この記事では「6畳の1Kやワンルームに、ソファとベッドを置けるかな……」という方に向けて、北欧式整理収納プランナーの筆者が、レイアウトのポイントや実例をご紹介します。
こんにちは!理想の空間を目指して工夫するのが趣味の、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らし女性に役立つ情報を発信しています。
6畳のお部屋でもレイアウトを工夫すれば、ソファとベッドを一緒に置けます。寝るスペースとくつろぐスペースを分けて、理想の暮らしを手に入れたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
質問:6畳の部屋、ソファとベッドを両方置ける?レイアウトのコツを教えて!
既にベッドを置いている正方形の6畳の部屋に、ソファも配置できるでしょうか?
「ベッドは寝るところ」という認識があるため、現状ではリラックスできる場所がない状態です。
ソファを置こうと思っていますが、どこにレイアウトすればいいか分かりません。動線が悪くならない置き方を教えてください。
回答:6畳の部屋でもソファとベッドを置ける!
6畳の部屋で家具を置くスペースが限られていても、レイアウトを工夫すればソファとベッドを一緒に配置できます。
普段のお部屋での過ごし方を思い浮かべながら、ライフスタイルに合った配置を考えることが大切ですよ。
3パターンの配置イメージから、ライフスタイルに合ったレイアウトを見つけよう
ここからは、6畳の部屋にソファとベッドを一緒に配置した実例を、レイアウトのポイントと合わせて3つご紹介します。
ソファとベッドの1辺を同じ壁にくっつける
6畳で正方形のお部屋では、ソファとベッドの1辺を同じ壁にくっつけてレイアウトするのが定番です。
備え付け収納の扉をスムーズに開け閉めできるよう、ゆとりをもたせてソファを配置するのがポイントです。
上の画像では部屋の扉の前に家具を置かず、入ったときに空間全体がゆったりして見えるように配慮しました。
ソファとベッドを背中合わせにする
備え付けの収納がなく、レイアウトに自由がきく場合は、ソファとベッドを背中合わせにして配置する方法もあります。
ソファに座っているときはベッドが見えないので、寝るスペースと、くつろぐスペースをしっかり区別できます。
ただし、ベッドの前にソファがくるため、視界を遮らないよう背もたれが低いローソファを選びましょう。
上の画像では、ハンガーラックやチェストの前にスペースを作ることで、身支度するときの動線も確保しています。
ソファとベッドの長い辺を壁に寄せる
できるだけお部屋を広く見せたいときは、コンパクトな一人掛けのソファを選んで、ベッドとソファの長い辺を壁に寄せてレイアウトするのがおすすめです。
部屋に入ったときに遮るものがなく、窓側に向かって視界が抜けるため、開放感があります。また、動線がスムーズなのも魅力です。
ソファの前に置くローテーブルは、なるべくコンパクトなデザインを選ぶと、6畳でもスッキリして見えます。
ローテーブルではなくコの字型のサイドテーブルにすれば、テーブル部分をソファに差し込めます。スペースを節約できるので、より通路の幅を広くとれるでしょう。
■おすすめのサイドテーブル
6畳の部屋にソファとベッドを置くなら、ソファ選びも重要
6畳の部屋にソファとベッドを両方置くのであれば、配置だけではなく、ソファを選ぶときにも押さえておきたいポイントがあります。
コンパクトなソファを選ぶ
6畳の部屋にソファとベッドを置く場合、なるべく幅が小さいソファを選ぶのが基本です。
1人掛けだけでなく、アームレスやベンチタイプなど、コンパクトなタイプであれば、2人掛けのソファもレイアウトできます。
なかでもアームレスソファは圧迫感が少なく、6畳のお部屋にもスッキリ置けるので、おすすめです。
また、ソファを選ぶときは奥行きも大切です。動線にゆとりがない場合は、部屋での行き来を妨げないよう、奥行きが浅めのソファを選んでくださいね。
■6畳の部屋におすすめの1人掛けソファ
■6畳の部屋におすすめのローソファ
ソファのデザインにも注目する
ソファを選ぶときはサイズ感だけでなく、肘掛けがあるかどうかなど、デザインにも注目してみてください。
肘掛けがある場合、華奢なデザインを選ぶのがおすすめです。お部屋全体がスッキリとした印象に仕上がります。
使うシーンに合わせて、2台に分けられるソファを選ぶ方法もあります。来客時は2台を離して別々のチェアとして使えるので、便利です。
■6畳の部屋におすすめの2台に分けられるソファ
- Q6畳の部屋、ソファとベッドのレイアウトは?
- A
6畳の部屋でも、レイアウトを工夫すればソファとベッドを両方置けます。
この記事では、配置パターンの例として以下の3パターンを紹介しました。
・ソファとベッドの1辺を同じ壁にくっつける
・ソファとベッドを背中合わせにする
・ソファとベッドの長い辺を壁に寄せるお部屋でどう過ごしたいかイメージしながら、ライフスタイルに合ったレイアウトを選んでみてくださいね。