この記事では、「一人暮らしの6畳の和室をおしゃれにしたい」という方に向けて、レイアウトやインテリアで素敵に見せるコツを解説します。
こんにちは!自分好みの空間を目指して雑貨や小物を集めている、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。
畳や襖、押入れなども含めてレイアウトやインテリアを考えることで、統一感のあるおしゃれな空間が作れます。
自分好みのお部屋で、おうち時間を満喫したい方は、ぜひチェックしてくださいね。
質問:一人暮らし、6畳の和室をおしゃれにしたい!レイアウト&インテリアのコツは?
6畳の和室で一人暮らしをしています。何に意識すれば、おしゃれで居心地のよい空間が作れますか?レイアウトやインテリアのコツを教えてください。
和室との相性を考えるのがおしゃれに見せるコツ
和室は、押入れや畳、襖などの存在感が強いため、お部屋全体のバランスを考えることが大切です。
和の要素が浮かないように意識しながら、レイアウトやインテリアを考えてみてくださいね。
一人暮らし向け!6畳和室のレイアウト&インテリアのコツ
ここからは、一人暮らしの6畳の和室をおしゃれに仕上げるための、レイアウト&インテリアのコツを5つ解説します。
和室の良さを活かして、リラックスできる空間を作りましょう。
畳を傷付けないよう工夫する
和室の場合、レイアウトやインテリアを考える前に、畳を傷つけない工夫が必要です。
ベッドやソファ、デスクなど、重たい家具を置くときは、上の画像のようにカーペットやマットを敷くなどの対策が欠かせません。
また、これからベッドを購入するのであれば、脚付きタイプではなく、以下のようなフレーム全体に重さがかかるデザインを選びましょう。畳への負担を軽減できます。
家具を壁や隅に寄せて配置する
6畳の和室に限りませんが、家具をレイアウトするときは、上の画像のように壁や隅に沿わせると、部屋の中心にスペースができ、空間全体がゆったりして見えます。
間取りの関係で、背の高い本棚などを入り口近くに置く場合も、端であれば目につきにくく、窮屈に感じるのを防げるでしょう。
これから家具を買う人は、くつろぎやすい和室の良さを活かして、ローテーブルやローベッド、座椅子といった背の低いタイプを選ぶのがおすすめです。お部屋の上部に空間ができ、広々した雰囲気に仕上がります。
相性の良いテイストで統一する
インテリアを考えるときは、和室と相性の良いテイストで統一するのがコツです。
押入れや畳、襖なども浮きにくく、お部屋に馴染みます。
特に、レトロな雰囲気のインテリアは、和室と相性が良いのでおすすめです。
アンティーク・ヴィンテージ調の家具に、以下のような落ち着きのあるレッドやオレンジ、グリーン、マスタードといった色のアイテムを合わせると、温かみのある雰囲気に仕上がります。
レトロインテリア以外に和室との相性がいいテイストは、以下を参考にしてくださいね。
和室との相性がいいテイスト
⇒北欧インテリア、ナチュラル、モダンなど
相性の良いカラーを合わせる
インテリアのテイストに加えて、和室と相性の良いカラーを取り入れるのも、おしゃれに見せるポイントです。
上の画像のようなアースカラーは、畳の「い草」のグリーンにぴったり。アースカラーは大地や植物をイメージさせる色で、ベージュ、カーキ、ブラウンなどが挙げられます。
ただし、6畳の部屋の場合、インテリアのメインにダークカラーを取り入れると、窮屈な印象になりやすいため、注意が必要です。
面積の広いところには、アイボリーやベージュといった淡い色を選び、濃い色はアクセントとして、部分使いすると良いでしょう。
自然素材を取り入れる
和室は畳の存在感が大きいので、家具や雑貨も自然素材が使われているものを選ぶと、まとまり感がアップします。
自然素材の具体例は以下のとおりです。
自然素材の具体例
⇒木、竹、麻、和紙、陶器など
インテリアのテイストとの相性を考えながら、コーディネートしてみてくださいね。
一人暮らし向け!6畳和室のレイアウト&インテリア実例
ここからは、6畳和室のレイアウト&インテリア実例を3つご紹介します。具体的なお部屋をイメージするときのヒントにしてくださいね。
ちゃぶ台が昭和レトロな雰囲気
お部屋の中心に置いてある「ちゃぶ台」が、昭和レトロな雰囲気を感じさせる和室です。テレビボードや収納グッズも天然素材を選ぶことで、統一感のあるインテリアに仕上がっています。
家具で窓をふさいでいないのも、お手本にしたいポイント。限られたスペースでも窮屈にならず、お部屋全体がゆったりして見えます。
ナチュラルな木製家具で襖を馴染ませる
和室はナチュラルテイストのインテリアとも相性抜群です。木製の家具をレイアウトすれば、和のイメージが強い襖も自然に溶け込みます。
アイボリーやベージュといった淡いカラーでインテリアを統一することで、6畳の和室に開放感をプラスできるでしょう。
モノトーンで統一した和モダンなお部屋
テーブルやラグ、フレームなどでブラックを取り入れれば、和モダンテイストの和室が完成します。
障子との相性が良い、和紙のペンダントライトも注目したいポイントです。自然素材ならではの温もりをプラスすれば、モノトーンで統一してもクールになりすぎません。
また、イラストを入れたフレームを床に直置きすることで、お部屋の上部にスペースを作るのも、おしゃれに見せるコツです。
- Q一人暮らしの6畳の和室。おしゃれに見せるレイアウト&インテリアのコツは?
- A
6畳の和室のレイアウトやインテリアで意識したいポイントは、以下のとおりです。
- 畳を傷付けないよう工夫する
- 家具を壁や隅に寄せて配置する
- 相性の良いテイストで統一する
- 和室と相性の良いカラーを合わせる
- 自然素材を取り入れる
まずは、畳を傷付けないように、ベッドやソファなど大きな家具の置き方を見直すところから始めてみてくださいね。
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