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加湿器の置き場所、床に直接置いて大丈夫?おすすめレイアウトを解説

収納・インテリア
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空気が乾燥しやすい季節に欠かせない、加湿器。「とりあえず空いている場所に置いている」という方は多いのではないでしょうか?

加湿器の効果をアップさせるには、置き場所が大切です。置き場所を誤ると、空気が十分に加湿されなかったり、結露が発生してカビの原因につながったりする場合もあります。

こんにちは!のどを傷めやすいため、空気の乾燥に人一倍気を遣っているカーサミアライター、春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かして、一人暮らし女性に役立つ情報を発信しています。

今回は、加湿器の正しい置き場所について解説します。ポイントを押さえて、乾燥する季節も快適に過ごしましょう。

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加湿器のベストな置き場所はどこ?

加湿器は、なるべく部屋の中心に置くのがベストです。部屋の中心は比較的暖かく、加湿器から出た水蒸気が空気中に溶け込み、空間全体に広がりやすくなります。

とはいえ一人暮らしの狭い部屋では、どうしても中心に置くのが難しいケースもあるでしょう。

その場合は、直接風が当たらないエアコンの真下か、サーキュレーターの横に置くのがおすすめです。エアコンやサーキュレーターの風により、加湿した空気が部屋全体にまんべんなく広がります。

ポイントは、エアコンの温風が直接当たらない場所に置くことです。センサー付きの加湿器の場合、暖房の風によって誤作動するケースがあります。その結果、正しい湿度が計測できず、快適な状態を保てなくなるので注意しましょう。

より加湿器の効果をアップさせるためには、空気を循環させることも大切です。加湿器を使うときは、エアコンやサーキュレーターの電源も同時に入れてくださいね。

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加湿器を置くときに避けたい場所

窓の近く

窓の近くは、最も加湿器を置くのを避けたい場所です|イメージ画像:pixabay

窓の近くは、最も加湿器を置くのを避けたい場所。一般的な窓は外の空気と同じくらい冷えており、加湿器のセンサーが誤った判断をしやすいのが理由です。

また加湿器の使用により、窓に結露ができやすくなり、サッシの周りにカビが発生する場合もあります。

床の上

加湿器を直接床の上に置かないよう、注意しましょう|イメージ画像:pixabay

加湿器を直接床の上に置くのは避けましょう。暖房を使用していると、床の近くに冷たい空気がたまり、「すでに加湿されている」と加湿器が判断します。それにより加湿する量が減り、十分に効果が感じられない場合があります。

また、床に結露が発生することもあるので、テーブルや台の上に加湿器を置いて使用するのがおすすめです。

ただし大風量のモデルであれば、部屋の空気を循環させるため、床に直接置いても影響は少ないでしょう。

加湿器の置き場所に、おすすめの台

サイドテーブル ブラウン

空気の出入りが激しい所

空気の出入りが激しい場所に、加湿器を置くのは避けてください|イメージ画像:写真AC

部屋の出入り口の近くや換気扇の真下など、空気の出入りが激しい場所に加湿器を置くのも、おすすめできません。

加湿器から出た水蒸気が部屋全体に行きわたらず、十分に加湿されないのが理由です。

家電の近く

加湿器を家電のそばに置くと、故障の原因につながります|イメージ画像:pixabay

エアコンやパソコン、テレビ、オーディオなど、加湿器を家電のそばに置かないよう気を付けましょう。水蒸気により故障の原因につながります。

ワークデスクやテレビボードなどへのレイアウトを検討している方は、なるべく家電から離すか、別の置き場所を考えてみてくださいね。

紙類の近く

紙がふやける場合があるので、加湿器を紙類の近くに置かないようにしましょう|イメージ画像:pixabay

加湿器を郵便物や書類、本など紙類の近くに置いていませんか?水蒸気によって、紙がふやけてしまう場合があります。

大切な書類を置いている場所での使用には、特に注意が必要です。卓上タイプの加湿器をデスク上にレイアウトするときなどは、置き場所をよく考えましょう。

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加湿器を使うときの注意点

水蒸気が直接肌に当たらないようにする

加湿器から出た水蒸気は室内を加湿するため、肌も潤うと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし実際には、肌に付いた水蒸気が蒸発するときに、肌の水分が失われるため、乾燥につながります。

加湿器を置くときは、直接肌に当たらない場所を選んでくださいね。

寝ているとき、加湿器をつけっぱなしにしない

寝ているときに一晩中、加湿器を使うのは避けましょう。

就寝中にはエアコンを切りますよね。夜中に部屋の温度が下がることで、湿度が上がります。それにより、カビや細菌が繁殖してしまう可能性があります。

寝る前にベッドサイドや枕元に加湿器を置いて使いたい場合は、タイマー付きの加湿器を使うなど工夫しましょう。

タイマーのない加湿器の場合は、自動的に電源をオフできるアイテムを組み合わせる方法もあります。

アナログなタイマーや、スマホから詳細設定できるタイマーなど、様々なものがありますよ。

定期的なお手入れも大切

加湿器を使う場合は、定期的なお手入れも大切です。内側部分は、特に汚れがたまりやすく、ニオイやカビ、水あかの原因につながります。

そのまま使用していると、雑菌を部屋中にまいてしまう可能性があります。こまめにお手入れして、清潔な状態をキープしましょう。

加湿器の詳しいお手入れ方法は、以下の記事よりご確認ください。

Q
加湿器の置き場所は?床に直接置いて大丈夫?
A

床に結露が発生することもあるので、テーブルや台の上に加湿器を置いて使用するのがおすすめです。ただし大風量のモデルであれば、部屋の空気を循環させるため、床に直接置いても影響は少ないでしょう。

加湿器は、部屋の中心に置くのが理想的ですが、避けたい場所や注意点を押さえておけば大丈夫です。

自分のお部屋にあった置き場所を見つけて、乾燥する季節も快適に過ごしてくださいね。

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