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電子レンジで爆発・発火する食べ物は?レンチンが危険な食材8選

自炊・料理
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電子レンジで卵を加熱すると爆発する可能性があるのは有名な話だと思いますが、他にも電子レンジで加熱すると危険な食べ物が結構あるってご存知でしたか?

こんにちは、カーサミアライターの桐里です。過去に電子レンジで卵を爆発させたことや、カレーを温めすぎて中身が飛び散り、掃除が大変だった経験をしたことがあります…。

この記事では、電子レンジで爆発・発火する危険性のある食べ物リストについて紹介していきます。

桐里もえ
桐里もえ
教えてくれたのは…

インテリアと読書が好きなフリーライターの桐里です。
時短家事コーディネーター Basic資格所有。

ズボラな性格ですが、最新家電やプチプラ便利グッズを活用して、無理なく実践できる時短なラク家事を模索すること10年以上。
この経験を活かして、一人暮らし女性に役立つ情報をシェアしています。

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電子レンジで危険な目に合わないために、知っておいて欲しい内容です。是非チェックしていって下さいね。

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電子レンジで「爆発リスク」のある食べ物リスト

時短調理に便利な電子レンジですが、加熱すると危険な食べ物が結構あります(筆者撮影)

電子レンジは電波で食材を加熱していますが、電波の影響を受けることで上手く加熱できない、もしくは加熱しすぎてしまう食材があります。

こうした食材をレンジで加熱すると食材が爆発し、最悪の場合はレンジが故障したり破損してしまうかもしれません…!

例えばウインナーなど皮や被膜に覆われている食べ物をそのまま加熱すると、皮や膜の内部に水蒸気が溜まり爆発してしまう可能性があります。

ここでは、電子レンジで加熱すると破裂する可能性があり危険な食材について紹介します。有名なものから、意外と知らないものもあるかもしれません。

レンジで爆発する食材具体例
生卵、ゆで卵
薄い皮や膜に包まれている食材ウインナー、トマト、明太子、イカなど
殻付きの食材栗、銀杏など
飲み物コーヒー、豆乳など
とろみのある液体 みそ汁、カレー、シチューなど
厚みのある塊状のお肉豚の角煮、鶏もも肉など

それぞれの破裂を防ぐ為の対処法はこのあと順番に紹介しますので、是非この機会に確認していって下さいね。

殻付き卵やゆで卵をそのままレンジで加熱するのはNGです(筆者撮影)

卵は電子レンジで加熱すると危ないことが有名な食材だと思います。殻付きの卵や割り落した生卵・ゆで卵も破裂する可能性があるため、電子レンジで加熱すると危険です。

実際に卵をレンジで加熱した方の事例

下記は、ゆで卵が加熱不足だったため「卵の殻をある程度割ってからレンチンした」という方のX(旧Twitter)のポストです。爆発の威力が分かりますね。

このように、卵を電子レンジで加熱することは、大変危険です。

卵を電子レンジで加熱したい場合は…

卵を電子レンジで加熱したい場合は、中身を耐熱容器に割りほぐすか、爪楊枝などで黄身に数か所穴を開けてから少しずつ加熱するようにしましょう。

薄い皮や膜に包まれている食材(ウインナー、トマト、明太子、イカなど)

破裂する可能性があるので、薄皮に包まれている食品をそのままレンジで加熱するのは危険です(筆者撮影)

薄い皮や膜に包まれているウインナーやトマト、明太子、イカなどをそのまま電子レンジで加熱すると破裂する可能性があるので危険です。

電子レンジで温められた水分が水蒸気となって、薄い皮や膜の中に溜まっていき圧力が上がり破裂してしまうことがあるからです。

加熱中に破裂しなくても、電子レンジから取り出したあとに破裂する可能性もありますので、十分注意しましょう!

これらの食品を電子レンジで加熱したい場合は、破裂を防ぐ為に水蒸気の出口を作ってあげる必要があります。ウインナーには切り込みを入れる、トマトは切り分ける、など対処をすると破裂を防ぐことができますよ。

殻付きの食材(栗、銀杏など)

殻付きの栗や銀杏などを、殻が付いたままレンジで加熱しないようにしましょう(筆者撮影)

栗や銀杏などの殻付きの食材も、薄い皮や膜に包まれている食材と同じ理由で殻の中に水蒸気が溜まり破裂する可能性があるのでレンジ加熱は危険です!

殻付きの食材を電子レンジで加熱する場合は殻をむくか、殻に切れ目や穴を開けて水蒸気の出口を作ってから加熱するようにしましょう。

飲み物(コーヒーや豆乳など)

実は飲み物の温めにも注意が必要です。様子を見ながら少しずつ加熱しましょう|イメージ画像:写真AC

コーヒーや豆乳など飲み物を電子レンジで加熱する際にも注意が必要です。
その理由は、液体を温めると突然爆発するように沸騰する「突沸(とっぷつ)」という現象が起こる可能性があるからです。

液体の温度が沸点に達すると沸騰しますが、電子レンジのように静かに加熱されるときには、沸点を超えても沸騰が起こらず、熱が溜まっていく過加熱状態になっていることがあるんです。

この状態で、容器を動かす、スプーンを入れる等の何らかの刺激が加わると「突沸」が起こり、高温の液体が周囲に飛び散って火傷する可能性もあり、大変危険です!

「突沸」の危険性が分かる動画を、東京都が出しているので、リンクを貼っておきますね。

電子レンジでの突沸を防ぐ為に、飲み物をレンジで温める場合は加熱時間を短めに設定して、様子を見ながら少しずつ加熱するようにしましょう。
もし加熱しすぎてしまった場合は、少し時間をおいてから取り出すようにしましょう。

とろみのある液体(みそ汁、カレー、シチューなど)

多めに作ったハヤシライスなどを翌日に食べる際に、レンジで加熱しがちですが注意が必要です(筆者撮影)

カレーやシチュー、ハヤシライスやデミグラスソースなど、粘度の高いドロッとした液体やみそ汁などを電子レンジで加熱した場合も、突沸現象が起こる可能性があります。

とろみのある液体を電子レンジで温める場合は、かき混ぜながら様子をみて少しずつ温めるようにしましょう。

また、突沸の事故は電子レンジだけでなく、IHコンロやガスコンロなどでも起きています。コンロでみそ汁やとろみのある液体を加熱するときにも、火力を弱めにして、よくかき混ぜながら加熱しましょう。

カレーの温め方については、下記記事もご参照ください。

カレーの温め方、電子レンジで加熱ムラを防ぐ方法は?ラップは必要?
カレーを一度にたくさん作って、冷蔵・冷凍保存したとき、どのように温め直していますか?保存容器のまま適当にレンチンすると、ぬるくて美味しくない上に、食中毒の原因になる恐れも…。今回は、カレーのおすすめの温め方と、電子レンジでもしっかり加熱するポイントをご紹介します。カレー好きのみなさん、ぜひ参考にしてください。カレーの温め方で、一番のおすすめは鍋です。冷蔵保存していた場合はそのまま、冷凍保存していた場合は冷蔵庫で自然解凍してから鍋に移し、加熱します。弱火でゆっくりかき混ぜながら、カレー全体にしっかりと火を通してください。また、カレーを「湯煎もできるビニル袋」に入れて冷蔵・冷凍保存していた場合は、そのまま湯煎にかけて温めることができます。中が熱々になるまで、しっかり加熱しましょう。電子レンジでの温めについては、加熱ムラが起こりやすいという弱点があります。食中毒の原因となるウェルシュ菌には、約55℃で繁殖するという性質があるため、中途半端な加熱では増殖を助長してしまう可能性も…。しかし電子レンジでも、しっかり加熱する手立てはあります。食品安全委員会の発表している「電子レンジによる加熱の特性(カレー)」についての実験の結果を元に、電子レンジでも加熱ムラを極力防ぐ、カレーの温め方を解説します。実験は常温のレトルトカレーで行われているので、冷蔵・冷凍していたカレーだと、さらに加熱に時間がかかることが予想されますが、参考にしてくださいね。実験結果1.容器の形とラップの有無:容器の形で加熱ムラの起きやすさに大差なし。ラップ(蓋)はあった方が、少しだけ中心部が温まりやすい。が、実験のたびにバラツキが生じたそうです。また、小分けにして温めても加熱ムラは改善されませんでした。実験結果2.加熱途中でのかき混ぜかき混ぜて再加熱を繰り返す温め方は、加熱ムラ改善に有効でした!実験結果3.ご飯と一緒に盛り付けての温め:保存していたご飯もどうせ温めるなら、カレーをかけた状態で一緒に温めたくなりますが、しかし同時に温めるのは、加熱ムラの原因となります。カレーライスでお馴染みの半月型盛りは、ご飯全体とカレーの縁の部分は早く温まるのに対して、カレーの中央部分は4分間加熱しても50℃近くにしかならず。半月型以外にも5種類の盛り付け方が実験されましたが、どの盛り付け方の結果も、カレー自体の温度差が小さくなることはありませんでした。ご飯自体の再加熱後の温度差は非常に小さく、比較的短時間で温まるのに対して、カレーが温まるのは遅く加熱ムラが起こりやすいので、加熱時間を増やしても、ご飯とカレーの温度差は広まるばかりでした…。電子レンジでカレーを温めるなら、容器にラップ(蓋)をして、時々取り出してかき混ぜながら加熱すること。ご飯と一緒に温めると温度差と加熱ムラが大きくなるので、分けて温めましょう!…となると、もう全然お手軽じゃないですよね。本当は鍋を使うのが良いのですが、ズボラ女子的には、洗い物が少ない「湯煎」が一番おすすめです!

厚みのある塊状のお肉(豚の角煮、鶏もも肉など)

肉類は基本的には電子レンジで加熱できます。

しかし、厚みのある塊状の肉(豚の角煮、鶏もも肉など)は、表面ばかり温まり内側の水分が逃げられない状態になるため、加熱しすぎると破裂する可能性があります。

破裂まではいかなくても加熱ムラが起こりやすく、生焼け状態になってしまう可能性があるため、電子レンジ調理には適しません。
コンロ調理や湯せん調理の方が確実で安全です。

しかし、厚みのある塊状のお肉をどうしても電子レンジで温めたい場合は、フォークなどで数か所穴を開けて、ラップをふんわりかけて様子をみながら少しずつ加熱しましょう。

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電子レンジで「発火リスク」のある食べ物リスト

続いて、電子レンジで加熱すると発火リスクのある食材について紹介していきます!

水分量の少ない食材のレンジ加熱は、発火する危険性があるので注意が必要です。

レンジで発火しやすい食材具体例
水分量の少ない野菜いも類、かぼちゃ、にんじんなど
乾燥した食材鷹の爪、ドライフルーツなど

発火を防ぐ為の対処法も合わせて紹介しますね。

水分量の少ない野菜(いも類、かぼちゃ、にんじんなど)

さつまいもの下ごしらえをレンジでする場合も注意が必要です(筆者撮影)

さつまいもなど水分量の少ない野菜を電子レンジで加熱しすぎた場合、水分が蒸発してなくなって温度だけが上がってしまうことで、焦げて発火する恐れがあります。

とはいえ、火の通りにくいさつまいもやかぼちゃ等は下ごしらえで電子レンジを使いたい場合もありますよね。

水分量の少ない野菜を電子レンジで加熱する場合は、少量の水と一緒に耐熱容器に入れるようにしましょう!

乾燥した食材(鷹の爪、ドライフルーツなど)

鷹の爪は辛み成分の影響もあり、発火のリスクが高く危険です(筆者撮影)

鷹の爪やドライフルーツなどの乾物は、食材に水分がほぼないため電子レンジで加熱しすぎると発火する恐れがあります。

特に鷹の爪にはカプサイシンという辛み成分が含まれており、加熱すると発火する危険性が更に高まります。電子レンジには入れないようにしましょう。

また、ドライフルーツの中でもレーズンは、原料のブドウが薄い皮に包まれており水蒸気が内部に溜まりやすく、破裂・発火する危険性が高いため注意しましょう!

参考サイト:電子レンジでの突沸に注意!|東京くらしWEB
電子レンジで注意が必要な食品・食材は? – Panasonic

Q
電子レンジで爆発・発火する食べ物は?
A

電子レンジで爆発する可能性のある危険な食材は、卵だけでなくウインナーや明太子など薄い皮や膜に包まれている食材、栗や銀杏など殻付きの食材、カレーやシチューなど粘度の高い液体、厚みのある塊状のお肉などがあげられます。

また、さつまいもやかぼちゃなど水分量や少ない野菜、鷹の爪やドライフルーツなど乾燥した食材は発火のリスクがあります。

電子レンジ調理に適さない食材や、注意が必要な食材を覚えておいて、安全に調理できるようにしましょうね。

電子レンジに入れてはいけないものとは?危険な容器や食器、8選
電子レンジは火を扱わないキッチン家電のため、一見安全なようですが、正しい使い方をしないと思わぬ事故、電子レンジの故障や発煙・発火に繋がってしまうこともあります。この記事では、電子レンジに入れてはいけないもの、危険な容器や食器7選を紹介します。電子レンジを安全に扱うために、そもそも電子レンジの仕組みをおさらいしておきましょう。電子レンジのエネルギー源は電波で、食品に含まれている水の分子などを振動させて食品全体を温めます。器を温めずに中の食品だけを加熱することができるのは、電波の性質を上手に利用しているからなんですね。続いて、一般的に電子レンジに入れてはいけない容器8選をご紹介します。お使いの電子レンジの取扱説明書にも「使える容器・使えない容器」について記載されていると思うので、迷った時は確認してみて下さいね。1.金属容器やアルミホイル:金属やアルミホイルは電子レンジが発する電波を反射するので、入れてはいけません。金属容器やアルミホイルを電子レンジで加熱すると、火花が発生しレンジの故障や火事の原因になってしまいます。2.耐熱性のないプラスチック容器:耐熱温度140℃未満のプラスチック容器(ポリエチレン、スチロール樹脂、メラミンなど)を電子レンジで使用すると高温になり、溶けたり変形したりするので使えません。容器は大丈夫でも「蓋はNG」のものもありますのでしっかり表示を確認しましょう。3.紙皿や紙コップ:紙製の容器を電子レンジに入れて加熱すると、焦げたり発火したりすることがあり危険です。4.木製容器:お弁当箱として人気の曲げわっぱなどの木製容器は、電子レンジで加熱するとひび割れが起こる可能性があるため使用できません。5.漆器類:汁椀などの漆器類も、基本的には使用NGです。ただ最近では、特殊な樹脂と塗料を使った「電子レンジ対応」の漆器も登場しています。6.耐熱性のないガラス容器:カットガラスや強化ガラスも溶けたり割れたりする可能性があり、危険です。ただしこちらも、最近では耐熱性があり「電子レンジOK」の表示があるものも登場しています。7.ホーロー容器、ホーロー鍋:おしゃれで丈夫なホーロー素材ですが、金属が使われているため、電子レンジに入れるのはとても危険です。ホーロー容器に入っているものを温めたい場合は、直火やオーブン機能を利用しましょう!8.金銀の絵付けのある陶器や磁器:基本的に陶器や磁器は電子レンジ使用可能ですが、金銀の絵付けが施されている陶器は、金属が含まれているので電子レンジで使用できません。総括すると、「耐熱温度140℃以上」や「電子レンジ使用可」の表示がない容器に関しては、大丈夫だろうと楽観視せず、別の容器に移し替えて加熱するようにしましょう!
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