せっかく一人暮らしをしているのに、色味の統一感に縛られすぎて、つい無難な色を選んでしまい、どこか地味な部屋になってはいませんか?
色の組み合わせは難しい、子供っぽい部屋になってしまう、というイメージも同時にあるかもしれません。
そんな時は、洋画に出てくるお部屋のインテリアや色の組み合わせ方を参考にしてみましょう。少し工夫すれば、カラフルな家具や小物も浮くことなく、可愛いお部屋にすることができますよ♩
今回は、カラフルなインテリアが印象的な映画を紹介していきます。
原色を使ったお部屋にしたいなら
「ラ・ラ・ランド」
あらすじ
出典:https://filmarks.com/movies/62215
夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア<エマ・ストーン>は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン<ライアン・ゴズリング>と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから二人の心はすれ違い始める……。
物語の前半に登場する、エマ・ストーン演じるミアのシェアハウスがカラフルでテンション上がる空間になっています。
バスルームはグリーンのタイル×ショッキングピンク、廊下は真っ青でリビングには赤白ストライプのソファ……。
目がチカチカするような完全に振り切った原色の使い方は、見ているだけでもワクワクします。
ミア個人の部屋は少しガーリーで、女優志望らしく映画のポスターがたくさん飾ってあります。チェスト上の丸鏡と、薄パープルの全身鏡が印象的で、真似したいなと思いました♩
この映画は終始画面が色鮮やかで、組み合わせなど色の使い方の参考になります。
洋服に囲まれたお部屋にしたいなら
「お買い物中毒な私!」
あらすじ
出典:https://filmarks.com/movies/20963
ニューヨークに住む園芸誌の記者レベッカ・ブルームウッド(アイラ・フィッシャー)は、かなり重症な”お買いもの中毒”。ブランド・ショップや”セール”の文字を見ると、我を失ってお買い物に走り、カード会社から莫大な請求を迫られる毎日。そんなレベッカの夢は一流ファッション誌『アレット』の記者になること。ひょんなことから『アレット』と同じ出版社のマネー雑誌編集部に転職したレベッカは、イケメン上司のルーク(ヒュー・ダンシー)に見込まれ、そして、自らのお買い物経験による独自の視点で描いたコラムまでもが大ブレイク!でも、カードの支払いから逃げ回るレベッカに、果たしてマネー雑誌の記者が務まるの?!
アイラ・フィッシャー演じる主人公レベッカが親友とルームシェアしているお家が、360度カラフルで取り入れてみたい要素がたくさんあります。
作品名の通りレベッカは“買い物中毒”なので、洋服、靴、カバン、帽子などでお部屋が埋め尽くされています。
天井ほどの高さまである靴棚にも入りきらず、窓際に吊るす靴収納があったり、多すぎるアイテムを思考錯誤して収納していることがわかります。
追加で買ったであろうハンガーラックも、ただ置くだけではなくアレンジして可愛らしくしています。
ダイニングスペースも、細かい工夫がされている色とりどりのインテリアが印象的です。
フレンチポップなお部屋にしたいなら
「アメリ」
あらすじ
出典:https://filmarks.com/movies/34444
フランスだけでなく日本でも記録的な大ヒットとなった、ジャン=ピエール・ジュネ監督のロマンティック・コメディ。空想好きの女性アメリは、あるでき事から他人を幸せにする喜びに目覚め、人々に様々なおせっかいを始めていく。
フレンチポップなインテリアが好きな人には、たまらない映画です。
オドレイ・トトゥ演じる空想好きな主人公アメリが繰り広げるファンシーな交流が、なんとも不思議な世界に連れて行ってくれます。
ポスターは何種類かありますが、真っ赤な部屋のベッドに座るアメリの姿を見たことがある人は多いのではないでしょうか?
この映画ではアメリの部屋を始めとし、「赤」と「緑」がたくさん使われています。アメリ以外のキャラクターのお家もそれぞれ世界観があって、インテリアが可愛らしいです。
棚に所狭しと小物を飾っていたり、キッチンに小さな鍋を沢山かけていたり、物が多い人には参考にできそうなシーンが多くありました。
個人的には洗面台周りの、ランプや鏡がかなりツボでした♩
リゾート風のお部屋にしたいなら
「マンマ・ミーア!」
あらすじ
出典:https://filmarks.com/movies/16306
ミュージカル映画史上、世界No.1のメガヒット!歌がある。踊りがある。幸せがあなたのハートを包み込む。エーゲ海に浮かぶギリシャの美しいリゾート、カロカイリ島。この島で小さなホテルを経営するドナの一人娘、ソフィは3通の特別な招待状を投函した。ドナのたっぷりの愛情を一身に受けながらも、父親を知らずに育ったソフィは「パパと一緒にヴァージン・ロードを歩きたい!」という秘かな夢があった・・・。
美しいギリシャのホテルが舞台なので、日本の住宅で真似できる範囲は狭いかもしれませんが、とにかく青と白のコントラストにビタミンカラーが映える映える。
オリエンタルな柄のランプや、エーゲ海を感じるギリシャ風のタイル、青色が好きな人にはたまらないでしょう。見ているだけで元気をもらえます。
比較的真似しやすいのは、カラフルなクッションカバーや民族柄のベッドカバーなどの布系アイテムです。
青色のベッドフレームに民族柄のベッドカバーで「マンマミーアっぽい♡」を楽しんじゃいましょう。
絵本のお家のようにしたいなら
「オンネリとアンネリのおうち」
解説
出典:https://filmarks.com/movies/77708
オンネリとアンネリはとっても仲良し。ある日ふたりは、バラ通りで「正直者にあげます」と書かれた手紙とお金の入った封筒を拾い、そのお金で、バラの木夫人というおばあさんから夢のように素敵な水色のおうちを買うことに。オンネリは9人きょうだいのまん中で、アンネリは離婚したおとうさんとおかあさんの間を行ったり来たり。ふたりの両親は忙しすぎて、自分たちがいなくても気づかない。「わたしたち、ふたりの家に住んでいい?」気難しそうなお隣さんや、魔法が使える陽気なおばさん姉妹、ちょっぴり変わったご近所さんと交流しながら、ふたりだけの楽しい生活が始まる。しかし、ある日お隣さんに泥棒が―!
ムーミンの国、フィンランドから届いた児童文学映画化作品。見ているだけでキュンキュンしてしまう、画面いっぱい可愛い映画です。
絵本の中に飛び込んだようなキュートな色使いのお家が登場します。階によって壁紙の色をガラッと変えていて、色分けがされているようです。
今は、賃貸でも簡単に壁紙を変える方法はいくつかあるので、つい真似したくなっちゃいます。
クローゼットの中もピンクに塗装されていて、とにかくカラフル。見終わった後、ちょっとした棚ならDIYで色塗りしちゃおっかな、という気持ちになります♩
今回は、カラフルなインテリアが印象的な映画を紹介していきました。観てみたいと思った映画はありましたか?
日本の住宅だと、どうしてもベースがシンプルなことが多いですが、壁紙を張り替えてみたり、木のイスに色を塗ってみたり、白いお皿を全部やめてみたり、大胆に好きな色を楽しみましょう。
お家の中に好きな色のアイテムがあるだけで、気分が良くなると思います♩
ぜひ参考にしてみてください!