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災害時にもプチ贅沢を!甘味の非常食「安心米おこげ・ぜんざい」を実食レビュー

防災
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災害時は避難所での生活をはじめ、自宅での在宅避難や車中泊など、さまざまな形で日常とは異なる食事環境が続くことがあります。一般的には7日分の備蓄を用意することが推奨されていますね。

そうした状況では、食事の内容が単調になりやすいもの。

そこで注目したいのが、水や加熱不要でそのまま食べられる甘味系の非常食「安心米おこげ(ぜんざい)」です。

こんにちは、株式会社トラスト・ファイブが運営するビルと土地の記事メディア担当のあんどうです。
不動産とは切り離せない「防災」の情報をお届けしています。

サクッとしたおこげとやさしい甘さのぜんざいを組み合わせた一品は、備蓄食にどのような価値をもたらすのでしょうか。

実食してその実用性を検証しますので、最後までチェックしてくださいね。

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安心米おこげ(ぜんざい)とは

安心米おこげ(ぜんざい)|筆者撮影

安心米おこげ(ぜんざい)は、水や加熱をせず、そのまま食べられる長期保存タイプの非常食です。

安心米おこげ(ぜんざい)は水も加熱も不要で食べられます|筆者撮影

中身は、ぜんざい125gとおこげ20gの計145gで、1袋あたり262kcal。
しっかり食事というよりは、軽食や間食として取り入れやすい分量になっています。

賞味期限は7年と長く、頻繁に入れ替える必要がない点も扱いやすいところです。

スプーンが付属しているため、食器がなくても袋のまま食べられる仕様になっており、場所を選ばずに口にできるのも実用面ではありがたいポイントといえます。

さらに、特定原材料等28品目を使用していない点も見逃せません。アレルギーのある方にも備蓄しやすい設計になっています。

一般的なお米系非常食との違い

お米系の非常食として代表的なのが、アルファ米です。
主食として備えやすく、災害時の食事を支える定番の備蓄品といえます。

ただ、アルファ米は水やお湯で戻してから食べる商品が多く、食べられる状態になるまでに時間がかかる場合があります。

一方、安心米おこげ(ぜんざい)は、水や加熱を必要とせず、そのまま食べられるのが特徴です。

サクッとしたおこげとぜんざいを組み合わせた“甘味+軽食”という位置づけで、主食の代替というよりは、食事の合間や気分転換として取り入れやすい一品です。

主食中心の備蓄に加えておくことで、食事の選択肢に幅を持たせられる点も、この商品のメリットといえるでしょう。

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安心米おこげ(ぜんざい)を実際に食べてみた

安心米おこげ(ぜんざい)を、非常時を想定して実際に食べてみました。

クオリティは高いですが、嗜好品だけあって、好みが分かれそうだと感じる部分もありました。一度食べて自分の口に合うかを試してから、本格的に備蓄するのもよいと思いますよ。

■ 中身はどんな構成?

ぜんざいとおこげ、そしてスプーンが入っています|筆者撮影

中身は「ぜんざい」と「おこげ」のレトルトパウチ、「プラスチックスプーン」の3点です。

開封はスムーズにできる?

外袋、パウチ共に手だけで問題なく開封でき、強い力も必要ありません。

ぜんざいは水分量多めです|筆者撮影

ただし、ぜんざいは水分が多いため、開封時に中身が飛び散る可能性があります。

実際に開けた際にも少量飛び散ったため、取り扱いにはやや注意が必要です。

おこげには脱酸素剤が入っています|筆者撮影

おこげには脱酸素剤が封入されているため、食べる前に取り除く必要があります。

準備に手間はかかる?

工程自体はシンプルで、「ぜんざいを開ける→おこげを開ける→脱酸素剤を取り出す→ぜんざいにおこげを投入して混ぜる」という流れです。

ぜんざいにおこげを投入|筆者撮影

ただし、実際にやってみると、ぜんざいのパウチの口がやや狭く、おこげを入れる際にこぼしそうになる場面がありました。

また、ぜんざいの袋は自立するものの安定感はそこまで高くありません。

混ぜる際や食べる際にもパウチの縁に手が触れて汚れやすく、「完全にストレスなく食べられる」とまでは言えない印象でした。

匂いや見た目は食欲をそそる?

ぜんざいは小豆の自然な甘い香りが感じられました。

一方、おこげは香ばしそうな見た目が美味しそうに映るものの、やや油っぽい匂いがします。
気になる人は気になるかもしれません。

ぜんざいとおこげを混ぜ合わせた様子|筆者撮影

おこげをぜんざいに入れると、甘い香りと香ばしさが混じり合って食欲をそそります。

ぜんざいの汁気が多いと感じていたのですが、おこげが吸うことでちょうどいい塩梅に。

小豆の粒感もしっかりしており、見た目の満足感は比較的高めです。

味はどんな印象?全体のクオリティは?

一口目は「甘くて美味しい」と感じました。

ただ、食べ進めるうちに甘さと油っぽさがやや強く感じられるようになり、人によってはくどく感じる可能性があります。(私は、お茶や水分がとても欲しくなりました。)

小豆の風味はしっかり感じられ、非常食としてはクオリティは高い印象です。

可能であれば熱いお茶と一緒に食べたい甘味です。

食感はどう変化する?

混ぜた直後のおこげは外はしっとり中はサクサクです|筆者撮影

おこげはカリカリですが、そのままでも難なく食べられる硬さでした。

ぜんざいに入れてもすぐには崩れず、しばらくはサクッとした食感が楽しめます。

時間が経つと水分を吸ってしんなりし、いわゆる“ぬれ煎餅”のような状態になります(30分ほど放置)。

歯が弱い方は、少し置いてから食べるほうが食べやすいかもしれません。

ボリュームは十分?満腹感はある?

量としては、主食とするには少なく感じますが、味が濃くこってりしているため、見た目以上に満足感はあります。

軽食としては十分で、一時的に空腹を満たす用途には適しています。

非常時でも食べやすい?

パウチは自立するものの安定感はそこまで高くなく、片手での食事はやや難しい印象です。

また、おこげが水分を吸うことや油分の影響もあり、口の中はかなり乾きます。
飲み物なしで食べきるのはやや厳しいと感じました。

個人的なイメージですが、被災当日の切迫した状況で食べるのではなく、少し落ち着いてきた3日目くらいに、お茶を用意してから食べると良さそうだと思います。

実用性は?備蓄として向いている?

個包装で備蓄しやすい点はメリットですが、ぜんざいとおこげが別包装のためゴミが増えやすい点は気になります。

また、開封や混ぜる際に手が汚れやすい点も、非常時にはややストレスになる可能性があります。

さらに、味の方向性としても“おやつ寄り”で、主食にはなりません。

嗜好品であり、「誰にでもおすすめできる非常食」として施設や避難所で備蓄するものではなく、個人が好みに合わせて備蓄するタイプの非常食であると感じました。

他のフレーバーは?

ぜんざいは最初は美味しく感じるものの、甘さと油分の影響で好みが分かれそうな印象でした。

今回は試していませんが、同シリーズにはコンソメ・カレー・梅といった塩味系フレーバーもあります。場合によっては、そちらの方がスナック感覚で食べやすいということもあるかもしれません。

複数フレーバーでの備蓄を行うと、非常時でも食事が単調にならないメリットもありますね。

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安心米おこげで、非常時にも心が喜ぶ「プチ贅沢」を

災害時の食事は、どうしても同じような味が続きがちです。

非日常が長引く状況では、食べて少し気がゆるむ感覚も、意外と無視できない要素になってきます。

今回試した「安心米おこげ(ぜんざい)」は、そんなほっと一息つきたいときに向いている非常食でした。

水も火も使わずに食べられる手軽さに加えて、あんこの甘さとおこげの香ばしさが、単なる栄養補給とは少し違う満足感を与えてくれます。

一方で、扱いやすさという点では気になる部分もありました。

開封時に中身が飛び散りやすかったり、おこげを入れる際にこぼしそうになったりと、細かなストレスはゼロではありません。

価格(実購入価格518円)と分量を考えると、備蓄の主力にはならないと思います。災害時の嗜好品、「プチ贅沢」の位置づけですね。

しかし、こうした食品があることで、食事に少し変化をつけることができます。

非常時であっても、「大変な日が続いたから、甘いものでホッとしよう!」とそのときの気分で選べること。

その小さな余裕が、案外効いてくるのかもしれません。

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