この記事では残った鍋を次の日まで保存する際の注意点について解説します。
こんにちは、食物検定1級保持、自炊歴20年のカーサミアライターの山本です。余った食材を美味しく食べる方法を紹介しています。
飽きないようないろいろなアレンジをピックアップしましたので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
【質問】残った鍋、次の日も美味しく食べるには?
一人暮らしなので鍋を作っても余りやすく、次の日も同じ鍋を食べています。余った鍋を違う料理にうまくアレンジする方法を知りたいです。
【解答】まずはきちんと保存。そしてアレンジをしましょう
そのままおいておくと雑菌の繁殖が気になるので、次の日までおくときは別容器に移しかえて、冷蔵庫で保存しましょう。スープや具材に少し手を加えてアレンジすると飽きずに最後まで美味しく食べられます。
残った鍋を次の日料理するために注意すること
食べきれない分を捨てないで翌日以降に持ち越すときは、次の点に注意しましょう。
土鍋から保存容器に移しかえる
土鍋のままでも保存はできますが、冷蔵庫内が狭くなるたけでなく、密閉できないので保存する際は移しかえることをおすすめします。
移しかえるときに温度が下がるので粗熱もとれて一石二鳥ですよ。
冷蔵庫で保存する
常温で長時間おくと菌が繁殖してしまうので、ある程度冷めたらすぐに冷蔵庫へ。次の日のうちに使い切るようにしましょう。
次の日では食べきれない量のスープがある場合は冷凍庫でも保管できます!その際は1食分ずつ小分け保管しておくと便利です。この場合は1ヵ月を目安に使い切りましょう。
次の日の鍋、本当に大丈夫?使う前にチェック!
においに注意
酸っぱいにおい、異臭がするなど変化があれば食べない方がいいでしょう。冷蔵庫に入れ忘れたなど、長時間常温で置いていた場合は、特ににおいに注意してください。
見た目をチェック
スープや具材から糸をひいている場合は食べるのを控えましょう。色が悪くなっているなど見た目に変化がでているのも危険です。
次の日の鍋を美味しくアレンジ
その日のうちに食べきれない鍋は、安全面からも調理したときから24時間以内で食べきるように心がけることをおすすめします。
和風・中華・みそなどいろいろなベースの鍋がありますが、基本的にはどんな組合せでも味に奥行きがでて美味しくアレンジできますよ♪
鍋の残り出汁を活用
カレーや肉じゃが、スープなどに出汁が効いた鍋の残りはぴったり!鍋の味わい深い出汁は、親子丼やかつ丼の出汁としても活用可能です。
具材によってはそのまま入れていても大丈夫なので上手に食べきりましょう。
雑炊・うどん系
和だしならそのままの味で雑炊やうどんにするだけで一品が完成!ご飯・麺が入るので簡単に1食分が完成します。
洋風にアレンジ
牛乳&チーズを加えて洋風テイストにするのもおすすめです。スープに混ぜてとろみをつけたらグラタン風に、パスタにしても美味しいですよ。
- Q残った鍋を、最後まで美味しく食べる方法は?
- A
次の日に美味しく食べるには、まずはきちんと保存しましょう。和風・中華・みそなどどのような味付けの鍋でも、アレンジすることで違った美味しさを味わえるのでレパートリーを増やすと楽しくなります。
簡単なのは煮込み料理の出汁として使うこと。具材を活用したい場合は雑炊やうどんもおすすめです。