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ヘタの横好きでもいいじゃない!ハンドメイドで、人生の楽しみ倍増計画

趣味・おしゃれ・その他
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日々のやるべきことに追われていると、ふと「私、これでいいんだっけ?」とモヤモヤする瞬間がありませんか?

そんなとき、私は不器用ながらもハンドメイドに取り組むことで、自分が「これが好き!」と思える感覚を少しずつ取り戻してきました。

こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。趣味で編み物、刺繍、洋裁、彫金などなど、さまざまなハンドメイドを楽しんでいます。

あんどう
あんどう
このエッセイを書いた人

インドアフリーライター。
眼鏡作製技能士1級(旧・認定眼鏡士SS級)です。眼鏡ショップ・コンタクトレンズショップに勤務経験あり。
読書、映画鑑賞、ハンドメイドが趣味。

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今回は、手作りの小さな達成感を積み重ねていくうちに、また、ハンドメイドを通じて出会った人との縁で、毎日が少しずつ充実していると感じられるようになったお話をしたいと思います。

ハンドメイドって、ただ癒されるだけじゃない

編んでいるだけで可愛い柄になるOpal毛糸で靴下と枯山水ショール(制作中)|筆者撮影

私が大人になって初めて何かを作った時、その出来の悪さに大変ショックを受けました。

「頑張って作った世界に一つだけのアイテムなのだから、ヘタでも愛着が湧いて可愛く見えるよね」と言いたいところですが、実際にはそんな風に思えません(笑)

ハンドメイドは時間がかかります。
何時間もかけたのに、仕上がったものが自分の理想に遠く及ばなかった時の絶望感といったら…(ちなみに私は相当不器用です)

私は飽き性なので、あっという間にハンドメイドをやめてしまいました。
と続くと思いきや、意外や意外。持ち前の負けず嫌い精神が顔を出して、一番長い編み物だともう十五年は続けています。

「なぜ私が作ったものは可愛くないのか?」「どうすればもっと理想に近づけるのか?」と考え続けるうちに、ハンドメイドの本当の楽しさはトライアンドエラーの過程にこそあるのではないかと気づいたのです。

失敗を繰り返しながらも少しずつ理想に近づけていくそのプロセスが、自分と向き合う時間でもありました。

そして、あの手この手を尽くしてついに完成した作品は、それはもう愛おしくて仕方がない!
「天塩にかけて育てた我が子は可愛い」は本当でした。

あえて教室やワークショップに通う意味

モチーフ編みのプルオーバーは、自分サイズになるよう教室で製図してもらいました|筆者撮影

トライアンドエラーを楽しむと言っても、正直それだとハードルが高く感じてしまうかもしれません。

そこで、私がもう一つ考えるハンドメイドの楽しみ方は、教室やワークショップに通うことです。

やはりプロに直接教えてもらうと上達が早いですし、何より一緒に作業する人たちとの交流から得られるものがとても多いんです。

教室にはさまざまな職業や立場の人がいます。

例えば、オリジナル作品を販売している人と話しているうちに、私もオリジナルの作品を作って販売してみようかな…と、新たな目標ができることも。

こうした思いがけない出会いが、自分の生活を豊かにしてくれるんだなと実感しています。

さらに、人付き合いが得意じゃなくても、教室やワークショップでは作業がメインなので、無理にコミュニケーションを取る必要もありません。

適度な距離感で付き合える、家でも職場でもない「サードプレイス」は、ちょっとした心の拠り所になります。

自分の手で物を作ると人生の楽しみが倍増!

手芸熱が高じてドールにハマり、最も苦手な洋裁でTシャツに初トライ!なんとか着れました…|筆者撮影

ハンドメイドというと、癒しやリラックスの手段として語られることが多いですが、私にとっては自己表現の一つです。

ハンドメイドなら、自分が「これが好きだ!」と感じるものをどこまでも追求できます。
仕事だと、なかなかそうはいかないですよね。

日常の雑多なことに振り回されていても、ハンドメイドを通して自分の感覚に向き合い続けていれば、軸がぶれにくくなるようが気がします。

もちろん最初はうまくいかないことも多いですが、ネバーギブアップの精神で上達してくると、自己肯定感が爆上がりします。

そして作品作りの中で審美眼が磨かれて、普段の生活で目にするものへの感じ方も変わってきます。
私はハンドメイドを始めて、人生の楽しみが本当に広がりました。

皆さんも、ぜひ暮らしにハンドメイドを取り入れて、自分の手で理想の作品を作り出す喜びを味わってみてくださいね。