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本棚やソファも自由に置ける。本と映画に没頭できる、私だけの部屋【一人暮らしエッセイvol.19】

一人暮らしエッセイ
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私だけの部屋で、本や映画に没頭します。たくさんの人生を見つめるのです。

私は昔から、本や映画が好きです。
小説、漫画、実写映画、アニメーション映画、ジャンルを問わず読んだり鑑賞したりしてきました。

実家で暮らしている時も、それなりに読書や映画鑑賞をして過ごしてきました。しかし一人暮らしを始めてからは、本や映画をみることにさらに大きな喜びを感じるようになりました。

その最大の理由は、本の置き場所やレイアウトについて。実家では自分へ与えられたテリトリーがあり、はみ出すことは許されなかったのです。
小遣いを貯めて少し高級な本棚を購入しようものなら、家族から「もっと違うことに使ったら」など、全く欲していないアドバイスをもらいました。

でも一人暮らしを開始してから、部屋の中はすべて自分のもの。本を置き放題です。
もちろん、部屋の広さには限りがあるため、私は洋服のエリアを削り、本を置いています。綺麗に揃い並んでいる本達を見ていると、とても幸せな気持ちになります。

ふたつめの理由は、本を読んだり、映画を観たりするための付属品について。
というのも集中して読書をしたり映画鑑賞をしたりするためには、素晴らしいソファーやおいしい飲み物といった「付属品」が必要です。

最近はお手頃価格で素晴らしいソファーがたくさんありますし、輸入雑貨店でおいしい飲み物が簡単に手に入ります。
しかし、和風の実家ではソファーは浮いてしまうし、おいしい飲み物は家族から「ちょっとちょうだい」と言われ、あげないと後味が悪いのでした。

一人暮らしの部屋は洋風。これまで欲しかったソファは部屋の風景に違和感なく溶け込みます。おいしい飲み物は誰にも気を遣わず飲み放題です。

現在の賃貸には無料Wi-Fiも完備されているので、定額サービスの動画サービスサイトで映画も見放題。
日によっては、朝から晩まで映画を観ていることもあります。誰にも気を遣わず休日を過ごすことができるのです。

最後の理由は、テレビを独り占めできること。
私のような昭和世代は、テレビは家に1~2台という家庭が多かったのではないでしょうか。そうなると起きるのが「チャンネル争い」です。

家族全員が見たいものがそろうということはほとんどなく、皆バラバラでした。自分が観たい映画がいかに素晴らしい作品か、家族へ必死にプレゼンをしても、下の兄弟が泣きわめき、親に譲るよう促される、というのがよくあるパターンでした。また、急に親戚が訪ねてきた際などは問答無用でテレビを消されてしまいます。

一人暮らしをしてから、好きな作品を自分のタイミングで思う存分楽しめます。
楽しい気持ちを盛り上げたいとき。
落ち込んで元気を出したいとき。
ベストなタイミングで作品を楽しむことができるのです。

家族と過ごすことや、誰かと素晴らしい作品を分かち合うことも、かけがえのない出来事だと思います。
しかし、自分の趣味を思い切り楽しめる時間も、人生のなかで大変貴重な時間だということを、一人暮らしをしてからひしひしと感じています。

これまで、たくさんの作品を通じて数多の人生観を見させてもらいました。
これから先も、たくさんの作品を通じてさらに色々な人生観を見つめていきたいです。

ひとつ心配なことは、これから先、誰かと一緒に住むことになった場合。この楽しみを理解してくれる人に巡り合えることを祈っています。

(エッセイ投稿者:ならだ)

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