「洋服を断捨離したいけれど、捨てることに後ろめたさを感じる」といった理由で手放せず、クローゼットにしまったままの方もいるのではないでしょうか。
こんにちは!定期的に持ち物を見直す機会をつくっている、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。
洋服を処分する目安が分かれば、長い間クローゼットにしまいっぱなしだった衣類も手放しやすくなるでしょう。
この記事では、整理収納のプロである筆者が、服を捨てるタイミングや判断基準をご紹介します。どうしても洋服を処分できない場合の手放し方も解説しているので、衣類を整理してスッキリしたい方は、ぜひチェックしてくださいね!
服を捨てるタイミングは衣替えがおすすめ
服を捨てるタイミングは、衣類の状態をチェックしやすい「衣替え」がおすすめです。服を入れ替えるついでに「来シーズンも着たいかどうか」を検討することで、手放すチャンスを逃しにくくなります。
シーズンオフの洋服を全て保管するのではなく、洗ったりクリーニングに出したりする前に「いるもの」と「いらないもの」に分けましょう。必要に応じて処分し、数を減らすことで、お手入れの手間や服を入れ替える時間を節約できます。
衣替えのタイミングで手持ちの衣類を見直せば、スッキリした気持ちで次の季節を迎えられますよ。
服を捨てる判断基準
「服を捨てるのが苦手」という方に向けて、ここからは、衣類を手放すときの判断基準をご紹介します。
状態が悪く清潔感に欠ける
服を手放そうかどうか迷ったときは、着用した年数ではなく、状態を見て判断するのがポイントです。
客観的に見て「カットソーの首まわりがヨレヨレ」「白いブラウスの目立つところにシミがある」など、清潔感に欠けているものは捨てることをおすすめします。
筆者は、見た目の印象がダウンしそうな衣類に加えて、「顔色が悪く見える」「チクチクする」など、着ていて気分が上がらないような服も手放すようにしています。
とはいえ、アイテムによってはどこを見て状態を判断すれば良いか分からない場合もあるかもしれません。そこで、服の状態を見極めるときのポイントをまとめてみました。
カットソー・シャツ・ブラウス
黄ばみ、色あせ、よれ、しみ
ニット
毛玉、擦れ
スカート・パンツ
破れ、しわ
インナー
汚れ、傷み、破れ、よれ
捨てようかどうか迷ったときの参考にしてくださいね。
状態は良いが着る機会がない
服の状態が良くても着用する機会がほとんどない場合は、手放すことを検討しましょう。クローゼットのスペースにゆとりができれば、服を管理しやすくなり、コーディネートに悩みにくくなります。
筆者は、「似合わなくなった」「サイズが合わない」「好みが変わった」などの理由で、長いあいだ出番がなかった服は、「今後も着る機会はない」と判断しています。
今シーズン1度も着ていないのであれば、手放すことを検討しても良いでしょう。
「手放す」といっても、すべて捨てる必要はありません。処分以外の手放し方は記事の後半で説明しますね。
新しいアイテムがほしい
衣替えをしていると、次の季節に向けて、新しい洋服がほしくなる人もいるでしょう。しかし、手持ちの服を断捨離せずに買い足してしまうと、収納するスペースにゆとりがなくなり、余計に管理しにくくなるので注意が必要です。
「1着購入するなら、1着手放す」など、自分のなかでルールを決めておくと、洋服が増えすぎるのを防げます。
筆者は上の画像のように、手持ちの服の写真をスマホプリンターで印刷し、手帳に貼っています。
着る季節や着用頻度、ブランドなども記入しているので、「どのようなアイテムを何着くらい持っているか」をチェックしやすく、手放す洋服を決めるときの参考になります。
スマホプリンターがない場合は、イラストでも大丈夫です。絵を描くのが苦手な方は、箇条書きでリストアップしておくだけでも、十分役立ちますよ。
筆者は上の画像のように、服を手放したときに必要でなくなった理由をメモしています。新しいアイテムを購入する前に内容をチェックしておくと、同じような理由で処分するのを防げます。
捨てられない服の手放し方
着る機会がなくても、「服を捨てるのは後ろめたい」という方もいるでしょう。処分する以外にも手放す方法はあるので、安心してくださいね。
捨てられない理由別の手放し方は以下のとおりです。
- 状態が良く処分するのはもったいない⇒寄付・フリマアプリ・買取サービスを活用する
- 思い出が詰まっている⇒リメイクする
- 着心地が気に入っている⇒部屋着にする
- 状態は良くないが捨てられない⇒ウエスにする
どうしても処分できないときの参考にしてくださいね。
捨てられない服の詳しい活用法を知りたい方は、以下の記事をチェック!
- Q服を捨てるタイミングは?
- A
衣替えのときがおすすめです。洋服を入れ替えるときに、着る頻度や状態をチェックすれば、スムーズに整理できますよ。
どうしても服を捨てられない場合は、以下のような方法もあります。
- 寄付・フリマアプリ・買取サービスを活用する
- リメイクする
- 部屋着にする
- ウエスにする
今の自分にとって不要な服を断捨離し、スッキリした気分で次の季節を迎えてくださいね。
ほかにも!筆者の手帳活用術
さまざまなシーンでノート・手帳を活用しています。参考にしてくださいね。