この記事では、「ロフトを収納として活用するには、どうすればいいのだろう」とお悩みの方に向けて、注意点やおすすめグッズを、北欧式整理収納プランナーの筆者がご紹介します。
こんにちは!雑誌やSNSを参考にしながら、収納を見直すのが趣味の、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かして、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。
ロフトを収納として活用する場合、「何をどこにしまうのか」をしっかり計画することが大切です。
広い空間を上手に使えば、生活スペースにもゆとりが生まれます。より快適な暮らしを手に入れたい人は、ぜひチェックしてくださいね。
ロフトを収納として活用したい。広いスペースを上手に使うコツを教えて!
部屋にロフトがついていますが、はしごを出して上るのが面倒で、日常的には使っていません。
オフシーズンの衣類や荷物置き場にしたいのですが、スペースがかなり広いので、効果的に使いたいです。活用のコツを教えてください。
ロフトを収納として活用するときは、注意点を押さえておくことが大切!
ロフトには、通常の生活スペースとは異なる特徴があります。そのため、収納として活用する場合は、注意点を押さえておくことが大切です。
天井の高さに合う収納棚を選ぶ
ロフトに置く収納棚は、天井の高さに合ったものを選びましょう。
ロフトの高さは建築基準法によって、「1.4mまで」と決められています。あくまでも最大が1.4mで、それより低い場合もあります。
買った収納棚が入らない…なんてことがないように、収納グッズを買う前に、天井の高さをしっかり計測してくださいね。
防カビ・防虫対策をおこなう
ロフトは熱がこもりやすく空調が効きにくいため、高温多湿になりがちです。衣類や布団、本などを収納する場合、湿気でカビが発生しやすいため、防カビ・防虫対策が欠かせません。
ロフトにしまう物や収納グッズの条件は、熱や湿気に強いこと。家電製品や楽器などは、高温下で保管すると変質のリスクがあるため、ロフト以外での保管をおすすめします。
最上階の部屋のロフトの場合、屋根からの熱が伝わり、より高温になりやすいので、長期保存は避けましょう。
■ムシューダ 衣類用 防虫剤 防カビ剤配合
定期的にサーキュレーターで空気を循環させるのがおすすめ
■アイリスオーヤマ サーキュレーター
ロフトにコンセントがあるなら、電気式の除湿機を活用しても◎
■Hysure 除湿機
安全にはしごを使う
ロフトに収納グッズや、保管する物を持ち運ぶときは、はしごの昇り降りに注意しましょう。
はしごは階段よりも不安定なため、両手に荷物を持った状態だと、転落の可能性があり危険です。
ステップの幅やはしごの形状を確認し、安全に昇り降りできる大きさ・重さを最初に決めておくとスムーズ。ロフトに運ぶなら、軽くて小さい荷物が向いています。
収納家具であれば、プラスチックなどの軽い素材や、組み立て式タイプを選ぶと良いですね。
ロフトを収納として活用する場合におすすめのグッズ
ここからは、ロフトを収納として活用する場合に、おすすめのグッズをご紹介します。
前開きの収納ボックス|出し入れスムーズ
ロフトで使う収納ボックスは、フタが前に開くものが便利。積み重ねた状態でも、物を出し入れするときに、いったん上のボックスを下に置く手間がなくスムーズです。
同じシリーズ・カラーでそろえると、見た目もすっきりします。
■天馬(Tenma) フラップ扉付収納ボックス
カラーボックス|横向きにすれば置きやすい
カラーとサイズの種類が多く、リーズナブルな価格が嬉しいカラーボックス。
収納家具としてロフトで使うなら、横向きがおすすめです。天井が低く、縦だと設置が難しい場合も、向きを変えれば置けることもあります。
扉がついていないオープンタイプのカラーボックスなら、通気性が良いため、ロフト収納にぴったりです。しまいたい物に合わせて、カゴやケースで仕分けても良いですね。
■アイリスオーヤマ 棚 本棚 カラーボックス 3段
クリアタイプの引き出し|一目で中身が分かる
衣類収納に役立つ引き出しケースは、中身が見えるクリアタイプがおすすめです。マスキングテープやシールでラベル付けしなくても、中身を確認できます。
引き出しの中に防カビ・防虫剤を入れておくと安心です。
■【3個セット】アイリスオーヤマ 収納ケース
ハンガーラック|服をキレイに保管できる
天井の高さに合うなら、ハンガーラックを取り入れても良いでしょう。畳んで引き出しやボックスに収納するより、コートやスーツをキレイに保管できます。
選ぶなら高さ調節できるハンガーラックがおすすめです。ロフトの天井に合わせられるので、スペースを無駄なく使えます。
組み立て式やキャスター式なら、移動や掃除も楽チンです。
■ドウシシャ ハンガーラック シングルハンガー
- Qロフトを収納として活用したい。スペースを上手に使うコツは?
- A
ロフトを収納スペースにする場合、以下の注意点を押さえておくことが大切です。
・天井の高さに合う収納棚を選ぶ
・防カビ・防虫対策をおこなう
・安全にはしごを使うロフトの計測をおこない、「何をどうしまうか」を決めてから、置き場所に合った収納グッズを選んでみてくださいね。
ロフトを収納ではなく、生活スペースとして活用するアイデアはこちら
実際にロフト付き物件に住んだ方の体験談
どんなロフトに住むかによって、ロフトの使い勝手も、満足度も変わります。
実際に住んだ方の体験談も参考に、内見時にしっかり確認しておきましょう!