ナマステ〜!
今回からカーサミアにてちょいちょいコラム的なものを書かせてもらうことになりました
「チャイ処キング」のまいこーです
はじめまして
チャイ屋を名乗り初めて早9年、
実店舗を持ってる時期やレンタルカフェで毎月チャイ屋をやってる時期もありましたが、
今は店舗はありません
イベント出店や間借り出店などしております
ネパール好きが高じてチャイ屋になり、チャイ屋を閉めた後は2年ほどバックパック背負って世界を旅行していました
帰国してからはのんびり暮らしを求めて神奈川のちょい田舎にお引っ越し
畑耕しながら時々ふらふらとチャイ屋をやってます
何故ここでコラムを書くことになったかはまた追々お話しするとして、
今日はお近づきの印にチャイのお話でも
やっとこ梅雨明けした関東、陽射しがありがたい〜!!
と思ったのは一瞬で、もうそこからはただただ暑い…!!!
ア・ツ・す・ぎ・る!!!!!!
暑いから冷たい飲み物を…と思っちゃうのが日本人、それがチャイの国では違うんです
暑いからこそ熱いチャイを飲むんです
そもそもメニューにアイスチャイとかないですからね!
淹れたてアツアツのチャイを熱いうちにぐいっと飲むのがあちらのお国
チャイとはそもそも広義では「お茶」という意味で、
ネパール・インドでは
(スパイスの入った)甘〜いミルクティー
モロッコでは
ミントの生葉がたっぷりの甘〜いミントティー
なんかを意味します
モロッコで会ったおじさんに言われた一言が忘れられません
「熱いミントティーを飲んで、身体を冷やすんだよ!」
えーー!!そうなの!?
なにそれ!!知らなかった!!
ってな感じで初知見だったわけです
でも体感したらそれも納得
熱くて甘いミントティー飲んだらスッとした
冷たいものを飲むと一瞬は身体が冷えるけどその後身体が「体温を戻そう」としてあったまっちゃう
逆に熱いものを飲むとそれと真逆の現象が起きるんだとか
まぁ飲んでる時は熱いし暑いんだけどね…
ということもありまして、暑い時には逆に熱いお茶を!ってのが私の中に入り込みました
他の国の文化を知るっておもしろい〜
へぇ〜!!
…からの、世界旅行に繋がるわけですね、はい
これからもっといろんな国のお話できたらいいなと思いまする
ちょっとずつちょっとずつ
あとそうそう、
これはネパールの話なんですが
そもそも冷蔵庫がないよ、いやいやそれよりも電気がね…って人もたくさんいます
(ネパールは毎日10時間程の計画停電があったが、2017年以降改善された模様)
それがどういうことかって…
冷たい飲み物飲めないわけですよ
そりゃ商店に行きゃ〜冷たいジュースとかはありますけども
淹れたお茶を冷やすって文化はなかったな
氷もないですし
今は電気の供給が安定してきているようで、首都カトマンズや観光地のポカラには洒落たカッフェとかが立ち並んで洒落た冷たい飲み物なんかも飲めるみたい
だけどもチャイと言えばやっぱり熱々
熱々のチャイを飲みながらそこにいる現地の人たちと会話する
それこそが醍醐味ってもんなんです
チャイ、飲みたくなりません?
ネパールやインド、スリランカにブータン、モロッコにイラン、トルコにエジプト、色んな国に色んなチャイがありました
どれも美味しくてどれも印象深い、
その国を知る1つのキーだな、としみじみ思いながら
今日も甘くて熱いチャイを飲んでネパールやその国で過ごした日々に思いを馳せているわけなのです
それでは今日はこの辺で
また次回にお会いしましょ~!
チャイレシピ: モロッコのミントティー
・中国緑茶を一度さっと湯がく
・湯に開いた茶葉、ミントの生葉、砂糖を一緒に入れて煮込む
・煮出したチャイを、ミントの生葉の入ったコップに高いところから注いででき上がり
(注ぐ時に出る泡が美味しいのを知っては人は、ミントティー上級者だと私は思っている!泡が消えないうちにぜひ)