化が早まります。メガネを長持ちさせるには、外したらすぐお手入れ!が鉄則です。

しかし!やればやるほどメガネの寿命を縮めてしまう、NGお手入れも存在します。

正しいお手入れ方法を解説する前に、知らないと後悔するメガネのお手入れNG例を紹介します。

ホコリや花粉をつけたままレンズを拭く

メガネに汚れがついてしまったら、クロスで拭く。これ、正しいようで実はちょっぴり危険なんです。

レンズにホコリや花粉などの汚れがついた状態でクロスで拭き上げると、レンズ表面と汚れが擦れ合って、キズやコーティング剥がれの原因になります。

女性の場合、マスカラの繊維やアイシャドウのラメなども要注意。ゴシゴシ擦ってしまうと、目に見えない細かいキズができてしまいます。

レンズの汚れは曇りの原因にもなるので、メガネをする時は少し控えめなメイクにするといいですね。

お湯で洗う

気になるメガネの皮脂汚れ、お湯で洗った方がきれいに取れる気がしますよね。

残念ながら、メガネをお湯で洗うと、レンズが膨張してコーティングにひび割れができてしまうので、絶対にいけません。

フレームも熱に弱い素材が多く、お湯をかけると変形や変質などさまざまな劣化の原因に。メガネを洗う時は常温の水道水を使ってくださいね。

メガネをお湯で洗ってしまった!40℃くらいのお風呂のお湯なら大丈夫?
今回は「いつもお風呂で眼鏡を洗っていましたが、良くないことだと知りました。40℃くらいのお湯で、熱湯ではないのですが、大丈夫でしょうか…?」という質問に、眼鏡作製技能士の筆者が回答します。メガネは通常、ぬるま湯で洗うことが推奨されています。よって、理論上は30℃〜40℃くらいのお風呂のお湯であれば、メガネを洗っても問題はありません。とはいえ、レンズやフレームの素材によっては40℃のお湯でもダメージを受け、劣化が早まる可能性があります。一度や二度くらいなら大丈夫だと思いますが、メガネを長持ちさせたいならお湯で洗わない方が無難です。また、お湯で洗うこと以上に、お風呂場で気をつけていただきたいのが、ボディソープ(石けん)や入浴剤です。酸性やアルカリ性の石けんなどでメガネを洗ったり、うっかり付着させたりすると、レンズのコーティングが剥がれる原因になります。入浴剤入りのお湯も、酸性やアルカリ性になっている場合があります。お風呂へのメガネの持ち込みは、そもそも避けた方がよいでしょう。さて、メガネをお湯で洗い続けた結果、レンズの表面がうっすらひび割れたり、フレームが変色したり色褪せたり、変形してかけ心地が悪くなったりしてきたときは、どうすればいいのでしょうか。残念ながらレンズの傷みは修理できないため、新しいレンズに交換するしかありません。フレームもちょっとした変形なら眼鏡店で直せる場合もありますが、熱で素材自体が変質してしまっている場合は、修復が不可能なことが多いです。いずれにせよ、自分でなんとかしようと手を加えると状況がより悪くなるので、まずは眼鏡店に相談することをおすすめします。メガネを長持ちさせる正しいお手入れ方法は、以下の手順です。1.水道水でレンズについたホコリや汚れをさっと洗い流す。2.中性洗剤を薄めたものや専用のクリーナーで汚れを落とす。3.再び水で洗い流す。4.ティッシュなどで水気をしっかり拭き取る。5.メガネ用クロスで優しく拭き上げる。お気に入りのメガネと少しでも長く一緒にいられるように、正しいお手入れ方法を守ってくださいね。

アルカリ性・弱アルカリ性の洗剤で洗う、アルコールで拭く

アルカリ性・弱アルカリ性の洗剤やハンドソープは、レンズ表面のコーティングを傷めてしまい、剥離の原因になるので使ってはいけません。

何かと除菌したくなる昨今ですが、消毒用アルコールでメガネを拭くのも絶対にNGです!メガネのレンズやフレームを劣化させてしまいます。専用のクリーナーを使いましょう。

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メガネが長持ちする、正しいお手入れの方法

メガネも正しい手順でお手入れすることで長持ちします|イメージ画像:写真AC

ここからは、正しいメガネの洗浄方法を紹介します。

お手入れが習慣化すれば、お気に入りのメガネが長持ちすること間違いなしです。とっても簡単なので、これを機にマスターしてくださいね!

1.水道水でホコリや花粉を流す

いきなりクロスでレンズを拭くのではなく、まずは常温の水道水でメガネに付着したホコリや花粉などの汚れを洗い流します。

この作業をするだけで、レンズを拭く時に汚れが擦れて傷つけてしまうのを防げますし、ちょっとした汚れなら十分落とせます。

2.しつこい汚れには薄めた中性洗剤を使う

皮脂汚れやメイク汚れなどの水では取れない汚れは、中性洗剤を薄めたものをレンズ片面に1滴落として、指でやさしく馴染ませてから、水道水でしっかり洗い流します。

レンズだけではなくフレームの汚れが気になる時にも効果的です。

ただし、鼻パッドの変色は落ちない場合があります。そんな時は、購入したお店に相談して鼻パッドを交換してもらいましょう。

3.ティッシュで水気を軽く取る

メガネを洗浄したら、レンズを拭く前にティッシュで全体の水気を拭き取ります。

特にテンプル(ツル)の留め具など、金属パーツが使われている部分を濡れた状態で放置すると、緑青(サビ)が発生しやすくなります。しっかりと拭き取ってくださいね。

4.メガネクリーナーで仕上げ

メガネクリーナーを塗布すると除菌消毒にもなりますよ|イメージ画像:写真AC

仕上げには、メガネレンズ用クリーナーを使います。

左右両方のレンズの片面にクリーナーをワンプッシュずつ噴射して、指でレンズ両面に塗り広げます。

レンズ両面にクリーナーが馴染んだらティッシュで拭き取って、きれいなクロスで拭き上げたらお手入れ完了です!

おすすめは、除菌もできるメガネレンズ用クリーナー「プラクリーン」です。除菌効果だけでなく、汚れをつきにくくする効果があってとても便利です。

しっかりお手入れする余裕がない時は、中性洗剤で汚れを落とす手順は省いてクリーナーだけでもOK!常備しておくと安心ですよ。

メガネケースに収納する

メガネケースに収納する時はレンズ表面を下にするのがポイント|イメージ画像:写真AC

メガネのお手入れはバッチリ。これで安心♪と、メガネをそのまま枕元に置くのはNGです!

メガネを使わない時は、必ずメガネケースに収納してください落として傷つけたり踏んづけたりといった事故が防げますし、ホコリの付着も防止できます。

収納するときは、レンズが傷つかないように表面が下になるように収納するのがポイントです。

一日の終わりには、メガネは想像以上に汚れています。そのまま放っておくと寿命が縮まりますし、メガネが汚れているとカッコ悪いので、こまめに洗浄してきれいな状態を保ちたいものです。

最初は手間のように感じますが、慣れればメガネのお手入れはとっても簡単です。

お気に入りのメガネと少しでも長く一緒にいられるように、寝る前のルーティンにメガネのお手入れも取り入れてみてくださいね!

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