部屋の模様替えをしたいと思った時に、参考にしているものはありますか?
インテリア雑誌やSNSも役立ちますが、映画に出てくるお部屋もとても参考になります。
今回はそんな中でも、邦画に絞っていくつか紹介していきます。日本の映画だとサイズ感の面でも参考になりますし、もしかしたら自分の部屋と同じような間取りもあるかもしれません。
配置する家具なんかも日本人の感覚や目線なので、真似しやすいかと思います。映画の世界観を感じながら過ごすのも楽しいですよ♩
多趣味でもオシャレなお部屋にしたいなら
「モテキ」
あらすじ
出典:https://filmarks.com/movies/15476
藤本幸世(31歳)。金なし夢なし彼女なし。派遣社員を卒業し、ニュースサイトのライター職として新しい生活を踏み出そうとしているが、プライベート(=恋愛)の方はまるで充実しないまま。新しい出会いも無く、恋する事も忘れ、ロンリーな日々を送っていたが、ある日突然、異性にモテまくる奇跡のシーズン「モテキ」が訪れた!趣味が合い見た目もど真ん中タイプなのだが彼氏持ちの雑誌編集者・みゆき。みゆきの親友で清楚な美形OL・るみ子。ガールズ・バーのハデかわ嬢・愛。クールビューティな先輩社員・素子。まったくタイプの異なる4人の美女の間で揺れ動く幸世。めくるめくモテキと4人の美女に翻弄されながら、幸世は本当の恋愛(含むセックス)にたどりつけるのか??
森山未來演じるサブカル好きな幸世の部屋は、「モテキ展」が開催された際に企画として完全再現されたほど、画力(えぢから)が強くて見所があります。
しかし、今回注目して見て欲しいのは、長澤まさみ演じる編集者みゆきのお家!ウッド調の家具やビンテージ感のあるアイテムが多く、ブラウンがテーマカラーのようです。
みゆきもサブカル好きなので、CD、レコード、雑誌、書籍、ポスターなど物が多い部屋ですが、お洒落に見せる収納をしています。観葉植物が多いこともポイントですね。
趣味が多い方には、参考にできるお部屋ですよ♩
照明の使い方の参考に
「何者」
あらすじ
出典:https://filmarks.com/movies/65933
就職活動の情報交換のために集まった、5人の22歳。
企業に入れば特別な「何者」かになれるのか、そして自分は「何者」になりたいのか。
それぞれが疑問を抱えながら、就活に立ち向かっていた。
(中略)
力を合わせて就活を進める中、5人はそれぞれの思いや悩みをツイートするが、それはあくまで表の顔。内定が決まらない中、お互いの就活へのスタンスや取り組み方の違いに嫌悪感を抱き、人間関係に歪みが生じ始める。やがて「内定者」が現れたとき、そこで見えてきたのは、これまで隠されてきた裏の顔だった——。
大学生がメインキャストなので、親近感のあるリアルなお部屋を見ることができます。
二階堂ふみ演じる理香が同棲をしている家は、広めな1LDKの造りになっています。テレビ台・ローテーブル・ソファが川の字に配置されていて、同じような部屋の内装になっている人も多いのではないでしょうか?
いたるところにある観葉植物や、木の暖かみを感じる家具が、ナチュラルな雰囲気を演出しています。
そして注目してほしいのは「照明の使い方」です。
吊るすタイプの照明も一つ一つオシャレですが、玄関脇、壁、ベッドの両脇、デスクの上、棚の中などたくさんの場所に照明が置いてあります。部屋全体にやわらかい雰囲気をもたらし、グッとオシャレな空間になっています。
強いクセがないお部屋なので、参考にしやすいでしょう。
古いアパートを可愛くしたいなら
「勝手にふるえてろ」
あらすじ
出典:https://filmarks.com/movies/72926
私には彼氏が2人いる──突然告白してきた暑苦しい同期のニと中学時代からの片思いの相手イチ。
「人生初告られた!」とテンションがあがるも、イマイチ、ニとの関係に乗り切れないヨシカ。一方で、「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」という奇妙な動機から、中学時代からひきずっていた片思いの相手・イチに会ってみようと、ありえない嘘をついて同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが・・・。 “脳内の片思い”と“リアルな恋愛”。同時進行で進むふたつの恋の行方は?
松岡茉優演じる主人公のヨシカが住んでいるアパートがとてもリアルで、細かく見ると色々な発見があります。
間取り的には1Kか1DKくらいの大きさで、築年数は結構古めに見えます。狭い空間を有効活用していて、「逆にベッドをど真ん中に置くと、こういう使い方ができるんだな」と思いました。
あとは、ビーズカーテンで木の柱を上手いこと隠している感じも、簡単に真似できそうです!
ワンルームでも代用できそうな家具の配置と、古さを感じさせない工夫が、参考になりますよ。
ミニマムなお部屋にしたいなら
「かもめ食堂」
あらすじ
出典:https://filmarks.com/movies/9750
人気作家・群ようこ書き下ろしの原作を小林聡美・片桐はいり・もたいまさこ主演で映画化。フィンランドのヘルシンキにオープンした小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性とフィンランドの人々の穏やかで温かい日常を描く。
小林聡美演じるサチエがオープンした小さな「かもめ食堂」を舞台に物語が進む、観ると優しい気持ちになれる映画です。
なんと言っても「かもめ食堂」の内装が、北欧インテリアが取り入れられた素敵な空間になっています。アイスブルー×ホワイトの壁に、シルバーの照明や真っ赤なコーヒーメーカーがマッチしていて可愛いです。
サチエの自宅は、とってもミニマムな空間。ころんと置かれた丸い照明が月明かりみたいに部屋を照らしています。
無駄なものが一切なく、「必要なものだけを」「上質なものだけを」といった雰囲気。ミニマムな部屋に憧れる、という方にはおすすめですよ。
カラフルで優しい部屋にしたいなら
「ホノカアボーイ」
解説
出典:https://eiga.com/movie/54241/?yclid=YJAD.1590408607.Ny3K0lWdcq2EU4AGzATN4hka7kz2U8ft6xGRfnoTXE2GONMppvCM.7mv4moxB2_brNCtMFPgFK0to3c-
ハワイ島の小さな町ホノカアで青春時代の数カ月を過ごした吉田玲雄が自らの体験を綴った同名小説を、「ハルフウェイ」の岡田将生主演で映画化。失恋したショックで大学を休学したレオは、かつて恋人と訪れたことのあるホノカアの映画館で映画技師として働くことに。ちょっと風変わりだけど温かいホノカアの住人たちとの交流を通し、レオは少しずつ成長していく。共演には倍賞千恵子、松坂慶子、蒼井優ら豪華キャストが揃う。
倍賞千恵子演じるビーのお家は、ナチュラルな雰囲気の中に丁寧なカラフルさがあって、真似したいポイントがたくさんあります。
「余った布で作った」みたいなカーテンも、手作り感があって部屋の雰囲気を明るくしてくれています。
ダイニングキッチンは白や薄いイエローを基調としていて、誰もが落ち着ける空間。毎日料理しているキッチンなのに嫌な生活感がないのは、見習いたいところです。
居間にある水色のソファも、いいアクセントになっています。日差しがよく入る部屋に合いそうなアイディアがたくさん散りばめられていますよ。
今回は、邦画に限定して色々なタイプの映画を紹介してみました。好きなテイストのインテリア、または映画は見つかりましたか?
邦画だと、部屋の間取りが似ていたりライフスタイルが似ていたりするので、参考になるポイントが多いかと思います。
また偶然似たようなアイテムを自分も使っていたら、ちょっと嬉しいですよね♩ぜひ参考にしてみてください!