100均やホームセンターで手軽に買える突っ張り棒。壁に穴を開けずに設置でき、外すのも簡単なので、賃貸住まいの方の強い味方です。
デッドスペースを活かした収納に使ったり、ディスプレイコーナーやカーテンレールとして取り入れたりなど、幅広く活躍します。
こんにちは!毎日機嫌よく過ごせるよう、お部屋の収納を見直しているカーサミアライター、春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かして、一人暮らし女性に役立つ情報を発信しています。
この記事では、突っ張り棒の選び方のポイントや、アイデアをご紹介します。工夫次第で使い道は無限大。ご紹介するアイデアを参考に、自分に合った使い方を見つけてくださいね。
使い道に合った突っ張り棒を選ぼう
突っ張り棒は、長さやデザインのバリエーションが豊富です。上手に活用するポイントは、使い道に合ったタイプを選ぶこと。何も考えずに購入してしまうと、突っ張り棒が落下する原因につながるので、気を付けましょう。
突っ張り棒が落ちないためのポイント
突っ張り棒が落ちるのを防ぐには、耐荷重はもちろん、設置する壁をチェックしたり、正しく取り付けたりすることが大切です。
上記の動画は、つっぱり棒メーカーが作成している解説動画。とても分かりやすく解説されていますので、突っ張り棒を選ぶ前に、ぜひチェックしてみてくださいね。
まずは100均の突っ張り棒からトライ
「とりあえず突っ張り棒を使ってみたい」という初心者さんは、手頃な価格の突っ張り棒から取り入れるのが、おすすめです。
100均の突っ張り棒なら、気軽にトライできます。100均で販売されているのは、耐荷重が2kg以内のタイプが多いので、まずは軽いものの収納に使ってみてくださいね。
突っ張り棒はデッドスペースに使うのが基本。どこに取り付けようか迷ったら、クローゼットの中や洗濯機の上、トイレの隅など、ちょっとした隙間に設置してみると良いでしょう。
重たいものには突っ張り棚もおすすめ
突っ張り棒に重たいものを載せたり、掛けたりする場合は、ホームセンターやネットで探すと、目的に合ったタイプが見つかるでしょう。載せたいものの重さを確認してから、選んでくださいね。
キッチンカウンターやトイレなど、取り付ける場所によっては「突っ張り棚」もおすすめ。上にものを置けるのが特徴です。インテリアに馴染む、おしゃれなデザインが豊富です。
平安伸銅工業 つっぱり棚 強力タイプ
洗濯機の上や、トイレの収納には突っ張り棚が便利です。ナチュラルな雰囲気の木目調で、お部屋に合わせやすいのも嬉しいですね。
目に付く場所に使うならデザインが大切
突っ張り棒もおしゃれなものを選びたい人や、見える場所に使いたい場合は、デザインにもこだわりましょう。
ホームセンターやネットは、見た目がおしゃれで、使いやすいタイプが豊富。たくさんの種類の中から、使い道に合った突っ張り棒を選べますよ。
umbra 突っ張り棒 カーテンポール
生活感のない、スタイリッシュなデザインの突っ張り棒。カーテンレールとして使ったり、ドライフラワーを吊るしたりするのに、ぴったりです。
使い道いろいろ!突っ張り棒の活用アイデア
玄関のデッドスペースを傘置き場に
置き場所に悩みがちな傘も、突っ張り棒を使えば、すっきり片付きます。玄関のデッドスペースに突っ張り棒を取り付けるだけで、収納スペースが完成。
玄関に出しっ放しなので、ワンアクションで手に取れるのがポイントです。デッドスペースなら目に付きにくく、生活感をカバーできます。
テーブル裏にティッシュを目隠し収納
すぐ手の届くところに置きたいけれど、生活感が気になるティッシュ。おしゃれなデザインのティッシュケースに入れても良いのですが、どうしても場所を取ってしまいます。
突っ張り棒をテーブルの下に設置すれば、置き場所の必要がなく、使いたいときにサッと手に取れます。ティッシュケースに入れ替える手間がないので、交換もスムーズです。
ゴミ袋がスムーズに取り出せて快適
何種類もあるゴミ袋の収納にも、突っ張り棒が活躍します。突っ張り棒2本を少しずらして設置すれば、取り出しやすく見た目もすっきり。ゴミ袋を引っ掛けるだけなので、補充も楽チンです。
ゴミ箱の近くにゴミ袋用の突っ張り棒を設置すると、家事の効率がアップしますよ。
クローゼットの小物を吊るしてすっきり
クローゼットや押し入れの中に突っ張り棒を設置すれば、アクセサリーの収納スペースが完成。絡まりやすいネックレスも、すっきり片付きます。
吊るすものに合ったフックを使えば、ショルダーバッグやストール、ベルト、帽子などにも応用できますよ。
突っ張り棒には磁石がくっつくタイプもあります。お家に余っているマグネット付きのフックと組み合わせると、活用の幅が広がりますよ。
簡単にオリジナルの洗濯ラックが完成
こちらの方は、洗濯機の上に突っ張り棚を取り付けて、デッドスペースを上手に活用されています。意外に置き場所をとる、タオルや洗剤の定位置に、ぴったりです。
突っ張り棚の上に、白のカラーボードにリメイクシートを貼ったものを載せれば、生活感もカバーできます。材料は100均で揃うので、ぜひトライしてみてくださいね。
サニタリーグッズを手に届く場所に
突っ張り棒を1本プラスすれば、トイレの壁がサニタリーグッズ用の収納スペース変身。備え付きの棚にしまうよりも手に取りやすく、使い勝手抜群です。
消臭スプレーを引っ掛けたり、掃除用のシートを置いたりしても良いですね。細々したものを浮かせて収納すれば、トイレの床掃除もスムーズです。
この記事では、突っ張り棒の選び方のポイントや、アイデアをご紹介しました。ちょっとした工夫で、使い道の幅が広がります。自分に合ったアイデアを見つけて、突っ張り棒を上手に使いこなしてくださいね。