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ニットを圧縮袋に入れて保管しても大丈夫?編み物好きはこう収納する!

掃除・洗濯・お手入れ
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この記事では、ニットを圧縮袋に入れて保管しても大丈夫?という疑問にお答えします。

こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。編み物が好きで、手編みのニットを多数所有しています。

あんどう
あんどう
教えてくれたのは…

インドアフリーライター。
眼鏡作製技能士1級(旧・認定眼鏡士SS級)です。眼鏡ショップ・コンタクトレンズショップに勤務経験あり。
読書、映画鑑賞、ハンドメイドが趣味。

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衣替えの時期、かさばるニットの収納方法にお困りの方も多いのではないでしょうか。
ですが圧縮袋を使うと、ニットが傷んでしまわないか心配です。

ニットをきれいな状態で収納するコツをご紹介しますので、最後までチェックしてくださいね。

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【結論】ニットは圧縮袋に入れて保管できるが注意が必要

ニットを圧縮袋に入れてきれいに保管するにはコツがあります。

ニットを圧縮袋に入れて保管することはできますが、注意が必要です。

ニットは繊維が柔らかく、圧縮袋で強く圧縮すると形が崩れたり、シワになったり、毛羽立ちや毛玉が生じる可能性があります。

そうならないために、たたみ方や収納の仕方を工夫しましょう。

ニットを圧縮袋に収納する際のコツ

圧縮袋を使わずに済むならよいのですが、収納スペースの関係で使わざるを得ない場合もありますよね。

そこで、ニットを極力きれいに保ちながら圧縮袋に収納するコツをご紹介します。

収納前には洗濯やクリーニングをする

収納前のニットは必ず洗濯やクリーニングをしてください。

汚れがついた状態で収納すると、後に取り出した時に嫌なニオイがしたり、繊維が傷んだりする恐れがあります。

ゆるくたたんで詰め込みすぎないようにする

毛玉や毛羽立ちの原因は摩擦です。
ニットはできるだけフワッとゆるくたたんで収納してください。

圧縮袋の中にゆとりを持たせることで型崩れを防げます。
ぎゅうぎゅうに詰め込まないようにゆとりを持たせるのもポイントです。

防虫剤を入れる

衣替えでセーターを取り出したら虫に食われていた…という経験がある方も多いのではないでしょうか。

ニットの天敵カツオブシムシなどによる虫食いを防ぐため、圧縮袋には防虫剤を入れましょう。

無臭かつカビ防止剤配合のものならより安心です。

服に虫食いの跡が!洗濯で駆除できる?原因や対策、予防方法を解説
ニットを着ようと収納ケースから取り出したら、虫食いの跡が!一匹いると、その空間に何匹もいると言われる「服を食べる虫」は、洗濯することで駆除できるのでしょうか?今回は衣服に虫食いの跡ができる原因と対策、予防・補修方法を解説します。衣類の穴(虫食いの跡)は、衣服につく害虫の幼虫が原因です。どこからともなく飛んできた成虫が衣服に産卵して、孵化した幼虫が衣類を食べ、穴を開けます。動物性の繊維を好むため、ウールやカシミアなどちょっといいニット製品ほど、被害に遭いやすいです。服に虫食い跡を残す虫は、大きく分けて「カツオブシムシ」と「イガ」の2種類です。どんなに気をつけていても外から部屋に入ってくる上、増殖ペースが早いのが特徴。締め切ったクローゼットやタンス、押し入れといった、空気の流れが悪くて湿気が溜まりやすい環境を好みます。長い間着ていない服についていることが多く、卵が孵化する春から夏にかけて虫食いが起こりやすいです。カツオブシムシ系(ヒメマルカツオブシムシ、ヒメカツオブシムシ)の幼虫は、細かい気に覆われたとても小さい芋虫のような見た目をしています。洋服の表面を薄く食べるので、穴が開くというより、溝のような跡ができるのが特徴です。イガ系の成虫は細長い蛾で、幼虫は小さくて白くて細い芋虫のような見た目です。一箇所に留まって衣服を食べるため、穴が開いたような虫食い跡ができます。これらの害虫はとても小さく、衣服についているのに気づかずに外出先から家に持ち帰ってしまうことがほとんど。どんなに気をつけても侵入は防ぎきれないので、入った後に増殖しないよう、害虫が住みつく環境を作らないことが大切です。服に虫食い跡ができてしまったときは、同じ場所に収納していた服は全部洗濯するか、クリーニングに出しましょう。服についている虫は、洗濯することで駆除できます。孵化した虫には殺虫剤が有効です。再び服を収納する前に、一度殺虫剤をまいて掃除しておきましょう。服の虫食いを予防する方法としては、一度着た服は洗ってから収納する、防虫剤を使用する、収納場所に風を通す、着ない服は手放して服の数を減らす、等が効果的です。もし虫食い跡ができてしまったときは、プロに「かけつぎ(かけはぎ)」修理を依頼しましょう。自分でダーニングする方法もあります。初心者向けキットも販売されていますよ。

ニットを圧縮袋から取り出した後にやること

ニットにスチームを当てることで形を整えたり害虫を駆除したりできます。|イメージ画像:写真AC

ニットを圧縮袋から取り出したら、丁寧に伸ばして形を整えて、風通しの良い場所で通気することで、多くの場合で形状が戻ります。

もしもシワや型崩れが気になる場合は、スチームアイロンを当ててください。
アイロンを直接押し付けないように、少し離れたところからスチームを当てるのがコツです。

ぺたんこになっていても、スチームを当てることで毛の間に空気が入り込んで、ふんわり仕上がりますよ。

害虫駆除にも効果的です。

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編み物好きのニット圧縮袋保管事情

飽くまで私の周囲での話であり、個人差は当然ありますが、ベテラン編み物仲間に聞いてみると、「お気に入りのニット(手編み)は、圧縮袋は使わない」という声がほとんどでした。

理由は、「シワや型崩れが気になる」や、「着る前にスチームアイロンをかけるのが面倒」といったもの。

「モヘアなど毛足の長いニットは絡んで傷みそう」、「せっかく大切に編んだのだから、できるだけ長くきれいな状態を保ちたい」という声も。

私自身もお気に入りのニットは圧縮袋は使わず、ふんわりたたんで防虫剤と一緒にタンスに入れ、定期的に通気しています。

ですが、市販のそこまで思い入れのないニットは圧縮袋に入れています。

それに、そこそこかさばるがっちり編みの重量級ニットは、圧縮袋に入れてみてもいいかなとも思います。

どこまで気にするかは人それぞれ。
収納スペースは限られているので、臨機応変に対応すればいいと思います。

Q
ニットを圧縮袋に入れて保管しても大丈夫?
A

ニットを圧縮袋に入れて保管することもできますが、特別な思い入れのあるニットは圧縮しないほうがよいでしょう。ニットは繊維が柔らかいため、圧縮すると形が崩れたり、シワになったり、毛羽立ちや毛玉が生じる可能性があるためです。

思い入れの薄いニットを圧縮袋で保管する場合は、一度洗って、できる限りゆるくふんわりたたんで、ぎゅうぎゅう詰めにせずゆとりを持たせて収納するようにしてください。

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