せっかくの一人暮らし、毎日が充実した素敵な生活を送りたいですよね。そのためには、住まい選びが大切です。
この記事では、一人暮らしの理想の間取りについて、筆者のおすすめを具体例を交えて紹介していきます。
こんにちは。カーサミアライターのささと申します。私は一級建築士として賃貸物件の設計を行っており、職業柄、物件サイトを見ることが趣味の一つです。
たくさんの物件サイトを見てきた私が、「これは日々の生活が楽しくなる」と感じるおすすめの間取りを解説しますので、最後までお見逃しなく。
一人暮らしの理想の間取り①ルーフバルコニー
日常が楽しくなる要素の1つめはルーフバルコニーです。屋外空間であるルーフバルコニーは、家の中とはひと味違う空間を演出することができます。
ルーフバルコニーとは?
ルーフバルコニーとは、下の階の屋根に設置されたバルコニーを指しており、屋上階に設けられることが多いです。
一般的なバルコニーと比べて面積が広く、屋根がないため開放的という特徴があります。
それでは、おすすめのルーフバルコニーの活用方法を紹介します。
癒しのグリーン空間として活用
活用方法の1つめは、ガーデニング場所としての活用です。ルーフバルコニーは屋外空間なので、防水対策がしっかり行われており、水やりが必要な植物と相性がとても良いです。
屋根がないため、太陽光をふんだんに取り込むこともできます。季節ごとの植物の変化を楽しんだり、野菜を栽培したり、日々の癒しになります。
家具を配置して屋外リビングに
活用方法2つめは、屋外リビングとしての活用です。屋内と同じように、椅子や机を配置することで、食事や読書が可能です。
夜には、晩酌をするのにぴったりの空間で、1日の疲れを癒すことができます。キャンプやアウトドア用の家具を配置することで、より空間が豊かになります。
一人暮らしの理想の間取り②スキップフロア
スキップフロアは、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、デザイナーズ物件などで取り扱われることが多いです。
特徴を知り、上手に活用することで日常生活が豊かになります。
スキップフロアの特徴を解説します。
スキップフロアとは?
スキップフロアとは、家の中にさまざまな高さの床がある間取りです。
ロフト、ダウンロフト、小上がり、ダウンフロアなどの種類があります。
設備がコンパクトで洋室が広い
スキップフロアの間取りは、階段があるため、お風呂、キッチン、トイレなどの設備がコンパクトで、その分洋室を広く使えるという特徴があります。
家の中に、メリハリがあり、洋室を趣味空間として活用しやすいため、趣味に没頭することができます。
空間に一体感が生まれる
壁ではなく階段で空間を分けているため、スキップフロアの間取りはひとつながりの空間となっており、平米数に対して広く感じる特徴があります。
空間が一体となっているため、採光や通風条件が良いことも多いです。
一方で、エアコンは容量の大きい製品が必要になります。場合によっては2台設置するほうが効率よく温度を調整できるため、電気代が高くなる可能性があります。
- Q一人暮らしの理想の間取りは?
- A
一級建築士である私が考える一人暮らしの理想の間取りは、少し特殊なルーフバルコニーやスキップフロアのある間取りです。
日常の中でリラックスできる空間や、趣味に没頭できるワクワクする空間があると、生活にもメリハリが生まれます。
もちろん人によって好みがありますので、あなただけの理想の間取りを見つけ、充実した一人暮らしを送ってくださいね。