【2024年3月更新】東京都内で地震・災害に強い、一人暮らし女性におすすめの町は？

一人暮らしなら、災害時に頼れるのも自分だけ。日本は30年以内に大型地震が必ず来るとも言われていますし、近年は想定外の大雨による災害も頻発しています。

日頃からの備えも大切ですが、そもそも、なるべく災害に遭わないように暮らしたいと思いますよね。

こんにちは。カーサミア編集部員で宅建士のアサノです。私はズボラ女子かつ心配性で、リスクは事前につぶしておきたい性格。そんな私が、地震・洪水に強い町についてご紹介します。

この記事では、自分でリスクを調べる方法や、編集部で災害リスクを調べた上でのおすすめの町もご紹介しています。最後までぜひご覧くださいね。

お部屋探しのとき、地震・水害などの災害のリスクを考える理由

近年は大規模な災害が相次いだため、現在は住まいを契約する際に、不動産業者から入居者に向けて水害リスクや土砂災害リスクなどを「重要事項説明」として説明することが義務付けられています。

でも実際のところ、契約まで進んだ段階で初めてリスクを知っても、考え直すことが難しい場合もあるでしょう。お部屋探しの段階で、ある程度は自分でも把握しておきたいものです。

あらゆる災害リスクが少ない町を選べれば理想的です。しかし、地震・水害（洪水・高潮など）・土砂災害・津波などのすべてにおいてリスクの少ない町と、自分の住みたいエリアが一致しないこともあるでしょう。

そうしたとき、たとえば「洪水リスクの高いエリアだから、しっかり備えたうえで上層階に住む」という選択肢もあります。

筆者はリスクを避けたい性格ですが、特に賃貸の場合は、購入する場合よりも許容範囲が大きくなるとも考えています。賃貸なら何かあったときにも身軽に引っ越せるからです。自分がどの程度まで許容できるのか、価値観やライフスタイルを考えておくことも大切ですね。

それぞれのリスクに応じた備えをするためにも、町ごとのリスクを知っておきましょう。

東京都で地震に強い町は？

東京都内で地震に強い町については、調べやすいです。
東京都が市区町村を横断して、被害想定や危険度調査を行っているからです。

想定される5種類の地震による震度予測

まずは地震に強い町を探すため、東京都が発表している「首都直下地震等による東京の被害想定（令和4年5月25日公表）」を見てみましょう。

この被害想定は、東日本大震災を踏まえ策定した
「首都直下地震等による東京の被害想定（平成24年公表）」
「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定（平成25年公表）」
を、10年ぶりに見直したものになります。

想定されている5種類の地震モデルについて、それぞれの震度予測は以下の通りです。

都心南部直下地震（マグニチュード7.3）

東京都の南側、フィリピン海プレート内で地震が発生した場合の予測です。

都内で最大規模の被害が想定される地震で、震度6強以上の範囲は23区の東南部を中心に、約6割に広がると想定されています。

江東区・品川区・目黒区・大田区の一部では震度7も予測されています。

多摩東部直下地震（マグニチュード7.3）

こちらは多摩地域の東部を震源域とするプレート内地震予測です。

多摩地域に大きな被害が想定されますが、震度7以上の地域はごくわずか。震度6強以上の範囲は多摩地域の2割です。23区内でも、震度6強以上が予測されるエリアがあります。

大正関東地震（マグニチュード8クラス）

1923年（大正12年）9月1日に南関東を中心に発生した「関東大震災」クラスの地震が起きた場合の予測です。

震度7の面積はごくわずかで、震度6強以上の範囲は区部南部や東部、町田市等において見られます。マグニチュードは大きいものの、揺れは都心南部直下地震より小さな規模になると想定されています。

立川断層帯地震（マグニチュード7.4）

立川断層で地震が発生した場合の被害予測です。活断層を震源とする地震であり、大きく揺れるエリアは多摩地域のみです。震度6強以上の範囲は多摩地域の約2割に広がっています。

発生源が地中の浅い部分のため、立川市とその周辺を中心に、震度7（地図の赤い部分）が目立ちます。

一方で多摩東部直下地震と比較すると、区部での揺れは小規模になりそうです。

南海トラフ巨大地震

震度は区部・多摩・島しょ部、いずれの地域でも、ほぼ5強以下となります。揺れによる被害はほぼ発生しない見込みです。

ただし、後述するように南海トラフ地震が起きた場合には、最大2.6mを超える大きな津波が予想されています。揺れそのものよりも、津波の被害に気を付ける必要があるということです。

総合的に見て、地震の際に揺れにくい町は？

上記のように、東京では複数の発生源の地震が想定されています。発生源が異なると、当然ながら揺れるエリアも異なります。

それでは、「どんな地震にも強いエリア」はあるのでしょうか？
複数の地震を横断して、揺れの予測を確認できる地図があります。

国立研究開発法人 防災科学技術研究所の出している「地震ハザードステーション J-SHIS MAP」を見てみましょう。

「震度5強」以上の揺れに見舞われる確率

地図のほぼ全体が、危険度の高いことを示す紫色に塗りつぶされています。

東京近郊のすべての町が「震度5強」以上の揺れに見舞われる可能性が高いということです。

「震度6強」以上の揺れに見舞われる確率

「震度6強」以上の非常に強い地震に絞ると、エリアによって色の違いが出てきました。23区内や近郊は、リスクが高いことを示す「赤色～紫色」のエリアがほとんどです。

このように東京近郊は、広い範囲で揺れに見舞われる可能性があります。

ただし、この「地震ハザードステーション」の色分けされた地図を見るときには、「まだ想定されていない地震」が起きる可能性もある、ということに注意する必要があります。

たとえば、大きな被害を出した令和６年能登半島地震（2024年1月）では震度7の揺れが観測されていますが、この地域は「震度6強以上の揺れに見舞われる確率：0.1～3%」と、強い揺れが来ることはほとんど想定されていませんでした。

地震に関する「総合危険度」測定調査

また、地震による危険は、揺れそのものによる耐震性の低い建物の倒壊リスクだけではありません。

火災の発生による延焼のリスクもあります。また、道路や公園が少ない住宅密集地域では、危険地域からの避難や消火・救助活動が困難になるリスクもあります。

こうした危険性を総合的に判断し、東京都では「地震に関する地域危険度測定調査」を公開しています。

「全ての町で同じ強さの揺れが生じた場合の危険性」を出しているので、想定されている地震が起きた場合はもちろん、想定されていない震源で地震が起きた場合のリスクも織り込まれていると考えられます。

地震リスクの「総合危険度」

地震リスクの「総合危険度」として、町丁目ごとに、相対的な危険度が色分けされています。

この総合危険度は、それぞれの町の「建物倒壊危険度」と、「火災危険度」を基に、「災害時活動困難係数」をかけ合わせて測定しています。

建物倒壊危険度とは

地盤（揺れやすさ・液状化の可能性）、建物の密集度、建物特性（耐震性の高い構造かどうか・建築年代）の３つ項目をもとに算出されています。

出典：地震に関する地域危険度測定調査（第9回）あなたのまちの地域危険度パンフレット｜東京都

危険度の高い地域は、地震が起きた場合に揺れやすい（揺れが増幅されやすい）地盤で、古い木造や軽量鉄骨造の建物が密集している地域です。

具体的には、荒川や墨田川沿いのいわゆる下町地域などに分布しています。

火災危険度とは

地震が起こると、揺れにより発生した火災の延焼により、広い地域で被害を受ける危険性があります。火災危険度は、出火の危険性と延焼の危険性を基に測定されています。

出典：地震に関する地域危険度測定調査（第9回）あなたのまちの地域危険度パンフレット｜東京都

危険度の高い地域は、耐火性能の低い木造住宅が密集し、延焼を遮断する広い道路や公園が少ない地域です。23区内の環状7号線の内側や、区部ではJR中央線沿線に分布しています。

災害時活動困難係数とは

以下の二つの項目によって定められます。

活動有効空間不足率

出典：地震に関する地域危険度測定調査（第9回）あなたのまちの地域危険度パンフレット｜東京都

避難や消火、救助、救援など、災害時活動に有効な空間が不足していると、災害時活動困難係数が高くなります。

道路ネットワーク密度不足率

出典：地震に関する地域危険度測定調査（第9回）あなたのまちの地域危険度パンフレット｜東京都

避難や消火、救助、救援など、災害時活動のために必要になる幅の広い道路と被災地を繋ぐネットワークが不足していると、災害時活動困難係数が高くなります。

総じて災害時の救助活動が難しくなるのは、広い道路の整備がそれほど進んでいない地域です。多摩地域や、23区西部などに分布しています。

一方で都心部や東京東部は、災害時活動困難係数が低い地域です。

地震の総合危険度が高い町・低い町

この総合危険度調査から、地震に関する危険度の高い町・低い町をピックアップしました。

23区内の町

東京都の「地震に関する地域危険度測定調査（第9回）地域危険度一覧表」をもとに、危険度が最も高いとされている「ランク5」の85町丁目を、危険度が高い順に並べました。

地盤が弱い「沖積低地」で、建物倒壊危険度・火災危険度ともに高い23区東部の町が中心です。
しかし地盤が強い「台地」でも、昔からの建物が密集している地域では、火災危険度と災害時活動困難係数が高いことにより、総合危険度が高く判定されている町もあります。

同様に、危険度が最も低い「ランク1」の町を、危険度が低い順に並べました。

総合危険度が低い町の上位には、「千代田区千代田（＝皇居）」「浜離宮庭園」「足立区入谷町、舎人町（いずれも舎人公園内）」「水元公園」「江戸川区堀江町（＝江戸川河川敷）」「練馬区北町４丁目（＝陸上自衛隊 練馬駐屯地）」など、住居ではないエリアも多く含まれています。

自分の住んでいる町・住みたい町など、特定の町が気になる場合は、ページ内検索を行ってみてくださいね。

多摩地区の町

多摩地区は都心部と比べると比較的地盤が強いことから、総合危険度が「ランク5」になる町はありませんでした。

次点で比較的危険度の高い「ランク4」に相当するのも、わずかに8町丁目です。

川に近いところには地盤の弱い「沖積低地」も存在していますが、ほとんどが比較的地盤の強い「台地」です。「台地」で危険度が高い場合、建物倒壊リスクは低いのですが、火災危険度と災害時活動困難係数が高めであると判断されているようです。

また、危険度が最も低い「ランク1」の町を、危険度が低い順に並べました。
こちらも23区と同様、上位の町には住居ではないエリアも多く含まれています。

出典：地震に関する地域危険度測定調査（第9回）地域危険度一覧表｜東京都

この「総合危険度」は、再開発などによって状況が変わるため、危険度は5年ごとに更新されています。

各項目についてより詳しく知りたい方、ここに記載した町以外についても知りたい方は、東京都都市整備局の「東京都不燃化ポータルサイト」をご覧くださいね。

東京都での津波リスクは？

続いて、「首都直下地震等による東京の被害想定（令和4年5月25日公表）」において発表された、最新の津波のリスクについてみてみましょう。

海溝型地震である「大正関東地震」と「南海トラフ地震」に関して、津波の被害想定が行われています。

東京における被害想定（海溝型地震：区部）

出典：「東京都の新たな被害想定について 首都直下地震等による東京の被害想定」東京都防災ホームページ

津波高は最大約2～2.6ｍ程度が予想されています。
東京湾の湾岸部が中心ですが、江戸川区では江戸川や荒川を遡ったところで最大津波高が予想されていますので、湾岸部以外でも注意が必要です。

ふたつの地震を比較すると、「南海トラフ地震」のほうが地震の揺れそのものに関しては小さいものの、津波の最大高は高くなると見込まれています。

東京都で、水害（洪水など）に強い町は？

次に、水害に強い町を探してみましょう。

しかし実は、複数の自治体を俯瞰して、水害（洪水・内水氾濫）のリスクが低い町を調べることは、地震リスクを調べることに比べると、少し難しいです。

国土交通省が作成している「重ねるハザードマップ」である程度は調べることができます。

埼玉県との境を形成する荒川・千葉県との境の江戸川の間の「江東5区（墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区）」と呼ばれるエリアは、海抜が低い土地であり、浸水リスクの大きなエリアが広がっています。

ほかにも神奈川県との境の多摩川の周辺をはじめ、大小の川の流域は注意が必要です。

しかし、ここにすべての水害リスクが載っているわけではありません。

市区町村が管理している小さな川の洪水リスクや、内水氾濫に関するデータは、「重ねるハザードマップ」に載っていない可能性もあります。「重ねるハザードマップ」でおおまかに確認したあとは、必ず自治体のハザードマップも確認しましょう。

とはいえ国土交通省のQ&Aでは『「重ねるハザードマップ」は国や都道府県等の関係各機関が作成した災害リスク情報であり、水防法に基づき市町村が作成した水害ハザードマップではありません。』と明記されています。

ですから、必ず自治体のハザードマップを確認することをおすすめします。

自治体のハザードマップは「〇〇区　ハザードマップ」「〇〇市　ハザードマップ」などで検索するか、わがまちハザードマップで調べられますよ。

公園など「あえて浸水させる」場所もある

市区町村の出しているハザードマップを確認する際、留意しておく点があります。

都市域における貯留では，雨が降ったそれぞれの場所で溜めるという方法が中心で，建物の棟の間に溜めたり，広場，公園・緑地，運動場，駐車場などを，谷や凹地に，あるいは浅く掘りこんだところに設け，大雨時に雨水を貯留させるという方法が採られます．

出典：防災基礎講座　11.内水氾濫｜防災科研

つまり、建物と建物の間の通路や、公園・広場・運動場・駐車場などをあえて低く作り、建物への浸水被害を減らすために「水を貯める場所」として設計していることもあるのです。

ですから、そのエリアのハザードマップを見て、一部に浸水を示す色がついているからといって、「この地域は危険だ」と判断するのは早計です。浸水予測のある場所が住宅なのか、意図的に用意された「水を貯める場所」なのか、地図や実際の街並みを見比べて判断してください。

東京都内で地震・水害に強い町　東京23区内編・ベスト5

ここまで見てきた情報をもとに、一人暮らし女性におすすめの「地震・水害に強い町」ベスト5をカーサミア編集部で選びました。

■具体的な選定基準
・地震について：東京都都市整備局の「地域危険度測定調査」で、総合危険度順位の低いもの
・水害について：「重ねるハザードマップ」にて、町全体が浸水する区域を除外
・町丁目の全域が公園・学校・公共施設・商業施設など、住宅以外の場合は除外
・最寄り駅から町の住宅地までの距離は、徒歩15分程度まで

水害については、「重ねるハザードマップ」を確認し、町全体に浸水予測がある区域は除外しています。高潮や津波、大きな河川の氾濫で、浸水被害を受けるエリア等です。

しかし、ここで紹介した町でも、その中の一部で、内水氾濫（小さい河川・用水路等の氾濫や、排水能力を超える量の雨が降ったときマンホール等から水が溢れるタイプの水害）、土砂災害など、別のリスクが予想されていることがあります。

ですから、具体的なお部屋選びの際には、市区町村の出しているハザードマップを個別に確認する必要があります。

また、この記事でも市区町村のハザードマップの一部を引用して紹介していますが、ハザードマップは随時改訂されています。最新のハザードマップは必ずご自身でも確認するようにしてください。

1位　練馬区光が丘（1～7丁目）

最寄り駅：都営地下鉄 大江戸線「光が丘」駅

光が丘公園の自然を満喫できるエリアでありながら、新宿駅までは、朝の通勤時間帯・平日日中などの時間帯に関わらず、直通30分以内であり、通勤にも便利です。

ちなみに都営大江戸線は、都内地下鉄では比較的遅延が少ない路線でもありますよ。

「光が丘5丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.7
総合危険度順位：5140_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

光が丘公園とその周辺のエリアは「光が丘パークタウン」として一体開発されています。（光が丘パークタウンの一部は、板橋区にもまたがっています。）

光が丘1～7丁目のすべてが「地震に強い町」の上位となっているため、ひとつにまとめました。

各町の地震総合危険度について。
ほぼ全域が光が丘公園になる4丁目がもっとも地震リスクが低く、総合危険度順位は5171位です。
住宅地では、総合危険度順位の低い方から順に、光が丘5丁目：5140位、光が丘7丁目：5116位、光が丘3丁目：5104位、光が丘6丁目：5103位、光が丘2丁目：5098位、光が丘1丁目：5054位と、いずれも低リスクです。

一体開発により、火災危険度が低く、災害時にも救助活動等が行いやすい街づくりが行われたことがこの結果になっていると思われます。

光が丘パークタウン内には、都市再生機構 (UR) 、東京都住宅供給公社 (JKK東京) 、都営住宅による、公的な分譲住宅・賃貸住宅が多数存在しています。

参考：「光が丘」駅の家賃相場

ワンルーム	–
1K	7.36万円
1DK	–
1LDK	11.03万円
2K	–
2DK	10.35万円
2LDK	–

参考：UR賃貸住宅　パークタウン光が丘の概要（一部）

URは空室の有無にかかわらず物件情報を公開しているので、参考にご紹介します。
公的な住宅なら「ファミリー向けなのでは？」と思う方もいるかもしれませんが、一人暮らし向けのコンパクトなお部屋から、ファミリー向けのお部屋まで、幅広く存在していることが分かります。

光が丘パークタウン内には多くの棟があり、それぞれに概要が異なりますが、その一部をご紹介します。

■ 光が丘パークタウン 四季の香弐番街（光が丘5-2）

家賃	111,600円～194,700円
共益費	2,900円
間取り	1DK～4DK
床面積	44㎡～76㎡

■光が丘パークタウン 大通り南（光が丘7-3ほか）

家賃	84,100円～192,200円
共益費	4,100円～5,000円
間取り	1DK～3LDK
床面積	34㎡～89㎡

URやJKKの賃貸住宅は、敷金のみ必要ですが、礼金・仲介手数料・更新料などは不要というメリットがあります。
気になった方はぜひ、入居条件や募集状況を調べてみてくださいね。

参考：練馬区光が丘周辺の水害ハザードマップ

光が丘では、道路部分や駐車場、駅前の広場を中心に、最大で「1.0～2.0m未満」の浸水予測があります。また、光が丘5丁目と2丁目の一部では、建物部分にも「0.1～0.5m未満（床下浸水）」が予測されています。

隣接する町では、地図から建物と思われる部分にも最大で「1.0～2.0m未満」の水色が広がっていることと比較すると、住居を守るように配慮して、街全体が設計されていることがうかがえます。

参考：練馬区光が丘周辺の土砂災害ハザードマップ

土砂災害警戒区域ではありません。

参考：練馬区土砂災害ハザードマップ（2021年5月発行）

2位　北区赤羽台1丁目、２丁目

（※地図のハイライトは1丁目）

最寄り駅：JR埼京線・東北本線ほか「赤羽」駅

赤羽駅から池袋駅までは、たったの3駅！
朝でも昼でも、時間帯を問わず10分前後で池袋に出られます。新宿駅までもたったの4駅です。都心へのアクセスの良さも大きな魅力です。

「北区赤羽台1丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.09
総合危険度順位：5066_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

「北区赤羽台2丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.11
総合危険度順位：5019_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

北区赤羽台1丁目は赤羽駅の北西部、東洋大学や赤羽台けやき公園のあるエリアです。住宅としては、南西部に隣接する2丁目と共に、URの「ヌーヴェル赤羽台」が大半を占めています。

光が丘パークタウン同様、全域を一体開発している町は、リスク管理がしっかりとされているようです。

さらに西隣の「北区赤羽西５丁目」も地震リスクの低い町に入っていますが、こちらは駅からの距離が遠くなりすぎてしまうので、今回のランキングには含めていません。

注意点として、このエリアは台地であり地震や洪水に対しては強いのですが、低地との境目には土砂災害の危険性が高い場所があります。
個別の立地については、必ずハザードマップを確認してください。

参考：「赤羽」駅の家賃相場

ワンルーム	8.27万円
1K	8.81万円
1DK	9.59万円
1LDK	13.96万円
2K	8.43万円
2DK	–
2LDK	18.44万円

3位　港区六本木１丁目

最寄り駅：東京メトロ南北線「六本木一丁目」

東京駅、新宿駅、渋谷駅まで、どこへ行くにも20分以内（朝の通勤時間帯、平日日中を問わず）と、とても便利な場所です。

「港区六本木１丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地2
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.14
総合危険度順位：5014_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

駅直結の泉ガーデンタワーや泉ガーデンレジデンス、アークヒルズサウスタワーなど、数々のタワーマンションやタワーオフィスビルが立ち並ぶエリア。駐日スペイン大使館も存在しています。港区らしく、家賃はかなりお高めです。

地盤は「台地」の中では比較的弱い方の「台地2」に分類されていますが、高層建築物が多く建物同士の距離があるため、「火災危険度」がランク1の中でもかなり低くなっており、総合危険度が低いと測定されたようです。

一方で、一部に土砂災害リスクがあるとされる場所もありますので、ハザードマップをしっかりご確認ください。

参考：「六本木一丁目」駅の家賃相場

ワンルーム	15.95万円
1K	14.69万円
1DK	18.17万円
1LDK	32.50万円
2K	–
2DK	–
2LDK	58.72万円

4位　新宿区百人町４丁目

最寄り駅：JR山手線、西武鉄道「高田馬場」駅
JR山手線「新大久保」駅、JR中央・総武線「大久保」駅も利用可

高田馬場駅からJR山手線を利用すれば、「新宿」駅・「池袋」駅までそれぞれ2駅・5分未満！
渋谷駅まで5駅・15分弱、「東京」駅までも30分弱（いずれも時間帯問わず）と、とても便利な場所です。

「新宿区百人町４丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.9
総合危険度順位：5013_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

JR山手線の「高田馬場」駅と「新大久保」駅の間のエリアです。町内には、新宿区立西戸山公園や、避難所指定されている区立西戸山小学校・西戸山中学校もあります。

このエリアの住宅は、JKK東京（都営住宅）の「百人町4丁目アパート」です。またもJKKですね。町全域を一体開発している場所は、特に地震に強いと言えそうです。

参考：「高田馬場」駅の家賃相場

ワンルーム	8.10万円
1K	9.92万円
1DK	12.06万円
1LDK	18.86万円
2K	10.94万円
2DK	13.78万円
2LDK	31.87万円

5位　豊島区目白１丁目

最寄り駅：山手線「目白」駅

池袋駅まで1駅・5分未満、新宿駅まで3駅10分未満。渋谷駅までは15分前後、東京駅まで30分前後と、こちらも山手線沿線ならではの便利さを感じますね。

「豊島区目白１丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.9
総合危険度順位：5005_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

町内の大半は学習院大学ですが、隣接する敷地に、民間のマンションがわずかに建っています。

参考：「目白」駅の家賃相場

ワンルーム	7.89万円
1K	9.03万円
1DK	13.48万円
1LDK	15.76万円
2K	–
2DK	13.48万円
2LDK	21.47万円

東京都内で地震・水害に強い町多摩地区　近郊編・ベスト5

続いて都市部近郊（立川以西）の町から、ベスト5をご紹介します。
都心部（23区西部）まで、おおむね30～40分程度で出られる町です。

選定条件は23区内と同様です。

■具体的な選定基準
・地震について：東京都都市整備局の「地域危険度測定調査」で、総合危険度順位の低いもの
・水害について：「重ねるハザードマップ」にて、町全体が浸水する区域を除外
・町丁目の全域が公園・学校・公共施設・商業施設など、住宅以外の場合は除外
・最寄り駅から町の住宅地までの距離は、徒歩15分程度まで

1位　立川市緑町

最寄り駅：多摩モノレール「高松」駅

JR中央線「立川」駅で乗り換え、新宿駅まで、朝の通勤時間帯で50分弱、平日日中で40分弱です。
JR立川駅まで歩くことも可能な距離ですよ。

「立川市緑町」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.1
総合危険度順位：5161_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

昭和記念公園やIKEA立川店、陸上自衛隊立川駐屯地などが大半を占めるエリアです。
住宅は多くありませんが、多摩モノレール「高松」駅周辺に、わずかながら存在しています。

参考：多摩モノレール「高松」駅の家賃相場

ワンルーム	–
1K	5.01万円
1DK	–
1LDK	–
2K	–
2DK	8.12万円
2LDK	–

参考：立川市緑町周辺の洪水ハザードマップ（多摩川版）

多摩川の氾濫予想区域ではありません。

参考：立川市緑町周辺の洪水ハザードマップ（全域版）

しかし、中小河川や内水氾濫まで含めた水害ハザードマップでは、高松駅付近では、道路部分を中心に、一部は建物のある場所でも、「0.1～0.5m未満（床下浸水）」の浸水が予測されています。

また、昭和記念公園の一部や自衛隊駐屯地内には、最大で「1.0～2.0m未満」の浸水予測されている部分があります。「あえて水を貯めておく」場所が用意されていることがうかがえます。

参考：立川市緑町周辺の土砂災害ハザードマップ

土砂災害警戒区域ではありません。

参考：立川市土砂災害ハザードマップ（2022年11月発行）

2位　国分寺市泉町2丁目

最寄り駅：JR中央線・武蔵野線「西国分寺」駅

西国分寺駅は、JR中央線と武蔵野線の2路線が利用可能です。JR中央線を利用すれば新宿駅・東京駅まで直通。新宿駅までは、朝の通勤時間帯で40分弱（JR中央線「快速」に乗り換え）、平日日中は30分弱（JR中央線「特快」に乗り換え）で出られます。

武蔵野線を利用すれば、埼玉・千葉方面へのアクセスも便利です。
都心部だけでなく東京近郊のあちこちに行く機会が多い人なら、恩恵が大きいでしょう。

「国分寺市泉町2丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.1
総合危険度順位：5110_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

「西国分寺」駅の南西部、武蔵国分寺公園のほか、東京都立多摩図書館、東京都公文書館、総務省情報通信政策研究所といった公的施設を多くを含むエリアです。

この地域の住宅は、JKK東京によるトミンハイム国分寺泉町、都営泉町二丁目アパートなどがあります。

参考：「西国分寺」駅の家賃相場

ワンルーム	6.09万円
1K	5.89万円
1DK	–
1LDK	10.73万円
2K	–
2DK	8.12万円
2LDK	15.18万円

3位　西東京市ひばりが丘３丁目

最寄り駅：西武池袋線「ひばりが丘」駅

ひばりが丘駅から池袋駅へは直通、平日日中なら20分弱、朝の通勤時間帯でも20分強でアクセス可能です。

当記事の「近郊編ベスト5」で紹介している町の中では、もっとも都心部へのアクセスがよい町です。

「西東京市ひばりが丘３丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.12
総合危険度順位：5109_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

ひばりが丘駅から南西方向に、少し歩くエリアです。町の中には、ひばりが丘駅から15分以上かかる場所も含まれています。

町内の住宅は、URの「ひばりが丘パークヒルズ」と、住友不動産旧分譲の大規模マンション「シティテラスひばりが丘」、そして戸建て住宅があるようです。

また、町内には「ひばりが丘総合運動公園」があり、隣接する町には「東本願寺ひばりが丘別院」があります。

参考：「ひばりが丘」駅の家賃相場

ワンルーム	5.92万円
1K	6.36万円
1DK	8.44万円
1LDK	9.38万円
2K	–
2DK	–
2LDK	–

参考：UR賃貸住宅　ひばりが丘パークヒルズの概要

家賃	85,200円～205,700円
共益費	5,800円～6,700円
間取り	1K～4LDK(ﾒｿﾞﾈｯﾄ)
床面積	40㎡～106㎡

4位　小平市喜平町３丁目

最寄り駅：西武多摩湖線線「一橋学園」駅

都内に出るには、国分寺駅でJR中央線に乗り換える必要があります。
新宿駅までは、朝の通勤時間帯で40分強（JR中央線「快速」に乗り換え）、平日日中で30分強（JR中央線「特快」に乗り換え）。

「小平市喜平町３丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.15
総合危険度順位：5018_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

小平市喜平町３丁目は、一橋大学とは駅を挟んで反対側、警察学校の西に隣接する「UR小平団地」のエリアです。URの団地が続きますね。

参考：「一橋学園」駅の家賃相場

ワンルーム	4.04万円
1K	5.92万円
1DK	5.86万円
1LDK	8.43万円
2K	–
2DK	7.35万円
2LDK	–

参考：UR賃貸住宅　小平団地の概要

家賃	40,200円～102,600円
共益費	2,770円
間取り	1DK～4K
床面積	27㎡～76㎡

4位　東村山市萩山町５丁目

最寄り駅：西武新宿線「久米川」駅

久米川駅から西部新宿駅までは、平日の朝の通勤時間帯で30分強、日中であれば30分弱です。
高田馬場駅で乗り換えればJR新宿・池袋の両駅まで40分前後（時間帯問わず）で出ることができます。

「小平市喜平町３丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.18
総合危険度順位：4974_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

久米川駅の南東部に位置します。町の半分は「小平霊園」になります。また、市立中学校、小学校もあり、全体的に住宅は少なめです。

少ない住宅の中では、JKK東京の古い団地「久米川駅東住宅」が多くの面積を占めています。一方で、駅に近い場所には、わずかながら比較的新しい民間の分譲マンション、賃貸アパートも存在しています。

災害時活動困難係数は0.18と、この記事で紹介するほかの町と比較して高めです。（もちろん、もっと高い町もたくさんあります。）
あくまでも推測ですが、久米川駅東住宅の築年が1965年・1968年と古いため、最近になって開発された街に比べると、広い道路や広場の整備が進んでいない等の要因があるのかもしれません。

参考：「久米川」駅の家賃相場

ワンルーム	5.36万円
1K	5.94万円
1DK	7.84万円
1LDK	8.87万円
2K	–
2DK	–
2LDK	13.41万円

東京都内で地震・水害に強い町多摩地区　郊外編・ベスト5

続いて、より郊外の町を紹介していきます。
選定条件は今までと同様です。

■具体的な選定基準
・地震について：東京都都市整備局の「地域危険度測定調査」で、総合危険度順位の低いもの
・水害について：「重ねるハザードマップ」にて、町全体が浸水する区域を除外
・町丁目の全域が公園・学校・公共施設・商業施設など、住宅以外の場合は除外
・最寄り駅から町の住宅地までの距離は、徒歩15分程度まで

新宿駅まで、おおむね50～60分程度で出られる町が中心です。
勤務先が、新宿からさらに乗り換えて…という立地になると、毎日の通勤が負担に感じることも増えてくるでしょう。

一方で、郊外で働いている場合や、リモートワーク・時差出勤ができる場合には、検討可能な立地だと思います。23区内や近郊に比べて、家賃を抑えられたり、同じ家賃でより広いお部屋に住むことができたり、といったメリットもあります。

ただし丘陵地が多いため、23区内や近郊に比べて、土砂災害のリスクが増えます。
検討している部屋が危険区域かどうか、ハザードマップを注意して見ておきましょう。

1位　八王子市みなみ野1丁目

最寄り駅：JR横浜線「八王子みなみ野」駅

新宿駅までは八王子駅で乗り換えて1時間弱。横浜駅までは直通50分弱で行くことができます（時間帯を問わず）。

都心への通勤利便性という点ではギリギリ許容範囲という立地ですが、リモートワークが多い場合などは十分に検討可能でしょう。

「八王子市みなみ野1丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.12
総合危険度順位：5137_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

八王子みなみ野駅西側、駅前の商業地や「みなみの丘公園」を主に含むエリアです。住宅は住宅・都市整備公団（現UR）旧分譲の「ヴェルディールみなみ野東」「ヴェルディールみなみ野西」があります。

参考：「八王子みなみ野」駅の家賃相場

ワンルーム	5.57万円
1K	6.15万円
1DK	–
1LDK	8.43万円
2K	–
2DK	–
2LDK	9.96万円

参考：八王子みなみ野1丁目周辺の水害ハザードマップ

住宅部分への浸水予測はありません。

参考：八王子みなみ野1丁目周辺の土砂災害ハザードマップ

八王子市のハザードマップにも「土砂災害特別警戒区域」は掲載されていますが、詳細は東京都建設局のページを見るように促されているため、都建設局のページから引用します。

みなみ野1丁目では、住宅も重なるエリアの一部が、土砂災害警戒区域（黄）、土砂災害特別警戒区域（赤）に指定されています。

この地域に住む場合は、しっかりと確認しておきましょう。

2位　八王子市別所2丁目

最寄り駅：京王相模原線「京王堀之内」駅

新宿駅まで直通で、朝の通勤時間帯は1時間弱、平日日中は40分弱です。
こちらも都心への通勤利便性という点ではギリギリ許容範囲という立地ですが、フレックスタイムや時差出勤が可能な場合などは検討可能でしょう。

「八王子市別所2丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：丘陵
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.13
総合危険度順位：5118_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

京王堀之内駅の南側、２つの小学校と1つの中学校、「長池公園」をはじめとする多数の公園を含む、広いエリアを包括する町です。

住宅としては、URの「多摩ニュータウン ライブ長池 コリナス長池」、伊藤忠都市開発をはじめとした複数の民間企業による旧分譲の大規模マンション「クレヴィア京王堀之内パークナード」、JKKの「多摩ニュータウン 別所団地」、都営住宅など多数の団地が立ち並びます。

地盤は「台地」よりもさらに強い「丘陵」です。

参考：「京王堀之内」駅の家賃相場

ワンルーム	5.58万円
1K	5.65万円
1DK	8.14万円
1LDK	9.55万円
2K	7.80万円
2DK	7.69万円
2LDK	8.76万円

参考：多摩ニュータウン ライブ長池 コリナス長池の概要

家賃	46,700円～147,500円
共益費	4,000円～4,800円
間取り	1K～3LDK
床面積	20㎡～111㎡

3位　昭島市つつじが丘3丁目

最寄り駅：JR青梅線「昭島」駅

青梅線といえば奥多摩地区のイメージもありますが、実は昭島駅であればJR中央線へ直通で乗り入れている電車も多く、都内への通勤が可能です。

新宿駅まで直通で、朝の通勤時間帯は60分弱、平日日中であれば40分弱で出ることができます。

「昭島市つつじが丘3丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：台地1
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.14
総合危険度順位：5172_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

昭島駅の北東部のエリアになります。昭島市立つつじが丘公園があり、市民図書館、市民会館、郵便局といった公共施設が充実した町です。

住宅はURの「昭島つつじが丘ハイツ」があります。

参考：「昭島」駅の家賃相場

ワンルーム	6.61万円
1K	6.19万円
1DK	–
1LDK	9.79万円
2K	–
2DK	6.96万円
2LDK	12.91万円

参考：昭島つつじが丘ハイツの概要

家賃	55,500円～100,500円
共益費	4,400円
間取り	1DK～3DK
床面積	35㎡～72㎡

4位　多摩市鶴牧3丁目

Google マップ

Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

www.google.com

最寄り駅：小田急「多摩センター」駅、
京王相模原線「京王多摩センター」駅

多摩センターといえば、テーマパーク「サンリオピューロランド」が有名ですね。

新宿駅までは直通で、小田急線・京王相模原線どちらを利用しても、朝の通勤時間帯で50分弱、平日日中は40分弱です。

「多摩市鶴牧3丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：丘陵
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.13
総合危険度順位：5150_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

多摩ニュータウンの一角。「多摩センター」駅・「京王多摩センター」駅の南側、商業地を抜けた先に住宅・都市整備公団（現UR）旧分譲の「多摩ニュータウン　グリーンメゾン鶴牧３」「多摩ニュータウン タウンハウス鶴牧3」などが立ち並びます。

参考：「多摩センター」駅の家賃相場

ワンルーム	5.76万円
1K	6.30万円
1DK	–
1LDK	10.38万円
2K	–
2DK	–
2LDK	–

5位　稲城市若葉台2丁目、3丁目

（※地図のハイライトは2丁目）

最寄り駅：京王相模原線「若葉台」駅

4位の多摩センター同様、新宿駅まで直通で、朝の通勤時間帯で50分弱、平日日中は40分弱です。

「稲城市若葉台2丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：丘陵
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.11
総合危険度順位：5117_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

「稲城市若葉台3丁目」の
地震に関する地域危険度測定調査結果
地盤分類：丘陵
建物倒壊危険度ランク：1
火災危険度ランク：1
災害時活動困難係数：0.13
総合危険度順位：5056_{^{（数字が大きいほど、危険度が低い）}}

こちらも4位と同様、多摩ニュータウンの一角です。

若葉台駅の北側、賑わいのある商業地を抜けた先に、複数の民間企業が合同開発した大規模分譲マンション「ファインストーリア」と「若葉台ワルツの杜」が立ち並んでいます。
いずれも分譲マンションですが、「分譲賃貸」と呼ばれるタイプの賃貸もときどき見られます。

このふたつの大規模分譲マンションはファミリー向けに作られたもので、2LDKや3LDKが多め。1LDKのお部屋も、筆者が詳細を確認したところ、おそらくファミリー向けのお部屋をリノベーションしたと思われる広さのものでした。

家賃の安さはあまり感じられませんが、広いお部屋でゆったりと暮らしたい方におすすめです。

参考：「若葉台」駅の家賃相場

ワンルーム	–
1K	5.98万円
1DK	–
1LDK	11.10万円
2K	–
2DK	–
2LDK	13.30万円

以上、東京都や防災科研が出している被害想定や危険度測定をもとに、「地震・水害に強い町」として、3つエリア別に15の町を紹介しました。

UR（都市再生機構) やJKK東京（東京都住宅供給公社)の開発した団地のある町や、民間企業の開発した大規模マンション・タワーマンションが上位に並びました。災害時のことまで考えて、計画的に作られた町の強さが、改めて感じられます。

またそれ以外では、大きな公共の敷地（自衛隊駐屯地、公園、学校等）が大部分を占める町も上位に目立ちます。

とはいえ、「地震の総合危険度が低い（ランク1の）町」は、23区内と多摩地区を合わせれば2000以上あるのですから、ここで紹介したものはほんの一部にすぎません。
この記事で名前が挙がっていなくても、地震・水害リスクの低い街は、たくさんあります。

お部屋選びの際には、街の住みやすさ（自分との相性の良さ）も大切にしてくださいね。

そして、最後にもう一度繰り返しますが、東京近郊であればどこに住んでも地震リスクがゼロになることはありません。どこに住むとしても、地震への備えはしっかりと行ってください。