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一人暮らし1年目。不安と寂しさは、干し野菜作りで和らげています【一人暮らしエッセイvol.53】

一人暮らしエッセイ
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私の生活スタイル発掘方法

社会人になり、一人暮らしを始めて約1年経ちました。実家では家族の生活習慣に合わせたり、家の手伝いをしなければならない、などの制約がありましたが、今はそれもありません。

一人暮らしをしていると、自由な空間と時間がたっぷりある代わりに、これで良いのだろうかと妙な不安を感じてしまうことがあります。

例えば、ちゃぶ台の上のパソコンや筆記用具箱の配置。

こんな隅に置いているから、調べ物するのを面倒になってしまうのか、いやいや、このちゃぶ台が低すぎるからだ、もっと作業しやすいテーブルを買うべきだったのではないだろうか、という感じです。

結局は、「いつ転勤を言い渡されるかわからないから、身軽にしておくために買うのは控えよう」ということになるのですが、「家族の生活スタイル」から解放された今、夜寝る時間にさえ、早すぎるかな、と感じてしまいます。

家族と生活していた時は、思い通りにいかないことの原因を「家族の生活スタイル」におしつけることができていたのですが、そうもできなくなった今、余計に思い通りにいかないもどかしさを感じやすくなってしまったのかもしれません。

一人暮らしの不安や寂しさを和らげる方法も、自分なりにいくつか発掘してきました。

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この方法は、いくつかの要素を満たすものを意識して見つけました。自然なこと、周囲の人とのつながりを深められるもの、健康的であること、高価でないこと、という4つの要素です。

これらの要素を満たす物として、今は寒い時期にもってこいの、発酵食品作りや切り干し大根作りを楽しんでいます。キムチ、甘酒、味噌、たくあん等は、一人暮らしを始めてから母に作り方を教わり、作り始めました。

実家には3週間に1回帰るのですが、その際自分で作った食べ物を持ち帰って、食べ比べてもらっています。両親も自炊していることがわかると、安心してくれます。野菜の天日干しは、ベランダに出しておくだけでおいしく仕上がり、自然の恵みと、タイムカプセルを仕込んだ時のワクワク感を感じられます。

また、近くに住んでいる同僚と互いの家で遊ぶことも楽しみの一つです。自分の家に招待するときは、掃除が面倒になって、なんで今日約束してしまったんだろう、なんてことを思ってしまうこともありますが、お互いの生活スタイルの良さを取り入れ合うのもとても楽しいです。

また、その同僚は中国東北出身なので、そこの発酵食品や食品保存方法、寒い朝や夜にする体操など教えてくれます。その代わり私は、彼女が上司の話かから聞き取れなかった日本語や、会社でよく使われている、くだけた言い回しなどを教えていて、よく頼ってもらっています。

私の一人暮らしスタイルは、まだまだ改善の余地があって、これからも様々なワクワクが発掘されていくと思います。

その中で、不満に思うことも多々あるかもしれませんが、今住んでいる場所で自分を幸せにできることを試してみたいです。そして身軽な分、色んなことを吸収し、実践し、不安を吹っ切っていきたいです!

(エッセイ投稿者:しゃおちゃん/20代・女性)

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