この記事では、「縦長1LDKの間取りに住んでいて、狭く感じる」…とお悩みの一人暮らしの方に向けて、レイアウトのコツと実例をご紹介します。
こんにちは!限られたスペースでも、心地よく暮らせるように工夫しているカーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。
縦長1LDKは、「8畳以上のLDK」と「1つの個室」からできている間取り。使う目的に合わせて空間を分けやすいのが特徴です。家具の置き方や壁面の活用などによって、すっきり&暮らしやすくなります。
いま縦長1LDKに住んでいる方はもちろん、「縦長1LDKに引っ越すことになり、家具レイアウトに悩んでいる」という方も、ぜひ参考にしてくださいね。
縦長1LDK、一人暮らしのレイアウトのコツ
縦長1LDKが窮屈に感じる場合は、家具の数や配置の仕方に改善点があるのかもしれません。
ここでは、一人暮らし向けのレイアウトのコツを4つご紹介します。
家具を置きすぎない
家具が多く、見える床面が少なくなると、圧迫感が出やすくなります。数を絞り、床が多く見えるようにしましょう。
また、なるべく家具を集めてレイアウトし、空間に余白をつくることも大切です。見た目がすっきりして、実際よりも広く感じやすくなります。
生活しやすい動線を考える
暮らしやすさをアップさせるには、行き来しやすい動線の確保が重要です。
自分が普段どのように部屋を移動するのかをイメージしながら、どこにスペースが必要なのかを考えて家具をレイアウトしましょう。
可能であれば、入り口から奥に向かって視線が抜けるように配置すると、開放感が生まれ、お部屋が広く見えやすくなります。
家具を置けるかどうかだけでなく、ダイニングチェアやデスクチェアを引いたときに、余裕があるかどうかも考えてくださいね。
家具の奥行きや高さを揃える
なるべく家具の奥行きや高さを揃えると、縦長1LDKのお部屋がすっきりして見えます。
異なる奥行きや高さの家具であっても、前面のラインを合わせて配置することで整った印象に仕上がります。
壁面を活用する
縦長1LDKのお部屋では、壁面を活用して、家具や家電をレイアウトするのも方法です。
プロジェクタや壁掛けテレビを取り入れても良いでしょう。テレビボードを置くスペースがなくなり、空間にゆとりが生まれます。
縦長1LDK、一人暮らしにおすすめのレイアウト実例
ここからは、一人暮らしにおすすめの縦長1LDKのレイアウト実例をご紹介します。すっきり暮らしやすいお部屋づくりの参考にしてくださいね。
壁付けキッチン|ラグでスペースを区切ってメリハリを
縦長1LDKで壁付けキッチンの場合は、上のイラストのようにリビングスペースにラグを敷いて空間を区切りましょう。スペースを使う目的が明確になり、生活にメリハリがつけられます。
実例は、ソファでリビングスペースとキッチンスペースを区切っています。ソファではなくシェルフで空間を仕切っても良いでしょう。背が低いものや、背板のないタイプを選べば、開放感をプラスできます。
家具をなるべく壁側に配置することで中央に空間をつくるのも、お手本にしたいポイントです。余白ができることで、ゆったりとした印象に仕上がります。
対面キッチン|カウンターの前にダイニングテーブルを置いて
縦長1LDKで対面キッチンの場合は、上のイラストのようにキッチンカウンターの前にダイニングテーブルを置くと、配膳や片付けがスムーズです。
ソファを壁に対して平行にレイアウトし、リビングスペースとダイニングスペースの動線を確保しているのもポイントです。LDKの入口から寝室に向かって視線が抜けるため、見た目もすっきりします。
- Q縦長1LDKの間取り、一人暮らしのレイアウトは?
- A
縦長1LDKの、目的に合わせてスペースを区切りやすい特徴を活かしましょう。
レイアウトのコツは以下の通りです。
- 家具を置きすぎない
- 生活しやすい動線を考える
- 家具の奥行きや高さを揃える
- 壁面を活用する
自分の暮らし方に合ったレイアウトで、すっきり&暮らしやすい空間を手に入れてくださいね。