この記事では「1DKのお部屋に、家具をどうレイアウトすればいいか分からない」という方に向けて、配置のコツや実例をご紹介します。
こんにちは!暮らしやすく、おしゃれなレイアウトを考えるのが得意な、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。
1DKの間取りは、ダイニングキッチンとは別に、もう1室あるのが特徴です。食事をする空間と寝る空間を分けられるので、生活にメリハリを付けやすいメリットがあります。
家具のレイアウトを工夫することで、限られたスペースをより有効に活用できるでしょう。
質問:1DKのお部屋で一人暮らし、レイアウトは?コツを教えて!
春から一人暮らしを始めます。1Kより広い、1DKの物件を検討中です。
とはいえ、使えるスペースが限られており、家具をどうレイアウトすればいいか分かりません。暮らしやすく、おしゃれに見えるコツを教えてください!
家具のレイアウトをシミュレーションしよう
レイアウトを考えるときは、頭の中でイメージするだけでなく、紙やアプリを使って、シミュレーションしましょう。
部屋の広さに対する家具の大きさを確認し、無駄なスペースができないように配置すれば、すっきり見えます。
生活動線を考える
暮らしやすい空間にするには、普段自分が家の中でどう動いているかを考えて、家具をレイアウトすることが大切です。
特に、料理や洗濯、掃除といった家事に関わる動線は、頻繁に行き来する部分なので、よく検討しましょう。
動線上にはなるべく家具を置かないようにすると、家の中をスムーズに移動できます。
デッドスペースを活用する
1DKのお部屋ですっきり暮らすためには、ソファやベッドの下にある空間、玄関やクローゼットの扉裏といった、デッドスペースも上手に活用しましょう。
ソファやベッドの下にできた空間には、キャスター付きの収納ボックスが便利です。オフシーズンの衣類や寝具をしまえます。
玄関やクローゼットの扉裏には、バッグや帽子を吊るして収納できる、フック付きのラックがおすすめです。
これから家具を購入する場合は、収納付きのベッドやソファを選んでもいいですね。
開放感を意識する
家具のレイアウトを工夫して、視界が抜けるようにすると、お部屋全体がすっきりして見えます。
例えば、ローベッドやローソファ、ローテーブルといった背の低い家具を選ぶことで、空間に余白ができ、圧迫感をカバーできます。
なるべく家具の数を減らすのもポイントです。一度に買いそろえるのではなく、生活しながら、どうしても必要なものだけ購入したり、収納付きの家具を選んだりすると良いでしょう。
一人暮らし女性向けの1DKレイアウト実例
ここからは、一人暮らしの女性に向けて、1DKのレイアウト実例を2つご紹介します。
自分の普段の様子を思い浮かべながら、ライフスタイルに合ったアイデアを見つけてみてくださいね。
ダイニングキッチンにリビングスペースを作った例
ダイニングキッチンにテーブルやテレビボード、ソファを置き、リビングスペースとして活用した例です。
テーブルは小ぶりなものを選び、ダイニングテーブルとカフェテーブルを兼用しているのがポイントです。家具を複数置くことによる、圧迫感を防げます。
寝室にはチェアとデスクで作業スペースを設けて、リモートワークにも対応できるようにしています。
寝室にリビングスペースを作った例
上の画像のように、寝室とリビングスペースを兼用する方法もあります。
ベッドとテレビが向かい合うようにレイアウトすれば、ベッドをソファの代わりにしてくつろげます。ラグの上に直接座り、ベッドを背もたれにしてもいいですね。
ダイニングキッチンから寝室スペースの窓に向かって、動線を確保しているのもポイントです。洗濯物をベランダまでスムーズに運べるうえ、視界が抜けることで、見た目もすっきりします。
- Q1DKで一人暮らし、レイアウトは?
- A
限られたスペースをすっきり&おしゃれに見せる配置のコツは、以下の3点です。
- 生活動線を考える
- デッドスペースを活用する
- 開放感を意識する
まずは実例を参考にしながら、紙やアプリでシミュレーションしてみましょう。イメージを見える化することで、理想のお部屋を実現させやすくなります。