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食べ切れなかったシチュー、常温保存はNG!正しい冷蔵・冷凍方法は?

自炊・料理
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今回はシチューをおいしく長持ちさせる保存方法をご紹介します。

こんにちは。カーサミアライターのあんどうです。

シチューはお肉に野菜にと、さまざまな食材を使用したおいしい料理ですが、保存方法を誤ると味や食感が損なわれる可能性があります。

特にクリームシチューは乳成分が多く含まれるため傷みやすく、正しい保存方法を守ることが大切です。

おいしいシチューを安心して味わえるように、最後までチェックしてくださいね。

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シチューの常温保存は危険?その理由

出来立て熱々のクリームシチュー。鍋のまま常温保存は危険なのでしょうか。|イメージ画像:写真AC

シチューは一度にたくさんの量ができるので、一人暮らしの場合は当日中に食べ切るのは難しいですよね。

ですがシチューは正しく保存しないと傷みやすい料理です。

特にクリームシチューには乳製品や加熱されたじゃがいもなど、雑菌が繁殖しやすい食材が多く使われています。
さらに、シチューにはとろみがあるため冷めにくいという問題も。

常温で保存され、空気にさらされる状態では、雑菌が繁殖しやすい条件が揃ってしまいます。

食中毒の原因、ウェルシュ菌に注意

ウェルシュ菌は自然界のさまざまな環境に生息しています。|出典:ウェルシュ菌の電子顕微鏡写真(内閣府食品安全委員会)

食中毒の原因となるウェルシュ菌は、自然界のさまざまな環境に生息しています。

このウェルシュ菌は、煮込み料理であるシチューやカレー、煮物などの加熱調理後に、鍋のまま放置することで増殖する特性があります。

ウェルシュ菌は酸素がある環境では増殖しない特性を持ちますが、とろみの強い料理を底が深い鍋で作ると、鍋底の酸素濃度が低くなり、増殖しやすくなるのです。

ウェルシュ菌による食中毒は、食事後6〜18時間の潜伏期間を経て、下痢や軽い腹痛などの症状を引き起こします。

シチューの常温保存がNGなら、どうすればいい?

シチューを加熱調理した後に、冷めて55℃以下になるとウェルシュ菌が増殖を始めます。

その後、シチューを鍋に入れたまま放置するとウェルシュ菌が増殖し続けるので、できるだけ早く食べ切るか、粗熱をとって冷蔵庫または冷凍庫で保存する必要があります。

もし冷蔵庫などに入れ忘れて放置してしまった場合は、もったいないですが無理に食べずに破棄してください。

加熱すればウェルシュ菌は死滅する?

ウェルシュ菌は一度「芽胞」をつくると、通常の加熱では死滅させることができなくなります。

芽胞が作られないように加熱するコツは、鍋底にしっかり空気を送るように、底からかき混ぜながら加熱することです。

ですが、調理後1〜2時間ごとに再加熱し続けるのは難しいと思います。
1日以上保存するとわかっているのであれば、調理後はすぐに冷蔵・冷凍保存の準備をしてください。

参考:食品安全委員会 ファクトシート ウエルシュ菌食中毒

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余ったシチューの正しい保存方法

食べきれなかったシチューの正しい保存方法をご紹介します。

冷蔵庫で保存する場合

シチューが出来上がったら、すぐに粗熱を取ります。

熱いまま冷蔵庫に入れると他の食材に悪影響を及ぼす可能性があるため、40℃くらいのぬるめの温度まで冷ましてください。

鍋のまま冷ますとき

鍋のまま冷ます場合、シチューが空気に触れるように鍋底からしっかりかき混ぜる必要があります。
温度を素早く下げるため、氷を入れたボウルに鍋ごと浸す方法も有効です。

面倒であれば、かき混ぜながら冷ます代わりに、平たいバットなどの容器にシチューを広げて冷ます方法もあります。

しかし鍋のまま保存するのは、水分が蒸発してドロドロになりやすいのでおすすめしません。

このあとご紹介するように、1食分ずつ小分けにして冷ます方が、速く冷ませる上、そのまま保存できるのでおすすめです。

小分けにして冷ますとき

密閉できる保存容器は小ぶりで平たいものがおすすめ。|イメージ画像:写真AC

保存容器は、しっかり密閉できる保存容器やジップ付きの袋で、1食分ずつ入れられる小さめのものが適しています。
ポイントは、「速やかに冷やせる」「菌の繁殖を防げる」「温めやすい」ことです。

ビーフシチューなど色付きのシチューは保存容器に色移りする可能性があるため、気になる場合は保存容器の内側にラップを敷くと良いですね。

ジップ付き保存袋を使用する際は、シチューを入れた後、できるだけ平らに広げるのがポイント。
空気をしっかり抜いて密封してください。

冷蔵庫で保存できる期間は、最大で2日程度。
一度温め直したシチューを繰り返し温め直すのはやめて、一度で食べきってください。

冷凍保存の場合

シチューは冷蔵庫で最大2日程度しか保存できませんが、冷凍保存なら1ヶ月程度保存可能です。

小分けにして冷凍すると、解凍がスムーズで便利。
後程ご説明しますが、湯煎で解凍するのが一番ラクなので、冷凍用ジップ付き保存袋の使用がおすすめです。

冷凍用保存袋を使用すれば、温め直しの手間を省ける。|イメージ画像:写真AC

電子レンジで加熱したい人は、電子レンジ対応の保存容器を使用してください。

電子レンジ対応容器でも、「シチューなどとろみの強いものはNG」とされている場合があるので、注意して選んでくださいね。

冷凍保存でシチューの美味しさを保つコツ

シチューに入っているじゃがいもやにんじんは冷凍すると食感が変わります。

気になる場合は先に潰したり小さく切ったりして冷凍保存すると、美味しさを保つことができます。

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冷蔵・冷凍保存したシチューの温め直し方

シチューの温め直しには鍋または電子レンジを使用します。
くれぐれも解凍時に常温放置しないように気をつけてくださいね。

ここでは、冷蔵・冷凍保存したシチューのおすすめの温め直し方をご紹介します。

電子レンジの場合

電子レンジでシチューを温め直すと、高確率で加熱ムラができます。
加熱ムラができると美味しくない上に、ウェルシュ菌が繁殖する恐れがあります。

シチューを中心部まで均一に、熱々の状態になるまで温めるためには、一手間加えなければなりません。

食品安全委員会の実験によると、カレーの場合は「500wで80秒→全体をかき混ぜて再加熱」を繰り返すことが、加熱ムラ改善につながるとのこと。

シチューも同様で、かき混ぜと再加熱を数回繰り返すとよいと考えられます。

鍋の場合

電子レンジでの温め直しは簡単なようで、かき混ぜと再加熱を何度も繰り返さないといけないので意外と面倒です。

となると、均一にしっかり温められる鍋の使用が一番おすすめということになります。

温め直す時に、見た目や匂いでシチューに異常がないか確認することもできて安心です。

湯煎の場合

鍋で温め直すと洗い物が増えるし、シチューが焦げ付くのが気になる…という方は、保存時に冷凍用ジップ付き袋を使用して、湯煎にかけるのがおすすめ。

かき混ぜる手間も省けて一石二鳥ですよ。

こちらでカレーの温め直し方を詳しくご紹介しています。
シチューにも応用できる内容ですので、ぜひ参考にしてください!

Q
シチューの正しい保存方法は?常温は危険って本当?
A

シチューには加熱されたじゃがいもや乳製品など、雑菌が繁殖しやすい食材が使われていて、さらにとろみがついているため冷めにくいという特徴があります。

常温で保存され、空気にさらされる状態では雑菌が繁殖しやすくなるため、冷蔵・冷凍保存が推奨されます。

冷蔵保存で約2日程度、冷凍保存で約1ヶ月程度保存可能です。

Q
シチューの温め直し方は?
A

温め直しは電子レンジでも可能ですが、加熱ムラを防ぐためには鍋の使用がおすすめです。

鍋で温め直すと洗い物が増えるし、シチューが焦げ付くのが気になる…という方は、保存時に冷凍用ジップ付き袋を使用して、湯煎にかけるのがおすすめ。

かき混ぜる手間も省けるので一石二鳥ですよ。