日々の生活で必ず出る生ごみ。「においが気になる」「部屋に置いておきたくない」と思ったことはありませんか?
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。ごみを減らすため、定期的に冷蔵庫チェックを行っています。
今回は、生ごみを減らす方法と、においが発生しにくい生ごみの処理方法を紹介します。エコや節約にもつながるので、ぜひ実践してみてくださいね!
今日からできる生ごみを減らす工夫
生ごみを減らすと、以下のメリットがあります。
- 食品ロスの削減
- CO2削減
- 節約
さっそく生ごみを減らす工夫を5つご紹介します。
簡単な方法ばかりなので、今日からはじめられますよ。
買いすぎない
安売りの食材を見ると、ついつい買っていませんか?
食材を買いすぎてしまうと、食べきれずにフードロスが発生しやすくなります。事前に冷蔵庫の中身をチェックし、必要なものを確認する習慣をつけましょう。
あらかじめ献立を決め、買い物リストを作成しておくのも効果的です。衝動買いをおさえられるので、節約にもなりますよ。
食べきる
食べ残しを捨てずに済むよう、料理は食べられる分だけ作りましょう。
もし残ってしまっても、適切に保存すれば翌日も食べられます。お弁当に入れたりアレンジしたりなど、食べきる工夫をしてみてください。
食材を使いきる
食材を使いきるのも生ごみを減らす方法の1つです。定期的に冷蔵庫の中をチェックし、期限内に使いきるようにしましょう。
賞味期限と消費期限の違いは以下の通りです。
- 賞味期限 … おいしく食べられる期限。過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではない
- 消費期限 … 安全に食べられる期限。過ぎた食品は食べない方がよい
買い物前に在庫一掃デーを設け、スープや炒め物にして食べきるのもいいですね!
野菜のカットは最小限にする
野菜を切るときは、ヘタや根元を大きく切りすぎないようにしましょう。カットを必要最低限にすることで、生ごみの量を減らせます。
皮もできるだけ薄くむきます。皮に栄養が多いものは、そのままいただくのもいいですね。
また、カット野菜を活用するのもおすすめです。捨てる部分がないので、生ごみが発生しません。サラダ用、調理用などさまざまな種類があるので、レシピに合わせて選べますよ。
カーサミアでは、カット野菜をアレンジした時短レシピも紹介しています。
■千切りのカットキャベツを利用した、胃に優しいスープ
■冷凍グリル野菜を使った簡単ペペロンチーノ
葉や茎も調理する
いつも捨てている葉や茎も、調理すればおいしく食べられるかもしれません。
たとえば大根の葉。よく洗って細かく刻み、ごま油で炒めます。醤油を加えてさらに炒め、最後に白ごまなどを和えればおいしいごはんのお供になりますよ!
ブロッコリーも茎を捨ててしまう人が多いですよね。でも実は、根元のかたい部分をむけば丸ごと食べられるんです。スープや炒め物、肉巻きの具にするのがおすすめですよ。
生ごみの処理方法【悪臭防止】
生ごみを減らす方法を紹介しましたが、完全になくすのは難しいですよね。しかしごみとして捨てるまでの間、においが気になる人も多いと思います。
ここからは、悪臭がしづらくなる生ごみの処理方法を解説します。
濡らさない
生ごみの80%は水分です。水切りすれば重量が軽くなるだけでなく、腐敗や悪臭の予防になります。焼却効率が上がるので、CO2の削減にも!
もし濡れている場合は、袋に入れる前にしっかりと絞りましょう。
乾燥させる
腐りにくく悪臭の心配が少ない野菜くずや茶殻におすすめの方法です。新聞紙やざるの上に置き、天日干しか風通しのよい場所で自然乾燥させます。
乾燥させた茶葉やコーヒー殻には消臭効果があります。ビンに入れて通気性のよい布をかぶせれば消臭剤に! 靴箱などに入れて使いましょう。
重曹をふりかける
ナチュラル洗剤として人気のある重曹には、消臭作用があります。生ごみの上からふりかけておくと、悪臭予防できますよ。
重曹には除湿作用もあるので、生ごみの水気も吸ってくれます。ただし大量の水分は吸収しきれないので、事前にしっかり絞ってくださいね。
生ごみ処理機を使う
生ごみ処理機とは、加熱乾燥や微生物分解によって生ごみを処理してくれる機械です。生ごみを中に入れておけば、乾燥した軽い状態になります。
処理後は可燃ごみとして捨てるだけでなく、土と混ぜて肥料にすることもできます。
小型でスタイリッシュな、炊飯器と並べて置ける生ごみ処理機もありますよ。
購入に際し自治体から助成金が出るところもあるので、事前に確認してください。
「自治体名+生ごみ処理機」で検索してみてくださいね。
生ごみを減らすことは、食品ロスの削減やCO2削減のエコにつながるだけでなく、節約にもなります。できることからはじめてみましょう!