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怒鳴ってくる大家、頼りない不動産屋。波乱万丈ですが、がんばります【一人暮らしエッセイvol.31】

一人暮らしエッセイ
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波乱万丈じゃい、と叫びたくなる日々です

上京して半年弱。一人暮らしに慣れてはいても、所変われば人も変わります。慣れない土地で、慣れない環境での生活は、それだけで身体に応えるものです。

「これが学生だったなら、まだ救いがあったのかな」なんて、思わずにいられない今日この頃。溜息しか出ないこの部屋で、私は今、生活しています。

今回の引っ越しは波瀾万丈そのものです。

上京してから、仕事や部屋など、余裕ができるまで伯父のところに居候させてもらう約束をしていました。しかし伯父に約束を反故にされ、住むあてがなくなり、検討に時間をかけることもできずに部屋を決めました。

そんな私に、追い打ちをかけるように災難が襲いました。
 
「あなたが引っ越してきてからあっちが壊れてるこっちが壊れてるって、なんなのさ!!あなたの使い方が悪いんでしょ!!」。

エアコンの水漏れを直しに来てくれた業者さんからの説明に、全く聞く耳を持たない大家の罵声でした。

24年前の型のエアコンだそうで、販売していた会社はとっくに存在しません。漏電の危険もあり、そろそろ買い替えた方がいいことを業者さんはわかりやすく説明してくれたのでしたが…。

その後、不動産屋と大家との間でやりとりがありましたが、怒った態度だったと「なんですかね?なんで怒ってるんですか?」と、困って相談しに来ている私に言う始末です。

それだけではありません。
入居した初日から、部屋の中は悪臭があり、すぐに原因元を見つけることができなかったのですが、2ヶ月程してその原因は排水管からの水漏れだと判明しました。
ミニキッチンの裏が流した水で濡れ、掃除するにも簡単に届かない箇所のため、どうにもなりません。どうりでコバエが多かったわけです。

さらに流しは、水道を使う度、蛇口の根本に水が滲み、しっかり蛇口を占めてもポタポタと水が滴り、半日2リットルほどの量がたまります。これは伝えなればと不動産屋に相談しました。

日程を合わせようやく来てくれたと思ったら、チャラい金髪の若い男性で、蛇口を見ながら経緯を伝えるも「はぁ。はぁ。」と、まるで原因を探る様子もなく、「え、ほんとにここから水漏れてくるんですか?」と聞く始末でした。

引っ越してからというもの、そのような困ったトラブルが絶えず、紹介した仲介不動産に度々相談はしていても、話を聞くなり、「だから?」というような態度で全く信用ならないものです。

もっと強い態度に出れば良かったのだろうと思いますが、後の祭りです。
『ああ、この不動産屋は何度言っても、ちっとも変わってくれない』と思うばかりです。

不動産屋のぞんざいな態度、聞く耳を持たない大家からの悪態と罵声、度重なる災難に私は疲れ果てており、励ましてくれた業者さんの前で号泣してしまいました。

わかっていたこととは言え、諸々は実際に成ってみなくてはわからず、成ってみてわかることでもあります。

千金の子は市に死せずといいます。お金の力で身を守るたとえの言葉ですが、ほんとうに考えさせられます。
私は、お金の力で身を守っている不動産屋や大家と交渉しなくてはなりません。

無駄な経験などありません。交渉にしても、私はもっと強く言う術を身に付けることが必要だと、教訓を得ました。それは今後ひとりで生きていくうえでも、必要不可欠な力だと思います。

がんばります!!

(エッセイ投稿者:しゃちほこ)

かさみやちゃん
かさみやちゃん

【ご連絡】
こちらのエッセイを執筆いただいた「しゃちほこ」様へ。エッセイ謝礼送付の件でご連絡がございます。

以前にやりとりしていたメールが不通となってしまっておりますので、ここをご覧になったらご連絡いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします…!

エッセイ募集企画は終了しました。次回の開催をお楽しみに!

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