賃貸の不動産会社が教えてくれないお部屋の選び方 >

「カラスに襲われるのは、もうイヤ」過去の失敗を活かした部屋探し【一人暮らしエッセイvol.114】

一人暮らしエッセイ
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

「一人暮らし女性のおうちライフを快適に!」がテーマのライフスタイルマガジン「カーサミア」では、一人暮らしに関するエッセイを公開しています。

スポンサーリンク

時間がかかっても…理想の部屋探し

ちょうど一年前のこと、私は転職しました。
新しい仕事、新しい人間関係、新しい出来事。

たくさん積み重なり、忙しくも楽しい日々を過ごす中で、私は引っ越しを決意しました。
きっかけは、元同僚の友人が「思い切って引っ越しをするんだよね」と私に打ち明けてくれたことでした。

ならば私も引っ越ししよう。
そしてせっかくなのだから、自分にとって理想の部屋を選ぼう、と決めました。

まず、引っ越しを考えるときに考えたのが、予算と立地でした。
私の場合、 駅から徒歩10分以内が理想でした。でも予算との兼ね合いもあって少し妥協し、駅から徒歩15分圏内ならOKとしました。

次に、内見のときに注目することをまとめました。

新しい部屋を探すとき、私はテンションが上がりやすく、細かいところを見ないで契約してしまいがちです。過去の引っ越しでは、それで後悔しているのです。

だからこそ、もう同じ失敗はしないよう、内見のときに注意するポイントをあらかじめ書き出して、内見のときに気にかけました。

一つ目のポイントは、周辺の環境。
それも夜間の環境です。

なるべく夜に内見できるようにスケジュールを調整し、昼間に内見したときは、自分で夜間の雰囲気をチェックしに行きました。
たとえ昼が良くても、夜道が暗くて危険な場所や、居酒屋などの騒音が気になる場所は避けたい、と思っていたからです。

これは以前に住んでいた家で失敗した経験があるからです。
昼間とても静かで快適だったのですが、夜になると居酒屋やバーの騒音で騒がしく、困らされたものでした。

二つ目のポイントは、生活スタイルに合った部屋の間取りや広さです。

私の場合、一人暮らしなので1Kか1DKの物件を探しました。
しかし部屋の広さが条件通りでも、置きたい家具が置けるとは限りません。
私には必ず持っていきたい思い出の家具が何個かあります。置きたい家具のスペースを考慮して、実際に住んだときをイメージしました。

三つ目のポイントは、日当たりや風通しです。

本音では南向きの部屋が理想です。
でもいままでの経験から、北向きでも窓が大きくて風通しがよければ快適に過ごせることを知っています。
逆に南向きの部屋でも、風が通らず、夏が暑くてエアコンが欠かせない場合もあります。

だからこそ、実際に部屋の中に入ってみて、光の入り方や風の流れを感じることが大切だと思っています。

四つ目のポイントは、私が一番重視していること。近隣の住民や管理体制です。
住民がしっかりしているのが一番ですが、そうでなくとも管理体制がしっかりしていればトラブルになりにくいと思います。

スポンサーリンク

実は私は以前、管理体制が不十分な物件に住んだ経験があります。ゴミ出しのルールが守られずに不衛生な状態が続いていました。

おかげでゴミ出しのとき、カラスに襲われそうになったこともあります。
それ以来カラスが怖くなってしまったので、このポイントは重要視しています。

もちろん全てのポイントをクリアできる物件は少なかったです。

でも、今回の引っ越しは、私にとっての住みやすい理想の部屋と巡り合うため。
妥協できない点をしっかりと把握したうえで、部屋探しを続けました。

時間はかかりましたが、満足できるお部屋に出会えて、今日も幸せです。

(エッセイ投稿者:黄金色みかん/女性)

エッセイ募集企画は終了しました。次回の開催をお楽しみに!

タイトルとURLをコピーしました