最近仕事にプライベートにと忙しくてお疲れ気味。
そんなときは、元気になれる映画を見てリフレッシュしませんか?
こんにちは!カーサミアライターのあんどうです。
今回は、「頑張っているのになんだか満たされない。私の人生このままでいいのかなぁ…」とモヤモヤしている方にご覧いただきたい、洋画2本とインド映画1本をご紹介します。
私自身、自分を見失いそうになったときに繰り返し何度も鑑賞している、思い入れのある作品たちです。
鑑賞後には心が軽くなって、活力がみなぎること間違いなしです。最後までお見逃しなく!
何度も見たい!元気になれる映画おすすめ3選
『ソウルフル・ワールド』
ストーリー
ニューヨークでジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師ジョーは、夢が叶う直前にマンホールに落下してしまう…。
彼が迷い込んだのは、ソウル<魂>たちが地上に生まれる前に「どんな自分になるか」を決める世界だった!
そこでジョーが出会ったのは、やりたいことを見つけられず、“人間に生まれたくない”と何百年もソウルの世界に留まっている“22 番”と呼ばれるソウル。
夢のために地上での人生を取り戻したいジョーは 22 番に協力を求めるが…。奇跡の大冒険を繰り広げる二人が、最後に見つけた<人生のきらめき>とは…?
日常の中で<人生のきらめき>を見失っている全ての人へ贈る、”魂”を揺さぶるファンタジー・アドベンチャー!監督:ピート・ドクター
出典:https://filmarks.com/movies/84807
映画は娯楽とはいえ、疲れているときに2時間程度の作品を見るのは、気合が必要ですよね。
でもアニメーション映画なら、比較的気楽に見ることができます。
今回選んだ『ソウルフル・ワールド』は、アニメとはいえ哲学的な内容で大人でも見応え十分。
魂の世界から地上に出て、大冒険を繰り広げる“22 番”の新鮮な反応を見ているだけで、生きていることはそれだけで尊いことなのだと、心が洗われるようです。
本作の大きなテーマ「自分だけのきらめき」を、あなたはなんだと思いますか?
「自分が生まれてきた理由」でしょうか。
では自分は「何をするために生まれてきた」のか…
大人になった今、なおさらわからなくなってしまったという人も多いはず。
ここでは「自分だけのきらめき」の答えは明かしません。
気になった方はぜひ本作をみて、自分だけの答えを考えてみてください。
『シカゴ』
ストーリー
アカデミー作品賞を含む全6部門を受賞したロブ・マーシャル監督のミュージカル映画。1920年代のシカゴ、スターを夢見るロキシーは愛人殺しの罪で収監されるが、そこで憧れのスター・ヴェルマと出会う。
監督:ロブ・マーシャル
出典:https://filmarks.com/movies/27421
とにかく音楽がかっこいい『シカゴ』。
冒頭のヴェルマ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)の歌唱は、何度見ても(聞いても)鳥肌が立ちます。
劇中歌で叫ばれる「オール・ザット・ジャズ」は、「なんでもあり」と訳されます。
そう、人生はなんでもありなのです!
殺人の罪で収監される女たちは、気持ちいいくらい自己中心的。
犯罪者を擁護する意図はありませんが、彼女たちの心の強さと、自分を第一と考えるスタンスは見習いたいものです。
愛人殺しの罪で収監されているロキシー(レネー・ゼルウィガー)を弁護する弁護士(リチャード・ギア)も、なかなかに胡散臭い。
嘘も方便、あることないことでっち上げて御涙頂戴。
民衆がまんまとのせられてゆく様は、インフルエンサーの発言によって左右される群集心理のよう。
このように書くと風刺的で尖った作品のように思えますが、ラストシーンを見ると彼女たちへの印象がまた違ったものになると思います。
強く儚い女性たちの輝く姿をご覧ください。
『きっと、またあえる』
ストーリー
受験生の息子が病院に担ぎ込まれた!?
そこへ集まった、いまは親世代になったかつての仲間たち7人。年を重ねて、太ったり容姿もだいぶ変わったけれど、学生時代に泣いて笑ってバカをやったあの日の友情は変わらない。
受験に失敗した友人の息子を励ますため、悪友たちは「負け犬時代」の奮闘を病室で語り出す–。大学寮対抗の競技大会は、バレー、サッカー、重量上げ、カバディ、チェス、ボードゲームと多種の試合が用意されていた。負けグセがついている彼ら4号棟チームは、実力はないが、智恵とやる気とチーム力で、あらゆる手段を使い勝ち抜いていく。
負け犬じゃないと証明するために!監督:ニテッシュ・ティワリ
出典:https://filmarks.com/movies/86168
上映時間が長いと言われるインド映画。
本作も143分に及ぶそこそこ大作ですが、テンポがよいので気になりません。初インド映画にもおすすめです。
悪友7人組が語る「負け犬時代」は、コメディとしてもクオリティが高くて声を出して笑えます。
受験生の息子のエピソードはシリアスで重いのですが、バカバカしいシーンが間に入るので苦なく見続けられますよ。
私はエンディングのミュージカルで号泣しました。
インド音楽と壮大なダンスにのせて「ありのままでいい」「心配するな」と言われたら、もう納得するしかありません。
未来をよくするために今を犠牲にしていたら、結局自分はいつ人生を楽しむのかと、自分を顧みるきっかけとなりました。
本作が気に入った方は、ラージクマール・ヒラーニ監督の「きっと、うまくいく」もどうぞ。
元気になれる映画が、人生を見直すきっかけに
スカッとする映画をみて「あー面白かった!」となるのも、息抜きにはなります。
でも、それでは根本的なモヤモヤは解消できないのが大人女子。
今回選んだ3本は、実はどの作品も「ありのまま」であることを、異なる切り口で描いています。
自分はどんなことを心地よいと感じるのか。自分をきちんと尊重できているか。今を楽しめているか…
作品を見終わった後に深く考える時間を作って、自分の人生を振り返るきっかけにしてもらえると嬉しいです。
今回は、元気になれる映画おすすめ3作品をご紹介しました。
疲れているときでも気楽に見られる作品ばかりなので、気軽に鑑賞してみてください。
見終わった後はお気に入りのコーヒーやお茶を飲みながら、映画の感想や自分の気持ちを思ったままノートに書き連ねるのがおすすめです。
心がスッキリすると同時に、生き方を見直すきっかけになりますよ。
ぜひ試してみてくださいね!