一人暮らしのキッチンはスペースが限られているため、なるべく物を減らして広く使いたいところ。そのため「水切りかごがいらないのでは?」と、購入を迷っている方もいるでしょう。
一人暮らしで食器の数が少ないのであれば、水切りかごはなくても大丈夫です!水切りかごよりも省スペースに置けて、お手入れが簡単なアイテムはたくさんあります。
こんにちは!ワンルームの物件で、一人暮らしをしていた経験をもつカーサミアライター、春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かして、一人暮らし女性に役立つ情報を発信しています。
この記事では、一人暮らしに水切りかごが必要ない理由に触れながら、代わりに使えるおすすめアイテムをご紹介します。
水切りかごを置かずスペースを上手に活用すれば、台所での作業がはかどり、家事の時短につながります。その分趣味や勉強など、自分のために時間を使えるでしょう。
水切りかごの購入を迷っている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
質問:一人暮らしの狭いキッチン。水切りかごはいらない?やっぱり必要?
春から一人暮らしをはじめます。ワンルームで作業スペースが狭いため、なるべく物を置きたくありません。
「水切りかごはいらない」という意見も聞くので、水切りかごのない生活に憧れますが、実家ではずっと使っていたこともあり、「やっぱり必要では?」と不安に思います。
水切りかごを置かない場合、洗ったあとの食器をどうすればいいか教えてください!
キッチンを広く使いたいなら、水切りかごはいらない。代わりになるアイテムを活用しよう!
キッチンを広く使いたいのであれば、水切りかごは置かないのがおすすめです。作業スペースが増えるだけでなく、シンク周りの掃除も楽に済みます。
一人暮らしの場合、実家のときと比べて食器の数が少ないので、代わりになるアイテムを活用すれば十分でしょう。
水切りかごの代わりに使えるおすすめアイテム
こちらでは、水切りかごの代わりに使える、おすすめのアイテムをご紹介します。
ただし代用するアイテムによっては、以下のようなデメリットもあるので注意しましょう。
・ふきんで食器を拭く回数が増える
・食器を積み重ねにくい
・自然乾燥しにくい
アイテムによって特徴は異なります。自分の性格やライフスタイルに合わせて、使いやすいものを選んでくださいね。
ティータオル|使い方もお手入れも簡単
ティータオルとは「キッチンクロス」や「ふきん」と同じように、洗った食器を拭く大きめの布のことです。シンクの近くにティータオルを置き、洗った食器を並べれば、水切りかご代わりに使えます。
水気でビショビショになっても、交換するだけなので楽チンです。ただしティータオルが濡れた状態のままだとカビが発生しやすいので、小まめに取り替える必要があります。洗い替え用に数枚用意しておくと便利です。
またティータオルは水切りかごと異なり、吊るしたり畳んだりと、省スペースで収納できるのも魅力。手軽に取り入れられるので、「水切りかごなしの生活をとりあえず試したい」という方にも向いています。
ティータオルはこんな人におすすめ
・収納場所を取りたくない
・水切りかごのない生活を試したい
おすすめのティータオル
■ジョージ・ジェンセン・ダマスク(Georg Jensen Damask) エジプト ティータオル
北欧インテリアが好きな方には、デザインが豊富なキッチンワイプもおすすめ。吸水性が高く乾きが速いため、使い心地も抜群です。
■潔の夢 キッチンクロス
ティータオルの代わりに手ぬぐいを使っても◎。
■てぬぐい 小紋柄 5枚セット
吸水マット(水切りマット)|手軽に使えて吸水性が高い
吸水マットもティータオルと同様、洗い終わった食器をのせて使います。乾くのが速いため、「ティータオルでは吸水性が少し不安」という方におすすめです。
ただし、いくつも食器をのせれば水分が溜まります。ティータオルと同じように洗い替えとして数枚用意しておくと良いでしょう。
洗ったあと食器をすぐに拭けないときは、画像のようにグラススタンドとセットで使うのがおすすめです。
吸水マットはこんな人におすすめ
・手入れに手間を掛けたくない
・ティータオルでは吸水性が不安
おすすめの吸水マット
■umbra UDRY 水切り マット
珪藻土もおすすめです。
■Sitengle 珪藻土 水切りマット
水切りトレー|水滴が溜まりにくい
「ティータオルや吸水マットだと、水分が溜まるのが気になる」という方には、水切りトレーがおすすめです。トレーに傾斜がついており、水がシンクに落ちるため、ビショビショになるのを防げます。
ただしトレーの角度によっては、排水しにくい場合があるので、しっかり傾斜がついている商品を選びましょう。
食器をのせたまま、トレーごと移動させられるのも魅力。作業しやすいように置き場所を変えられるので、調理の効率アップにもつながります。
また使用後は、まな板のように壁やスタンドに立てかけ、すっきり収納できるのも嬉しいポイントです。
水切りトレーはこんな人におすすめ
・水滴が溜まるのが気になる
・食器をのせたまま移動させたい
おすすめの水切りトレー
シリコン製なら食器が滑りにくく、安定感があります。
■アストロ 水切りトレー
水切りラック|置き場所を取らない
水切りラックはシンクに渡して使うので、置き場所を取らないのがメリット。水滴がシンクに直接落ちるため、水分が溜まりません。お皿を置くだけでなく、洗った野菜を一時的に置くなど、作業スペースとしても使えます。
シンプルな作りで洗いやすく、お手入れも楽チン。使わないときは折り畳んで省スペースに収納できます。
一方でデメリットとしては、小まめに食器を片付けなければならないこと。洗い終わった食器を出しっ放しにしていると、ほかの作業がしにくいのが理由です。
また「買ったものの、大きさが合わなくて使えない」といったことにならないよう、自宅のシンクに合うかサイズ確認もしっかり行いましょう。
水切りラックはこんな人におすすめ
・置き場所をとりたくない
・作業スペースとしても使いたい
おすすめの水切りラック
■レック 抗菌 たためる シンク 水切り スライドラック
ほかの水切りアイテムも知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
- Q水切りかご、一人暮らしの場合いらない?
- A
一人暮らしの場合、実家のときと比べて食器の数が少ないため、水切りかごを置かなくても大丈夫です。代わりになるアイテムはティータオル、吸水マット、水切りトレー、水切りラックなど、たくさんあります。
まずは「なるべく置き場所をとりたくない」「お手入れに手間を掛けたくない」など、優先したいポイントは何かを考えましょう。
代用グッズの特徴と条件を照らし合わせ、自分にぴったりのアイテムを選んでくださいね。