リモートワークが増え、使用頻度が増しているイヤホン。きちんとお手入れしていますか? イヤホンには脂だけでなく、耳あかや手あか、ホコリなどの汚れが付いているんですよ。
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。暮らしに役立つ情報を発信しています。
今回は、イヤホンの掃除方法を種類別にご紹介します。清潔に保つための対策法も解説するので、最後まで読んでくださいね!
イヤホン掃除をしないと起こるデメリット
イヤホンを掃除せずに使い続けると、以下のデメリットが起こりやすくなります。
- 音質が悪くなる
- 耳の病気になる
イヤホンに汚れがたまると、接触が悪くなります。その結果ノイズが入り、音質が悪化する可能性があるのです。故障の原因にもなるんですよ。
またイヤホンが不潔だと、耳にカビが繁殖して病気になることもあります。だからこそ、こまめなお手入れが必要なのです。
【種類別】イヤホンの掃除方法
ここからは、イヤホンの掃除方法を種類別に解説します。記事を参考にしながら実践してみてくださいね。
カナル型イヤホン
カナル型イヤホンとは、耳に差し込むタイプのイヤホンのことです。耳あかが付きやすく、特にイヤーピースやメッシュ部分が汚れやすい特徴があります。
step1:イヤーピースを外す
イヤーピースを取り外せる場合は、最初に分解しましょう。
step2:ウェットティッシュで拭く
ウェットティッシュを使って、イヤーピースの表面を磨くように拭きます。アルコール入りのタイプなら、除菌もできますよ。
裏側にも汚れが付いているので、ひっくり返して同じように拭きましょう。
step3:歯間ブラシで汚れをかき出す
イヤーピースの筒部分は、歯間ブラシを使って汚れをかき出します。
本体のメッシュ部分にも歯間ブラシを使いましょう。傷つけないよう、優しくこすってくださいね。
step4:全体を拭く
最後は全体を拭いていきます。ケーブルにはウェットティッシュ、プラグにはティッシュを使いましょう。
特にプラグは汚れがたまりやすいです。接続不良の原因にもなるため、丁寧に拭いてください。
インナーイヤー型イヤホン
インナーイヤー型イヤホンとは、耳に引っかけるタイプのイヤホンのことです。デリケートなので、お手入れは優しく行いましょう。
step1:装着部分を歯ブラシでこする
装着部分を歯ブラシでこすります。故障を防ぐため、力を入れずに優しく掃除してください。
毛の柔らかい歯ブラシがおすすめですよ。
step2:全体を拭く
カナル型イヤホンと同じように、ケーブルやプラグを丁寧に拭きましょう。
ワイヤレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンとは、コードがなく耳に差し込む部分が独立したタイプのイヤホンのことです。ケースにも汚れが付くので、一緒にお手入れしましょう。
step1:装着部分を歯ブラシでこする
インナーイヤー型イヤホンと同じように、装着部分を歯ブラシでこすります。綿棒でもOKです。
イヤホンを傷めないよう、優しくこすってくださいね。
step2:無水エタノールでケースを掃除する
充電ケースの内側は、無水エタノールを染みこませた綿棒でこすります。
水分が残ると故障の原因になるので、お手入れ後はしっかりと乾燥させましょう。
イヤホンを汚さないための対策法
お気に入りのイヤホンは長く使いたいですよね。そのためには、以下の3つを心がけましょう。
- ケースに収納する
- 長時間使用しない
- 耳あかフィルターを使う
イヤホンはそのままバッグに入れるのではなく、ケースに収納して持ち運びましょう。ホコリや繊維の付着を防ぐだけでなく、衝撃からも守ってくれますよ。
また、カナル型イヤホンの場合は、耳あかフィルターの使用もおすすめです。イヤホン内部に耳あかが侵入するのを防いでくれるので、お手入れがぐんと楽になります。ただし、カナル型イヤホンにしか使えないので注意してください。
イヤホンの掃除方法は種類によって異なります。カナル型イヤホンにはウェットティッシュと歯間ブラシ、インナーイヤー型イヤホンとワイヤレスイヤホンには毛の柔らかい歯ブラシを使いましょう。
イヤホンはとてもデリケートです。清潔なまま長く使うため、こまめにお手入れしてくださいね!