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タコスの皮はパリパリじゃないんです。思い出して食べたくなっちゃう世界の美味しいものたち⑬メキシコ【チャイ処キングのナマステな日々-61】

暮らし
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ナマステ~

新年明けました、おめでとうございます

今年も世界のあれやこれや、日常のあれやこれやについて
こっそり書いていけたらと思っています

読んでくださっている方いつもありがとうございます~!

あー美味しそうすぎる
メキシコのタコス最高すぎた

さて早速ですがこの写真、タコスです

皆さんの知っているタコスと同じですか?

日本でタコスというと皮がパリパリなものを想像する方も多いんじゃないかなと思います

だけどもタコスの本場メキシコでは写真のような柔らかいものがスタメンです
(これを揚げたパリパリバージョンもある)

具材もりもり
屋台巡りは本当に楽しい美味しい

皮の名前は「トルティーヤ」

とうもろこしの粉でできています
(小麦粉のパターンもある)

生地を薄くのばします
のびーるのびーる

両面焼けたらぷくっと膨らむ
これが完成の合図です

チャパティのとうもろこしバージョンですね
パリパリではなくやわらかいです

こんなふうにぷくっとふくらみます

これに具材をのせたりはさんだりしたものがいわゆる
「タコス」
メキシコを代表するソウルフードです

味付き豚肉とパイナップルのタコス
「パストール」

もう、お飾りの言葉はいらないよ!

ってくらい猛烈に美味しい

トルティーヤと具材、そこにかかるサルサソース)とのハーモニー!!

そしてお気づきですか?
トルティーヤが2枚重なっていることに

スープ付きのパターンもある

最初は「なぜ?」と不思議だったんですが食べてみれば理由は明瞭

2枚重なっていることで、
具材もりもりでもサルサの水分が多少多くてもトルティーヤが全てを受け止めてくれるのです
スバラシー!

サルサ(ソース)は自分でかけます

2枚まとめてくるっと包んで大きな口で頬張りましょう~

タコス屋台が町のあちらこちらにあるので地元民がたくさん集まっているところが間違いなく美味しいです

人だかりが美味しい証拠

そしてメキシコのタコスの素晴らしいところはそのお値段
びっくりするほど安いんです

タコス一つ100円以下って、今書いてても信じられない

サイズも手のひらサイズでちょうどいい
お気に入りを数個食べてもいいし色んな屋台を一つずつ試すのも楽しい

そんな中で特に気に入ったタコスがありました
それがこちら

屋台のタコスデカナスタ
1番印象深いタコス

はい、めちゃくちゃ地味ですよね
他のタコスと比べて映えません

でもとーっても美味しくて1番印象に残っている
「タコス・デ・カナスタ」

これはほかのタコスと調理法がちょっと違いまして、
メキシコでは「籠タコス」と呼ばれています
朝ごはんに食べられているタコスです

そんなこともつゆ知らず、
「朝からタコス食べられるんだ~幸せ~」と
屋台に近づきタコスを注文

そうしたらポリバケツのようなものからタコスがでてくるじゃありませんか!
これまでの目の前で具材をどさっとのせてくれるタコスとは何かが違う!

屋台じゃなくてお店でも食べられる
こちらはお店のタコスデカナスタ

そう、このタコスはその場で作るタコスではなくて
調理済みのタコスを籠から出して売ってくれるのです

籠に入れられてる間に蒸されることであのしっとりした食感に・・
(調べたら籠の中でラードに漬けているらしい・・・・!)

そしてまさかの一つ40円!

日本ではなかなか食べるチャンスがないと思うと余計に恋しくなります
あのしっとりしっかりしたお味
タコスデカナスタ
あぁ恋しい

そして他にも美味しいものがもりもりのメキシコ

それらを支えているのがトルティーヤ
タコスだけじゃないんです

大きめのトルティーヤに具材とチーズをはさんだ
ケサディーヤ

チーズとろーり
目の前でさささっと作ってくれる
奥の鉄板で焼く
大きい!
鉄板の上で待機中

分厚いトルティーヤに切り込みを入れて具材を挟んだ
ゴルディータス

具材がおさまってないよ!

この緑色の細いものはピーマンではなくサボテンです
味はほとんどなくて酸味が少し、私は割と好きなほう

その場で焼いてる
これはサボテンのとげを抜いて売っているおばちゃん

揚げたトルティーヤに具材をのせる
「トスターダ」

えびちゃん

他にもまだまだあるようです
アレンジ無限大のトルティーヤの素晴らしさよ!

さてトルティーヤ以外で美味しかったものと言えば
これも忘れられません

屋台の焼きとうもろこし

白いとうもろこしが多い
他にもいろんな色がある

トルティーヤの材料でもあるとうもろこし、やっぱりそのままでも美味しい!

焼きor蒸しとうもろこしにマヨネーズとライムとチリを塗った「エロテ」

日本の焼きとうもろこしとは一線を画す

とうもろこしをカップに入れてマヨネーズとチーズをたっぷり、ライムとチリをかけた「エスキテ」

マヨネーズとチーズの背徳感ったら・・・

他にも美味しいものおもしろいものたっくさんのメキシコ、
屋台フードに抵抗あるなぁという方もきっとその魅力には抗えないはずです笑

そうだそうだメキシコの美味しい飲み物もお忘れなく

オアハカという地域で飲んだ2種類の飲み物をご紹介

こちらは「テハテ」
カカオととうもろこしでできた飲み物です
またとうもろこし!!

うつわが洒落てる!何この浮遊物!

「神の飲み物」と呼ばれている栄養価のすごく高い飲み物
と事前に調べていたのでどうしても飲んでみたかったんです

注ぎ方も独特、こうして高い位置から注ぐことで美味しいテハテになるんですねぇ(きめ細かくなるみたい)
この怪しい浮遊物ももちろん食べられます
おそらくカカオの粉末

うつわでじゃばっとすくってじゃばじゃばと注ぐ

そしてカカオが有名なオアハカではこんな「チョコラテ」にも出会えます

チョコラテ、もこもこ~
さっぱりしたお味です

あぁ~美味しいもの天国のメキシコ、見てるだけでお腹すいちゃう
美味しいものを支えてるのはとうもろこしだってこともよく分かりました

そして食べもの以外も最高におもしろい
見どころが多すぎるメキシコ

次回はおすすめの見どころのお話しようと思います~!
それではまた書きます

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