油を使うキッチン。炒め物などをして見回すと、あっちもこっちもベタベタになっていることってありますよね。水拭きしても汚れが落ちず、困っている人もいるのではないでしょうか。
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格を持っており、さまざまなお掃除情報を発信しています。
今回は、キッチンの油汚れを落とす方法をご紹介します。コンロまわりや壁、床など場所によって掃除方法が異なるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
キッチンがベタベタになる理由
キッチンがベタベタになる原因は、主に油です。調理中に飛んだ油が空気中のホコリとくっつき、頑固な汚れになってしまいます。しかも時間が経って冷えると固まってしまうので、ベタベタしたまま取れなくなるんですよ。
他には調味料や食材の汚れもあります。料理をするキッチンは、頑固な汚れが付きやすい場所なのです。
キッチンのベタベタ油汚れの落とし方
ベタベタな油汚れには、以下のアルカリ性洗剤を使いましょう。汚れの度合いや状態に合わせて使い分けるとキレイになりますよ。
- アルカリ電解水
- セスキ炭酸ソーダ
- 重曹
アルカリ電解水とは、水を電気分解してアルカリ性にしたもののこと。人体や環境に優しく、仕上げ拭きが不要で楽チンです。
セスキ炭酸ソーダと重曹も安心して使えるアルカリ性のナチュラル洗剤です。乾いたあとに白残りする可能性があるので、仕上げに水拭きしてくださいね。
ガラストップ・コンロまわり
炒め物や揚げ物で特にベタベタしやすいコンロまわりは、アルカリ度が高いセスキ炭酸ソーダを使うのがおすすめです。
基本はセスキスプレーで拭き掃除。
五徳には、セスキ炭酸ソーダでのつけ置きや、重曹ペーストでのこすり洗いが効果的ですよ。
調理台
油とホコリの他にも、調味料や食材の汚れが付きやすい場所です。汚れたら、その都度水ぶきで拭き取りましょう。
しかし水だけでは落ちない汚れも多いため、1日の終わりにはセスキスプレーでの拭き掃除がおすすめです。ついでにクエン酸スプレーでも拭くと抗菌ができます。最後は水拭きで仕上げてくださいね。
壁
時間が経った壁の油汚れは、拭いただけでは落ちません。重曹に少し水を加えてペースト状にし、汚れた部分に塗りこみます。垂れないようラップを貼るといいですよ。
10分ほど放置したらペーストをこすりましょう。重曹の研磨効果によって汚れが落ちます。壁がタイルならメラミンスポンジでこすってもOK。壁紙の場合はやわらかい布を使ってくださいね。
まだ汚れが残っている場合は、アルカリ電解水かセスキスプレーで仕上げ拭きをしてみましょう。
床
セスキスプレーを床に吹きかけて拭くか、重曹水を染み込ませたぞうきんで拭きましょう。
床材の種類によっては変色したりシミが残ったりする可能性があるので、目立たないところで試してから使ってくださいね。
場所ごとの掃除方法、まとめ
最後に、この記事で紹介した、場所ごとのおすすめ洗剤
場所 | おすすめ洗剤 |
---|---|
ガラストップ・ コンロまわり | セスキスプレー |
五徳 | セスキ炭酸ソーダでのつけ置き 重曹ペースト |
調理台 | セスキスプレー |
壁 | 重曹ペースト |
床 | セスキスプレー 重曹水 |
油や調味料、食材といったさまざまな汚れが付きやすいキッチン。時間が経つと落ちにくくなるので、できるだけ早く掃除することを心がけましょう。
きちんと手入れをし、ツルピカなキッチンにしてくださいね!