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会社の寮だから安心、じゃなかった。夜の住宅街は想定外に暗くて…【一人暮らしエッセイvol.43】

一人暮らしエッセイ
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住む前に周辺のことを見て回ればよかった…と後悔

社会人になってすぐ勤めた会社は、東京都内。
埼玉県に寮があったので、入社時に寮を希望し、入社と同時に寮住まいが決まりました。

大学時代は一人暮らしをしていたけれど、関東圏ではなかったので、新しい土地での一人暮らしにはドキドキしました。
ただ、会社が用意してくれた部屋だから、という謎の安心感があって、埼玉での一人暮らしにはそれほど大きな不安はありませんでした。

入社前に、一度寮の下見にも行きました。
駅からは徒歩7~8分。
駅直結のスーパーもあるので、会社帰りには買い物もしやすいです。

寮と言っても、一般的なアパートを借り上げているものです。それでも住んでいる人は会社の人ばかり。

キッチン付きのワンルームで、大学時代に住んでいた部屋よりも少し広め。
南向きなので、かなり明るい印象の部屋でした。

会社の人が住んでいるなら全く知らない訳でもないので安心だし、何より立地もそれほど悪くない。
きっと大丈夫だという気持ちでいました。

しかし、引っ越しを終え、入社して感じたのは…住むならこの場所じゃなかった!ということです。

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駅直結のスーパーはあるのですが、会社帰りに寄ると非常に混雑しており、お会計待ちの長蛇の列に並ぶことになるのです。
へとへとになって帰ってきたのに、長蛇の列に並ぶのは割と大変でした。

しかも、駅直結のこのスーパーは品揃えがあまりよくありません…。
お店自体広くないので、仕方ないのかもしれませんが、いつも決まったものしか買わなくなってしまい、買い物が楽しいという気持ちにはなりませんでした。

他にも近くにスーパーがあればよかったのですが、他のスーパーは歩いて30分以上かかる場所にあり、なかなか行こうとも思えませんでした。
次第に同じ寮に住んでいる同僚と駅前の飲食店で食べて帰ることも増え、食費は増えていきました…。

私は、料理が得意というわけではありませんが、作ること自体はそんなに嫌いではありません。
それに、新商品や地元ならではの食品が並んでいるのを見るのはとても好きです。

そういう楽しみがなくなってしまったことは、後から考えて見るととても辛かったように思います。

また、駅から寮までの道は田畑もちらほら見える場所でした。
住宅街ではあるのですが、夜になると暗く、少し通るのが怖いと思ってしまうこともありました。

早い時間であれば歩いている人もいるので安心できましたが、遅く帰ると痴漢や強盗なども出そうな雰囲気。

これは、住む前に、ちゃんと見ておくべきだったな…ととても後悔した点です。
せめて、入社する前に寮に住んでいる人からの話を伺う機会を持てればよかったかもしれません。

会社が用意した寮だから暮らすのには問題ない、事前に見た部屋の雰囲気がっても良かったから楽しく暮らせるとどこか楽観的に考えていましたが、楽観的過ぎたように思います。

自分が帰宅する時間のスーパーの混雑具合や、帰宅時間の駅までの道のり、などもう少し知ってから寮に住むと言うことを決めても良かったのではないかと思うからです。
また、自分でも寮以外の候補を検討して、比較することも必要だったなと思います。

このことがあってから、引っ越しする時は周辺のお店の状況なども考えてじっくり決めるようになりました。

(エッセイ投稿者:mameko)

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