料理の彩りに欠かせないトマト。筆者は生でそのまま食べることが好きなのですが、すぐに食べきれないなら冷凍がおすすめです。この記事ではトマトの冷凍について解説しています。
こんにちは、食物検定1級保持、自炊歴20年のカーサミアライターの山本です。
トマトの冷凍の方法をマスターすれば料理の幅が広がります。ぜひ最後まで読んでくださいね。
トマトは生で食べたい筆者が冷凍するのはこんなトマト
基本的にはトマトは生がおいしいと思っている筆者。そのまま食べるのが大好きなので、本当冷凍は苦手。
ですが、そんな筆者が冷凍するトマトは・・・
しわしわになってきたトマト
新鮮なうちは生で食べたいトマト。ちょっと時間が経ってくると水分量が減ってしわしわになってきます。そんなトマトはヘタをとって洗って冷凍行きに。
冷凍後は火を通して食べるので、水分が少なくてもいい感じに料理に使えます♪本当はこうなる前に冷凍するのがベストですが、保管しているうちに新鮮さが失われてしまったら冷凍して食べます。
熟し過ぎたトマト
大きいトマトは放置してる間に熟しすぎることが多いのは私だけでしょうか…?
ジュクジュクしたトマトは、生で食べるのがあまり得意ではありません。
そんな熟したトマトは柔らかいので、冷凍した後ソースに使うとおいしいです。ただし熟しすぎて色が変わっているものや変なにおいがする場合は冷凍せずに破棄しましょう。
筆者のように熟したトマトの生のジュクジュク感が苦手な人には、冷凍して調理する方法を推奨します。
水分が抜けかけたトマトも、熟したトマトも、新鮮なうちに冷凍するのが一番おいしいですが、生で無理して食べるよりは一度冷凍して料理するほうが断然おすすめです!
トマトの上手な冷凍方法は?
トマトを買ったけど、一気にたくさん使い切らないので傷ませてしまいそう…。そんなときには冷凍保存がおすすめです。
簡単にできるのでコツを紹介します。
トマトの冷凍手順
よく洗う
トマトは冷凍する前にしっかりと洗います。皮はついたままで冷凍できるので汚れを落としておきましょう。
ヘタをとる
ヘタ周辺に雑菌がつきやすいので取っておきます。
- 大きなトマト・・・ヘタ周りの身をくりぬくように
- ミニトマト・・・ヘタを手でもぎ取ればOK
水気をとって保存袋に入れる
冷凍用の保存袋に入れる前に、洗ったあとの水分をしっかりふき取ることが上手に冷凍保存をするコツです。さらに袋の中はなるべく空気を抜いた状態にして保存します。
カットして冷凍もできる
大きいトマトは小さくカットして冷凍も可能です。カットの際、まな板に流れた汁は入れてしまうとベチャっとしてしまうので注意。身の部分だけ冷凍します。
ミニトマトは丸ごと冷凍
ミニトマトはヘタを取ってよく洗えばそのまま冷凍可能です。冷凍した後は使う分だけ取り出せるので便利ですよ。
冷凍したトマトの保存期間
冷凍したトマトは1か月を目途に使い切ります。意外とどんな料理にも入れられるのですぐに使い切ってしまいますよ。
冷凍トマトのおいしい料理方法
基本的に一度冷凍保存したトマトは料理の際に生では食べず火を通すほうがおいしいです。一回冷凍することで、食感がやわらかく崩れやすくなっているので料理にむいています。
大きいトマトなど皮を剥いて使いたい場合は、水につけるか、流水で流しながら指で軽くなでるようにすると簡単に剥けますよ!
冷凍したトマトは細胞が壊れているため、うまみ成分がでやすく、加熱調理にぴったりなんです♪
パスタ
市販のパスタソースに冷凍トマトを入れると、本格的なソースに変身します。
レトルトのトマトソースをフライパンに入れて温めるときに冷凍トマトを入れるだけ。冷凍トマトが煮崩れてうまみをプラスします。手間もかからないのでお試ししやすいですよ。
オムライス
お米を炊くときに凍ったままのトマトとコンソメ顆粒・鶏肉を入れて炊くと、簡単にチキンライスが完成します。炊きあがってからトマトを崩すように混ぜて、トマトケチャップを足すと味の調整がしやすいですよ。
そのままチキンライスとして食べるのもいいですが、卵でくるめばオムライスができちゃいます♪
カレー
具材を煮込むときに冷凍トマトをそのまま鍋にいれるだけで、いつもとはちょっと違う本格的なカレーに。ほかの具材と溶け合って味わい深いカレーになるんです。
一度冷凍しているので煮溶けやすく芳醇なトマトの香りが贅沢な気分に…。