賃貸の不動産会社が教えてくれないお部屋の選び方 >

キルギスでの思い出は主に南旅館【チャイ処キングのナマステな日々-25】

暮らし
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

ナマステ~

やっとやっとやっと!
梅雨が明けましたね

もう梅雨って言うか雨季!!

これからは日本にも雨季があるという認識で生きていった方がいい気さえします

さて、今回はですね

キルギス!!

そう、中央アジアに属する「キルギス」を訪れた時のお話です(2015年)

キルギスがどんな国かというと、行く前も行った後も今も実はよくわかってません

なぜなら、キルギスの思い出が主に

「南旅館」

という、日本人宿だからなんです

南旅館リビング

南旅館はキルギスのビシュケクにあるバックパッカーには有名な日本人宿です

そもそも「日本人宿」とは世界中あちこちにある「日本人ばかりが泊まる宿」をさしまして、

日本人宿の多くはその土地在住の日本人(もしくは日本語ペラペラな現地人)がオーナーをしています

旅行者向け情報が貼られている

でも、この「南旅館」は珍しく日本語を話さない現地の方がやっているお宿です

しかも団地のような建物の一室、看板も何もありません

冷蔵庫の注意書きも日本語

アクセスがいいわけでもなく、観光地に近いわけでもない

それなのに日本人が集まる摩訶不思議な宿なのです

南旅館寝室(男女混合相部屋のみ)
宿のお母さんが掃除してるところ

例にもれず、私もこの宿目指してやってきたわけです

興味が勝ったとしか言えません 笑

宿までは先人の旅行者たちが残してくれた「南旅館への行き方」という、ネット上に置いてある優しさのみを頼りに向かいます・・

超雪!!!

しかし、なぜかカザフスタンからキルギスに向かう途中、国境過ぎたあたりで乗っていたバスに置いて行かれ

吹雪の中初めての土地でバスを探しなおし・・-10度の中を歩き続け・・・

そうしてやっと辿り着いた南旅館は最早天国でした

なぜなら!

でーん!!
でででーん!!!!

そう、南旅館は「シェア飯」が最高という噂を聞きつけていたのです

なんならその情報のみにつられてやってきたのです

「日本人宿」ではよくある「シェア飯」

みんなで夕飯の材料代を出し合って一緒に食べるスタイルです

誰が作るかは宿によりますが、スタッフさんだったり長期滞在者がその任務を担っていたりします

じゃーん!!
じゃじゃーん!!
じゃじゃじゃーん!!!!

南旅館のそれは美味しいと評判で、理由なくキルギスに足を踏み入れた私も
これ目当てで南旅館を選んだのでした

南旅館に長期滞在してるF氏が素晴らしいシェア飯を作ってくれるらしい!!

そう聞いたら行かないわけにはいかないですよ・・

そう、大概は世界一周中などの長期旅行者がこのF氏の作るシェア飯ものすごい役に立つ旅情報を欲して集まるのです

あと、滞在して分かったことですが
本当にのんびりできて居心地がいいのよ・・・
特別な理由もないのに8泊もしちゃったわよ・・
(1泊500円くらい)

どーん!
どどどーん!!

もうご飯は毎日最高

ボリュームも最高だしお味も最高だし1食120円くらいでコスパも最高・・・

もう文句なしのシェア飯ナンバーワンです

思い出すだけでよだれが・・
日本じゃなくてキルギスですよ、ここ

F氏がいる時に限ってのこの満たされたシェア飯ではありますが、私はラッキーにも滞在中毎日戴くことができました~

本当美味しかった・・・!

鴨ストロガノフ・・・
鴨が安いという衝撃の事実!

そして、楽しいのは食べるだけじゃなくて

みんなで買い出しに行ったり

宿泊者みんなでお買い物
市場のお茶屋さん

みんなでそれを調理したり

下ごしらえ班と本調理班に分かれる

そして、みんなで食べるわけです

これが最高だった
テフテリというらしい

この写真のお料理が今でも忘れられない・・・・!!!

テフテリというロシアのお料理らしいが、他のどこでも食べたことがなくて
もうこんなに美味しいテフテリは食べられないんじゃないかと思ってる!
ロシア行ったことないけど!

もう本当最高でした、Fさんありがとうございました!

そして、シェア飯を一緒に食べるということは「同じ釜の飯を食う」ということ!

必然的に仲良くなるので、それも魅力です

同じ宿の仲間と蚤の市に行ったり

めっちゃいい市だった
斬新なディスプレイ

合唱を聞きに行ったり

想像以上にちゃんとしたところでびっくりした

馬鍋を食べに行ったり

馬馬馬・・・

近くの丘に登って犬に追いかけられたり・・・

近道しようと雪道突っ切ったらそこが縄張りだったのよ・・
景色は最高なの
でも犬に追いかけられたの・・

あんなに犬に追い込まれて死ぬかと思ったことは生涯ありません 泣

こっちは雪道で足がもつれてるのに犬の追いかける足の速いこと速いこと。。。

犬を威嚇するポーズ(再現)

宿に泊まっている3人で行ったのですが、
本気でやばさを感じて3人とも別の方向に散り散りに逃げて、、、

でも犬に追い込まれて・・
もう本当に終わったと思いました

そして、必死に自分を大きく見せようと両手を上げる2人を少し遠くから見守っておりました

あぁマジで怖かった

これは後から調べたのですが、
犬の種類はどうやらマスティフ主に闘犬・番犬として扱われている犬種のようです

そうね・・あなたは羊さんを守るために私たちを追いかけたのよね・・
私たちが悪かったわよ・・・

マスティフとのにらみ合いが30分程も続き、
マスティフが標的を1人に絞ってまさに噛みつかんとしたその時!!

遠くから雪をかき分けて走ってくる人影が!!

彼はそのお犬様の飼い主様~~

なんとか場を収めてくれました・・本当怖かった・・・腰抜けた。。

ってことで、これが世界旅行中で1番怖かった思い出です

近道だからって踏み入れてはいけない領域があるのを身をもって知りました

そして
その後上った丘の景色の綺麗なこと綺麗なこと・・

前日の雪と気温のせいで樹氷がそこかしこに!
青い空も最高
丘の頂上はもう景色最高すぎる
びっくりするくらい綺麗
マスティフのことがあったからこその達成感

ってな感じで、犬に追いかけられはしたけど最高の思い出です

あれもこれも南旅館に泊まったからこそ出会えた思い出でございます

あぁ南旅館を選んでよかった・・!

これから先キルギスに行く予定のある方、おすすめでっす!
(F氏がいつ滞在してるのかはわからないのでそこは賭けですが)

お宿のお母さんと~

次回もう少しキルギスのお話続けます~

みなさんの食欲と旅行欲が少しでも刺激されますように!

それではまた書きます

タイトルとURLをコピーしました