防災備蓄にピッタリの「焼き鳥の缶詰」。そのまま食べてもおいしいですが、ローリングストックするなら、おいしく食べる方法がありますよ。
こんにちは。管理栄養士ライターの広田です。一人暮らし歴が長いからこそわかるポイントを押さえながら、“簡単おいしい栄養◎”なレシピをお伝えしています。
今回は夏にもピッタリの、火を使わず、暑い思いもせずに手軽に作れるレシピをご紹介します。材料もコンビニにある商品でOK! 缶詰とお惣菜を活用した、簡単炊き込みご飯のレシピです。
焼き鳥缶×きんぴらごぼうで炊き込みご飯レシピ
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コンビニにある焼き鳥の缶詰ときんぴらごぼうで作る、炊き込みご飯を紹介します。
汗をかいて帰宅して、まず一番にお風呂……かもしれませんが、5分だけ待ってください!
帰ってすぐに炊飯器に仕込んで、スイッチオン。そのあとお風呂に入ったり髪を乾かしたり……なんてしているうちに完成してしまう、仕込み5分・あとは放置!の簡単レシピです。
調味料もシンプルで、食べきれなかった分は冷凍保存もOK。ちょっと濃いめの味付けで、食欲のない時期でも食べやすくしています。材料費350円程度で、2合分たっぷりでき上がります。
材料(2合分)
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米・・・2合
焼き鳥の缶詰(たれ)・・・1缶
きんぴらごぼう・・・1パック(約70~80g)
しょうゆ・・・大さじ1.5
和風だしの素(顆粒)、ごま油・・・各小さじ1
炊飯用の水・・・適量
青ねぎ、白いりごま・・・適量
作り方
①炊飯器に研いだ米、しょうゆ、和風だしの素、ごま油を入れる。そのあと水を入れ、2合の目盛りに合わせてよく混ぜる。
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②焼き鳥の缶詰、きんぴらごぼうをのせ、炊飯する。
※時短のため、炊飯前の吸水時間は省略。吸水時間を省いても美味しくでき上がりますが、時間がある場合は調味料を入れる前に吸水させてください。
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③炊き上がったら、底からさっくり混ぜる。器に盛り、青ねぎ、いりごまを飾る。
レシピのコツ
・調味料を入れてから水加減をしましょう
ポイント
夏は食欲が落ちて食事が偏りがちになりますが、このレシピは1品で主食、主菜、副菜がそろい、栄養バランスを整えるのに役立ちます。また、食欲が落ちているときは、しょうがを入れたり一味をかけて食べたりすると、食欲が刺激されて食べやすくなります。
お湯をそそぐだけで簡単!わかめスープのレシピ
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炊き込みご飯だけではちょっとさみしい、という方に、3分で簡単にできるわかめスープのレシピもご紹介します。
わかめスープを作るのに、鍋を出すのは面倒ですよね。インスタントスープでもいいけど買い置きがない……というときや、あと1品ほしいときにも覚えておくと便利なレシピです。
材料(1人分)
乾燥カットわかめ・・・ひとつまみ
鶏がらスープの素(顆粒)・・・小さじ1
ごま油、しょうゆ・・・各少々
水・・・150㏄
作り方
①すべての材料をカップに入れて水を注ぎ、ラップをかけて電子レンジのあたためボタンで加熱する。
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ポイント
わかめには食物繊維や、むくみ予防に役立つカリウムが含まれています。特に食物繊維は不足しやすい栄養素のため、わかめなどの海藻類やきのこ類からしっかりと補いましょう。
缶詰とお惣菜を活用してあっという間にできるレシピをご紹介しました。暑い時期でも、炊飯器や電子レンジなどの調理器具を活用することで、汗をかかずに自炊ができます。ぜひ試してみてくださいね。