レトルトカレーは便利でおいしいけど、ちょっと飽きてきちゃった…
そんなあなたにおすすめ!
レトルトカレーで作る「焼きカレー」のレシピです。福岡県の門司港のご当地グルメで、とってもおいしいですよ!
もしものときの備えとして、一人暮らしの方でも準備しておきたい非常食。高価な非常食でなくても、一人暮らしであればレトルト食品で十分です。定期的に賞味期限をチェックして、消費しながら買い足していく「ローリングストック」で上手に備蓄しましょう。
こんにちは。管理栄養士ライターの広田です。一人暮らし歴が長いからこそわかるポイントを押さえながら、“簡単おいしい栄養◎”なレシピをお伝えしています。
今回は非常食用に買い置きした「レトルトカレー」を消費するときに役立つレシピと、栄養バランスを整えてくれる副菜のレシピをご紹介します。簡単にできるレシピなので、仕事で疲れて帰ってきた日の夕食にも役立ちますよ。
半熟卵とチーズがとろり♪焼きカレー
レトルトカレーを普通に食べるのに飽きたら、ぜひ試して欲しいのが今回紹介する「焼きカレー」です。
焼きカレーは福岡県の門司港という地域が発祥のご当地グルメで、卵とチーズを載せて焼くのが特徴です。カレードリアとは一味違い、とろとろアツアツの卵とチーズがカレーと混ざり、カレーがまろやかになって本当においしいんです…!
また卵を入れることで、意外とたんぱく質の量が少ないレトルトカレーに、手軽にたんぱく質をプラスできるのも魅力です。
今回は副菜のレシピも一緒に紹介するので、焼きカレー自体には野菜をプラスしていませんが、冷凍のほうれん草やブロッコリーなどをカレーに混ぜ込めば、1品でたんぱく質も野菜もとれるメニューに変身しますよ。
レトルトカレーの消費メニューとしてだけでなく、仕事後の夕食や休日のランチなど、時短メニューとしてもおすすめです♪
材料(1人分)
レトルトカレー(お好きなもの)・・・1パック
ご飯(温かいもの)・・・1人分
卵・・・1個
とろけるチーズ・・・1枚
乾燥パセリ(あれば)・・・少々
作り方
①耐熱容器に温かいご飯をよそい、真ん中をくぼませる。ご飯の上にレトルトカレーをかけ、くぼみの部分に卵を割り入れ、とろけるチーズをちぎって載せる。
②オーブントースターのトーストモードで、10~15分ほどチーズに焼き色がつくまで加熱する。仕上げに、あれば乾燥パセリを振る。
レシピのコツ
チーズに焼き色がついているのに卵が生だった場合、そのまま庫内で2~3分ほど放置すると余熱で火が通ります。トースターで焼く場合は、1000Wで4~5分ほど加熱してください。
ポイント
レトルトカレーはお好みのものでOKです。1パック100円以下のもので十分おいしくできますよ。②の工程の後に、さらにマヨネーズや粉チーズをかけて焼くと、さらにおいしくなりますが、カロリーが高くなってしまうのでダイエット中の方はご注意を…!
さっぱり♪ミニトマトの簡単ポン酢マリネ
レトルトカレーだけでは不足してしまう野菜を簡単にとれるレシピです。今回はカレーに合う、ミニトマトを使ったさっぱり&ヘルシーメニューです♪
ミニトマト以外にも、きゅうり、だいこん、セロリ、きゃべつなどのさまざまな野菜で作れ、作り置きもぴったりです。
作ったあとに時間を置く方が味がなじんでおいしくなるので、焼きカレーと一緒に作るときは、先に取り掛かってくださいね。
材料(作りやすい分量)
ミニトマト・・・1/2パック
ポン酢・・・大さじ1~2
砂糖・・・小さじ1/2
ごま油・・・小さじ1/2
作り方
①ミニトマトはよく洗ってヘタを取り、水けをとって爪楊枝かフォークで穴を数か所あけておく。
②ミニトマトをポリ袋に入れ、ミニトマトが浸るくらいのポン酢と、砂糖、ごま油を入れ、袋の上から手で軽く揉む。袋の空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で10分ほど味をなじませる。
レシピのコツ
10分ほどで食べられますが、1~2時間ほど置いておくとさらに味がなじみます。
ポイント
ほかの野菜で作るときは、食べやすい大きさにカットしたものを同じように漬け込んでください。数種類の野菜を同時に漬け込んでもいいですよ。ミニトマト以外の野菜は漬けている間に水分が出てくるので、ポン酢の量は少な目でOKです。
非常食もこのようにアレンジしながら消費していけば、ローリングストックが楽しくなりそうですね。ぜひ試してみてくださいね。
非常食用にたくさん買ったレトルトカレー、こうやって食べていけばいいんですね!
ローリングストックについて、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ~