この連載は、かけだしフリーランスの右往左往っぷりをセキララに描く連載エッセイです。
これからのキャリアに悩む女性の参考になりますように。
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エッセイを書いた人:蛙田アメコ
・アラサー
・元教育サービス業正社員
・正社員時代は年間公休97日
・2018年から2年間、副業フリーランス(兼業作家)として活動
・2020年、体調を崩して会社を退職
はじめましての人は、はじめまして。
そうではない人は、こんにちは。蛙田アメコです。
心身の体調を崩して会社を退職し、現在は作家・シナリオライターとして生活しています。
アラサーでバツイチ、今後のキャリアについては考え中。
このエッセイでは、突然フリーランスとして生活することになった私が日々考えていることや気をつけていることを発信しています。
今回のテーマは「手帳!」についてです。
手帳、どうする問題
みなさん、手帳ってどうしていますか?
「必要最低限のマンスリーカレンダーとメモ帳だけ!」
「重厚なビジネス手帳を使ってる!」
「スマホやPCからアクセスできるアプリが便利!」
「こだわりのデザインや筆記用具で気分をあげてる!」
などなど。
個人的には、手帳というのはかなりその人の思考が反映されるアイテムだと思っています。
会社員として働いていたときには、手帳は必須アイテムでした。
- シフト勤務のスケジュール
- 会社の予定
- 副業の制作管理
- プライベートの予定
…これらを一目瞭然で管理する必要がありました。
また、個人の思い出を綴る日記や会議、打合せのメモも別のノートにするとなくしたり忘れたりしてしまうので、すべてを1つの手帳でやりくりをする必要があったのです。
スマホのカレンダーアプリは、電池切れとの戦いに敗れて候補から外れました。笑
私はアプリ派ですが、電池切れで困るのはアルアルです…!
アプリだと「4年後にエアコン点検」など先のことも入れられるのが便利なのですが。。。
Googleカレンダーとかも気になるんですけどね…!
私は「Lifebear」という手帳アプリを使っていますよ。
メモ帳機能やToDoリストも充実しているのが魅力です♡
会社員時代の手帳は「ほぼ日デイリー」
そんな理由で、
- なるべく大きめで
- 書くところがいっぱいあって
- デイリーページが1日1枚ある
会社員+兼業作家として生活していたときに選んだのは、「ほぼ日手帳 カズン」でした。A5サイズの大判で1日1枚のデイリーページが充実している手帳です。
伝説のコピーライター糸井重里氏のサイト、『ほぼ日刊イトイ新聞』のアイテムです。
当時の詳細な使い方については、アメコ個人のnoteにて公開しております。
→ほぼ日手帳で小説家になった話
フリーランスの手帳、難しい!
兼業作家時代には上手くいっていた手帳作戦。
しかし、休職からの退職、そしてフリーランスとして活動することになると問題が発生しました。
- 定期的にあるような会議がない
- オンライン会議が主なので「手書きメモ」をとる機会がない
- そもそも、手帳を開くタイミングがない
家で仕事をすることで、手帳を開くタイミングがなくなってしまったのです。
たしかに、会社では打合せや会議のときに、ぶっちゃけ心ここにあらずというときでも「会議に参加してます!!」というポーズとして、手帳を開きます。その際に、何度も手帳を見ることになりました。だからこそ、手帳を使ったモチベアップやスケジューリングが有効だったわけです。
しかし、手帳を使う機会が激減してしまった結果、ほぼ日手帳の膨大なページ数を持て余すようになってしまいました。
2021年は、とても簡素なマンスリー手帳と業者さんからいただいた壁掛けカレンダー(店舗のロゴが大きく入っているアレです!笑)を使っておりました。でも、やっぱりしっくりこない。
「ジブン手帳」にチャレンジ!
しばらく、手帳迷子になってしまった私。
ほぼ日手帳のデイリーページは使い切れないし、でも充実した機能は欲しい。
でも、デイリーページも将来的にまた使うようになるかも知れないし…!
そんなとき、友人におすすめいただいたものが「ジブン手帳」。
「DIARY」「LIFE」「IDEA」の3冊1組を基本にした、豪華な手帳です。使い込みがいがありそう。ほぼ日手帳とおなじようなデイリーページを備えた「1日1枚」のバージョンもあり。
「死ぬまでにしたい100のこと」についての記事を書いているときに、この手帳のことを知りました。
ジブン手帳には、「今年やりたい100のリスト」「人生でやりたい100のリスト」、パスワード管理や自分にもしものことがあったときに連絡して欲しい人リストなどの専用ページがあります。
なんだか、簡易的なエンディングノートとしても使えそうな充実の中身。
自宅作業では「ウィークリー」を活用予定
ほぼ日手帳と同じデイリーを選ばなかった理由は、「1週間単位でタスク管理をする」というやりかたにトライしてみたいと思ったから。
「毎日、開いて目にする機会のあるツール」ではなく、「わざわざ時間を作って開くためのツール」になってしまった手帳…1週間のうち1日だけでも、かならず手帳を開いて自分の時間やスケジュールと向き合うことが必要だと感じました。
いわば、リハビリです。
手帳と一緒に暮らして、仕事をする習慣がすっかり抜け落ちてしまいました。
また、納期にあわせた仕事をしている今は、日々決まったタスクをしているわけではなく、成果物の納品日に合わせた週単位の過ごし方の方が重要かも…と考えたからです。
実際に11月からジブン手帳を使い始めますので、ウィークリーの使い勝手についてはまた別の機会にお伝えしたいともいます!
生活様式が変われば、手帳も変わる
友人や知人の中には「手帳を使いこなせない自分は駄目なやつ」と自虐的にぼやいている人がいます。また、私と同じくテレワークが主流になってしまったことで手帳を開かなくなってしまったという声も聞きます。
生活様式が変われば、手帳も変わります。
今回のような新型コロナウイルスの流行という事態だけではなく、年齢や職位、働き方、ライフステージが変われば使いやすい手帳が変わって当たり前だと思います。
「この手帳を使いこなしたい!」という気持ちも大切ですが、ちょっと今年は手帳を変えてみようかな…というのも、気分転換になりますよ。
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