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床下浸水(0.5m)想定区域でも、水害対策は必要?防災グッズ6選

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日本では毎年多くの台風・大雨などの水害が発生しており、多大な浸水被害が起こることも少なくありません。

こんにちは、カーサミアライターのえなです。防災士という防災系の資格保有者である私が、防災に関する疑問を解決していきます。

今回は、「床下浸水への備え」に関して紹介します。浸水深が0.5mの浸水想定区域に住んでいる場合、水害時に床下浸水のリスクがあります。少しでも被害を押さえるためにも、床下浸水への備えを行いましょう。

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質問:水害時の床下浸水に備えて用意すべき防災グッズは?

私は、水害の際に河川が氾濫した場合、浸水が想定される区域に住んでいます。自宅が床下浸水するリスクがあるのですが、この程度でも対策は必要でしょうか?
対策が必要であれば、備えておくべき防災グッズを教えてほしいです。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

床下浸水なら大した被害ではないのかな?なんて思っちゃいますよね。
床下浸水に備えて用意すべき防災グッズを伺ってみましょう!

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回答:そもそも「床下浸水」とはなにか

「床下浸水」とは住宅の床より下が浸水すること|イメージ画像:イラストAC

床下浸水とは、住宅の床より下が浸水することを指します。

大雨、集中豪雨などの水害により洪水や氾濫が引き起こされ、市街地などに流れ込むことで、家屋に侵入し浸水につながります。床下浸水の場合は、床下の通気口や、住宅の基礎や外壁に生じている隙間から、土砂や泥水が侵入するケースが多いでしょう。

もし床下浸水の被害にあった場合、「水が引けば大丈夫」というわけではありません。

そのままにしておくと、カビが発生するなどして建物の劣化につながったり、害虫が発生したりする可能性もあります。また、健康被害にもつながる危険性もあるのです。

そのため、水害が発生した際に床下浸水をできるだけ防ぐためにも、防災グッズの準備や対策が欠かせないのです。

床下浸水のリスクを調べる方法

床下浸水のリスクは、洪水、内水、高潮などの水害関連のハザードマップで確認できます。ハザードマップを確認する際には、「浸水深」に注目しましょう。

浸水深が0.5mの場合、1階の床下まで浸水するリスクがあります。大人の膝が浸かる程度の高さのため大したことがないように思いますが、0.5mの浸水は大人が歩行困難になる目安とも言われており、決して侮ってはいけない深さです。

上記でも説明したように、床下浸水は建物や健康に様々な被害をもたらす危険があります。浸水深が0.5mとなっている場合には、必ず事前の心構えや対策を行ってください。

また浸水深1.0mの場合は、床上まで浸水する「床上浸水」のリスクがあり、大人の腰まで浸かる深さです。
2.0mは1階の軒下まで浸水する深さ、5.0m以上は2階の屋根以上が浸水する深さです。

必ず、ハザードマップで居住地域の浸水深を確認しておきましょう。

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床下浸水に備えて用意すべき防災グッズ6選

床下浸水に備えて、土のう、止水板、水のう、防水シートなどの防災グッズを用意しよう|イメージ画像:イラストAC

床下浸水に備えて用意すべき防災グッズを6選紹介していきます。

床下浸水の防災グッズ1 土のう

「土のう」とは、布袋の中に土砂を詰めて用いられる土木資材です。土木工事などで用いられるだけでなく、水害時にも土のうは浸水対策として役立ちます。

玄関や通気口などに隙間のないように土のうを平らに並べることで、道路から住宅内への浸水を防いでくれます。並べた土のうをブルーシートで包めば、より防水効果が高まります。

土のうはホームセンターなどで入手可能です。また、浸水予想区域では土のうの無料貸し出し、または配布サービスを行っている自治体などもあります。自治体によりますが、中の土砂も詰めて用意してくれている場合もあります。

しかし、緊急時に何キロもある土のうを用意するのは、一人暮らしの女性にとっては大変でしょう。袋の中に土を詰める準備も必要です。

そこで、下記で紹介する「水のう」の方がおすすめです。

床下浸水の防災グッズ2 水のう

水のうとは、土砂ではなく水を入れて作る土のうの水版です。土のう同様に、玄関などに積み上げて浸水を防止しましょう。

水のうの中には、吸水性ポリマーが中に含まれた、水を入れるだけで簡単に膨らむ商品もあります。土のうとは違い、土砂を入れる手間がかからず、一人暮らしの女性でも用意しやすいのがメリットです。

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また、45リットルのゴミ袋を2~3枚に重ねて水を入れることで、簡易的な水のうを作ることも可能です。簡易水のうだけだと不安定ですが、ダンボールに入れて設置することで安定し破れにくくなります。

床下浸水の防災グッズ3 止水板

止水板とは、道路から住宅内への浸水を防いでくれる板のことです。玄関など水が侵入してきそうな出入り口に設置することで浸水防止になるだけでなく、流されてきた浮遊物の侵入を防いでくれる効果も期待できます。

法人向けの商品が多いですが、中には一般家庭向けに販売されているものや、折りたたみ可能な収納しやすいものも販売されています。

しかし、比較的コストがかかることから、テーブルやボードなど長い形状のものと土のう・水のうなどを組み合わせて、簡易止水板を作るのもおすすめです。

床下浸水の防災グッズ4 ポリタンクとレジャーシート

10〜20リットル程度のポリタンクに水を入れて、レジャーシートで巻き込み連結させて、玄関などに設置することで浸水対策になります。

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床下浸水の防災グッズ5 防水テープ

防水テープは、玄関、窓枠、通気口、換気口などちょっとした隙間に貼ることで浸水を防げます。土のうなどと比べて、収納もしやすく取り扱いも簡単なことがメリットです。

床下浸水の防災グッズ6 防水シート

防水シートとは、水の侵入を防いでくれるシートのことです。玄関など、水の侵入が心配される箇所に防水テープなどを利用して防水シートを貼り付けましょう。

シートは軽いため女性でも簡単に取り付けがしやすく、コンパクトに折り畳めるため収納にも困りません。また、洗えば再利用できることもメリットです。

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床下浸水に備えて日頃からできる対策

床下浸水に備えて防災グッズを備えるだけでなく、日頃からできる対策も紹介します。

側溝や「雨水ます」の掃除や点検を定期的に行う

定期的に自宅周辺の側溝や「雨水ます」の掃除や点検を行うようにしましょう。

側溝は、葉っぱや土砂が溜まっていると、水害の際に排水ができなくなり道路に水が溢れてしまい、それが家屋へ流れ込んでくる可能性があります。

また、雨水を貯める場所である「雨水ます」も同様に、ゴミなどのつまりがあることで水害時に雨水が溢れてきて、浸水被害に繋がる可能性があります。

火災保険を確認しよう

万が一、水害により床下浸水してしまった場合、建物の損壊に関しては大家さんが負担することになります。しかし、水害により怪我をしてしまったり、家財道具に被害が出てしまったりした場合には、大家さんが負担してくれるわけではありません。

水害被害の補償を受けられる場合があるため、賃貸契約時に加入した火災保険の補償内容や保険金などを事前に確認しておきましょう。特に浸水想定区域にお住まいの方で、補償がないという場合には、火災保険の見直しを行ってほしいです。

床上浸水とは違い、床下浸水は大した被害ではないと思われがちです。しかし、建物の劣化など様々な被害が引き起こされるため決して侮ってはいけません。ハザードマップなどで被害想定を確認し、浸水想定区域にお住まいの場合には必ず事前の準備を行いましょう。

また、水害リスクが高い地域に住んでいる場合には引っ越しを検討したり、水害に備えて火災保険の見直しも行ってみてください。

過去の記事でも水害に関する対策などを紹介していますので、あわせて確認してみてください。

川の近くに住むなら、やっておきたい水害対策6選【防災士解説】
今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「引っ越し予定のマンションのやや近くで、数年前に川の氾濫がありました。近隣の住宅・スーパー・工場などが実際に水没したのも見たので不安です。事前の対策として適切なことなどはありますか?」という質問に対して、「川の近くに住むなら、やっておきたい水害対策」を紹介します。水害は、予測が難しい地震とは異なり、事前にある程度予測ができる災害です。自分の命を守るためにも、事前にできる水害対策を知り、正しい知識を身に着けていきましょう。日本は降水量が多いため、台風や豪雨などによる水害が毎年各地で発生していますよね。水害は時には川の氾濫や土砂崩れを引き起こし、人や家屋までを飲み込む恐ろしい災害です。水害は、「​​6月~7月の雨季シーズン」と「8月~9月の台風シーズン」に発生しやすいと言われています。そのため、これらの季節は特に対策を怠らないようにし、情報収集も欠かさないようにしてくださいね。また近年、ゲリラ豪雨は増加傾向にあるため、水害は私たちの身近でいつ起こってもおかしくない災害です。水害の影響で停電や断水となるリスクもありますので、ご自宅のマンションやアパートが最上階であったとしても、必ずしも安心ではないということを覚えておきましょう。川の近くに住むならやっておきたい水害対策を6選紹介・水害対策1:ハザードマップで水害のリスクを知ろう・水害対策2:避難場所・避難経路を確認しよう・水害対策3:非常用持ち出し袋の準備をしよう・水害対策4:情報収集の仕方を決めておこう・水害対策5:正しい避難行動を覚えておこう・水害対策6:家電などは高い位置に配置しよう 近年ではゲリラ豪雨が増加傾向にあり各地で水害が起こっているため、川の近くなど水害リスクがある場所に住んでいるのであれば、なおさら危険に遭う可能性が高くなっています。そのため、特に川の近くに住んでいる人は、水害被害に巻き込まれないためにも事前に水害対策を行ったり、正しい知識を身に着けておいたりする必要があります。もし、川の近くに住むことで水害への不安を強く感じるなら、他の場所に住むことを検討してみるのもいいですね。
最寄りの避難所が川の近く…台風・大雨のときどうすれば?
自宅の最寄りの避難所が川の近くで、台風・大雨のとき、避難所に行く方がかえって危ないのでは…と考えている方もいるでしょう。実は、避難所は災害の種別によって異なる場合があります。最寄りの避難所が浸水が想定される場所にある場合、台風や大雨のときに避難所として開設されているとは限りません。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「台風・大雨の避難所や避難行動」に関して紹介します。台風や大雨の際の避難所や避難行動に不安があるという方は、再度確認を行ってみてください。川の近くなど、氾濫して浸水が想定される場所にある小学校などの施設は、台風・大雨の際の避難所として使用されないことが一般的です。そのため、ご質問者様の自宅から最寄りの避難所は、地震の際に開設される避難所であり、台風や大雨などの風水害時には開設されない可能性もあります。台風・大雨の場合の避難所は、ハザードマップなどを活用して確認を行いましょう。ハザードマップとは、自然災害による被害範囲の予測や避難場所などの避難情報が記された地図のことです。ハザードマップでは、避難所だけでなくそこまで避難するための避難経路も同時に確認しましょう。もし、避難経路が川の近くや危険な区域を通らなくてはいけないのであれば、危険です。最寄りの避難所までの道のりが危険な場合には、別の避難所へ避難することを考えましょう。ハザードマップは災害種別ごとに用意されています。台風・大雨の場合は「洪水ハザードマップ」「高潮ハザードマップ」「内水ハザードマップ」などの、水害に関するハザードマップを確認するといいでしょう。また、土砂災害が発生する可能性もあるため「土砂災害ハザードマップ」も確認しておくと安心です。台風・大雨の際に、避難所へ行くことだけが避難行動ではありません。避難行動には「水平避難(立退き避難)」「垂直避難」「屋内安全確保(在宅避難)」があり、避難所に行くことは水平避難のひとつです。浸水時に避難する場合、単独行動は危険なため隣人などと声を掛け合いながらできるだけ2人以上で避難するようにしましょう。浸水した道路を歩く場合、側溝やマンホールに落ちないように、長い棒や傘などで足元を確認しながら避難すると安全です。また、長靴は水が入ってきて重くなり動きづらくなる可能性があるため、運動靴を履いて動きやすい格好で避難してください。避難する際に持ち出す非常用持ち出し袋はリュックで用意して、いざというときに両手が自由に使える状態にしておきましょう。
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