毎日水拭きしているのに、IHクッキングヒーターに焦げつきができていませんか? 水だけでは落ちないし、ゴシゴシこすると表面が傷つきそうで怖いですよね。
こんにちは。カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格を持っており、さまざまなお掃除情報を発信しています。
今回はIHにこびりついた焦げつきの落とし方と、焦げをつけないための予防法をご紹介します。IHを傷つけない方法なので、ぜひやってみてくださいね!
IHの焦げつきの落とし方
アルミホイルやラップでこする方法もありますが、IHの表面を傷つける可能性があるのでおすすめしません。
この記事では、こすらない方法を紹介します。
セスキスプレーでパック
IHの焦げつきは、セスキスプレーでパックすると落とせます。
焦げつきのおもな原因は、油や調味料などの酸性汚れです。そのためアルカリ性のセスキ炭酸ソーダを使うと、中和されてよく落ちるんですよ。
焦げがついた部分に乾いた布をかぶせ、セスキスプレーを吹きかけます。2~3時間放置し、仕上げに水拭きすればOKです。
セスキスプレーの作り方
・水500mLに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1の割合で混ぜ、スプレーボトルに入れる
・2~3ヶ月以内に使いきる
セスキスプレーは油や汗、皮脂汚れに強いので、お洗濯でも大活躍! ぜひ使ってみてくださいね。
IH専用クリーナー
セスキスプレーで落とせない焦げつきには、IH専用クリーナーを使用しましょう。焦げ専用なので、汚れがしっかり落ちます。
スポンジタイプや塗るタイプ、ヘラタイプなどが販売されています。表面を傷つけないよう、こすらなくていいタイプの商品を選んでくださいね。
IHに焦げをつけないための予防法
焦げつきは放置すればするほど落ちにくくなります。
簡単な方法で予防して、汚れをためないように心がけましょう。
毎日セスキスプレーで拭く
IHについた汚れは、水だけでは完全に落とせません。油や食材の汚れを残さないよう、1日1回はセスキスプレーで拭きあげましょう。
白残りするのを防ぐため、最後は水拭きで仕上げてくださいね。
焦げつき防止マットを敷く
IHの焦げつき予防には、「焦げつき防止マット」もおすすめです。焦げだけでなく、調理器具による傷も防いでくれる優れものなんですよ。
汚れたときだけ洗えばいいので、「毎日拭くのは面倒……」という人にもぴったり。
デザインが豊富なので、ぜひお気に入りのものを見つけてください。キッチンが華やかになり、お料理がもっと楽しくなりそうですね!
ガスコンロに比べてお手入れが簡単なIHですが、水拭きだけでは汚れがたまってしまいます。こびりついた焦げつきや日々の油汚れには、セスキスプレーが効果的です。表面を傷つけないよう、こすらない方法で掃除しましょう。
おいしい食事を作るためにも、IHを清潔に保ってくださいね!