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一人暮らしでぬか漬けはできる?簡単な作り方は?余り野菜が保存食に!

自炊・料理
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この記事では、一人暮らしでもぬか漬けを作ってみたい!という方に向けて、簡単なぬか漬けの漬け方と、一人暮らしにもぬか漬けがおすすめの理由をご紹介します。

こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。子供の頃から自家製のぬか漬け(しかも古漬け)が大好物です。

あんどう
あんどう
教えてくれたのは…

インドアフリーライター。
眼鏡作製技能士1級(旧・認定眼鏡士SS級)です。眼鏡ショップ・コンタクトレンズショップに勤務経験あり。
読書、映画鑑賞、ハンドメイドが趣味。

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野菜を1つだけ買うのは割高、かといってまとめ買いすると、食べきれずにダメにしてしまいがち。
そんなフードロスも防げます。最後までお見逃しなく!

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一人暮らしでおすすめのぬか漬けの作り方

野菜を漬けるぬか床って、毎日手入れしないといけないって本当?
一人暮らしで毎日慌ただしくしていると、ついうっかり忘れてしまいそう…。

そんな方もご安心ください!
簡単なぬか漬けの作り方をご紹介します。

ぬか床の用意

結構使い込んでいる、「冷蔵庫で育てる熟成ぬか床」です。|筆者撮影

まずは簡単にぬか漬けを始められる、発酵済みのぬか床を購入します。

私は「冷蔵庫で育てる熟成ぬか床」を使用しています。

面倒なぬか床の準備は一切必要なし!容器の移し替えも不要!
開封したパックに野菜を入れるだけで、美味しいぬか漬けができちゃいます。

野菜の下準備

ぬか漬けの代表的な野菜といえば、きゅうり、大根、なす。

他にも、人参、白菜、カボチャ、ゴボウ、アボカド、長芋、アスパラガス 等々、意外となんでも漬けられますが、まずは代表的な野菜の漬け方をご紹介します。

いずれの野菜も、ぬか床に入れる前にしっかり洗って水気を切ってください。

ちなみに、ぬか床や野菜の状態によって漬かり具合は変わります。
ここでご紹介するのは一例ですので、慣れてきたら好みで調整してみてくださいね。

きゅうりの場合

きゅうりは両端を切り落として、ぬか床に漬けます。|イメージ画像:写真AC

両端(ヘタとお尻)を切り落として、10時間程度ぬか床に漬けます。

入り切らない時は半分に切ってもOK。
断面から漬かりやすくなります(味が染み込みやすい)。

早く漬けたい場合は、ピーラーなどできゅうりの皮を削いでから漬けるのもあり。

大根

大根は縦半分に切って漬けます。|イメージ画像:写真AC

縦半分に切って漬けます。
皮は剥いても剥かなくてもどちらでも構いませんが、剥いたほうが漬かりやすくなります。

漬ける時間は、一般的には14時間程度とされています。

土をしっかり落として、葉っぱを漬けても美味しいです。

なす

ナスはヘタを取り、縦半分に切ってから漬けます。|イメージ画像:写真AC

ヘタを取り、縦半分に切って10時間程度漬けます。

皮の色落ちが気になる場合は、塩もみしてからぬか床に入れましょう。

野菜の漬け方

野菜をつける前にしっかりかき混ぜます。ぬかの中に見えるのは旨味出しに入れた根昆布。|筆者撮影

野菜を漬ける前に、まずぬか床を底からしっかりかき混ぜます。
パックの四隅にあるぬかもお忘れなく。

素手で混ぜても問題ありません。
むしろ素手で混ぜることで、手についている乳酸菌がぬか床に移り、その人独自のぬか床に仕上がるそうです。

とはいえ、ぬか床の状態にもよりますし、手につく匂いが気になる場合はビニール手袋を使ってOKです。

爪を伸ばした状態や、ネイルをしている場合も、衛生面を考慮して素手でぬか床に触れるのは避けましょう。

ぬか床をかき混ぜたら、野菜を入れ、野菜の表面にしっかりぬかをかぶせ、ぬか床の表面をならします。

アボカドとラディッシュにぬかをかぶせている途中。見えなくなるまでかぶせます。|筆者撮影

この時、パックのチャック部分にぬかが付くとうまく閉まらなくなるので、濡らしたキッチンペーパーなどで拭き取ってください。

パックの空気はしっかりと抜いてから閉めます。
パックを畳みながら閉めると、うまく空気が抜けますよ。

あとは冷蔵庫に入れるだけ。
大体1日から2日ほどで食べごろになります。

私は数日寝かせて、くったりしょっぱくなった古漬けが好きです。

ぜひ、自分好みの漬かり具合を模索してみてください。

忘れていて1週間漬かりっぱなしだった大根。しょっぱくて大好きな味でした。|筆者撮影

ぬか漬けを取り出したら

ぬか漬けを取り出したら、野菜の表面についたぬかをぬか床の中で落としてから、残ったぬかを水で洗い流し、食べやすい大きさに切ります。

切った後は当日中、長くても翌日には食べ切ってください。

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ぬか床の管理とお手入れ、どうすればいい?

水っぽくなってきたのでたしぬかを加えています。味噌くらいの固さが理想。|筆者撮影

野菜から水分が出て、ぬか床が水っぽくなったらキッチンペーパーで水気を吸い取ったり、「たしぬか」を足したりします。

ちなみに今回ご紹介した「冷蔵庫で育てる熟成ぬか床」は、ぬか床がしっかり熟成した状態で売られていて、しかも冷蔵庫で管理するので発酵がゆるやかです。

そのため毎日かき混ぜる必要がなく、毎日ぬか床の世話をしていられない…!という忙しい一人暮らしの方でも、安心してぬか漬けを作れます。

とはいえ、何も漬けていない状態が続く場合は、ぬか床の菌のバランスを保つために、2〜3日に一度かき混ぜるのが理想ではあります。

熟成されたぬか床パックには様々な種類があり、使用方法が異なります。

それぞれの説明書・注意書きを確認の上、ご使用ください。

ぬか床を放置してしまった場合は?

数週間程度放置して、ちょっと心配…というときは、いきなり野菜を漬けるのではなく、2、3日の間毎日かき混ぜて様子を見ましょう。

1ヶ月以上放置した場合、まれに異臭がしたり、カビのようなものが表面に生えたりすることがあります。

それでもかき混ぜているうちに復活することがあるのがぬか床の面白いところですが、冒険せずに心機一転新しいぬか床を始めるのもいいと思います。

もっとぬか漬けに興味を持ったら…

ぬか漬けの奥深さに興味を持った方は、こちらを読んでみてはいかがでしょうか。
おすすめですよ!

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一人暮らしでぬか漬けがおすすめな理由

一人暮らしの方にこそ、ぬか漬けをおすすめしたい理由がたくさんあります!

フードロス削減

ぬか漬けは、野菜を洗って適当に切ってぬか床に放り込むだけで作れます。

野菜が余っちゃった!というときは、ぬか漬けにすれば簡単にフードロスを軽減できます!

手軽で簡単に作れる

最近は、「既に熟成発酵している」ぬか床がパック詰めされて売られています。

そのため特別な技術や道具は必要なく、初心者でも気軽にぬか漬けに挑戦できるようになりました。

食材を漬けるだけなので、料理に自信がない方でも毎日美味しく野菜が食べられます。

ちなみに、私は野菜以外にもゆで卵やチーズを漬けて、おつまみぬか漬けも作ってます!

冷蔵庫でじっくり発酵

例えば「冷蔵庫で育てる熟成ぬか床」なら、冷蔵庫内でぬか漬けをつけることができます。

常温とは異なり発酵が緩やなので、慌てて取り出して食べなくても大丈夫です。
野菜にもよりますが、1〜2日、好みでそれ以上漬けておいてもOK。保存食になります。

自分好みのぬか床に育てる楽しみ

塩分調整には塩を、ぬか床に旨味をプラスしたくなったら干し椎茸や昆布を、辛味をプラスしたくなったら唐辛子を入れるなど、自分好みのぬか床に育てることができるのがとても楽しいです。

野菜を漬けるているうちに水分が増えても、たしぬかをすれば半永久的に使えます。

パックは劣化するので、良いタイミングでホーロー容器に移し替えて、本格的にぬか漬けライフを楽しむのもいいですね。

Q
一人暮らしでぬか漬けはできる?簡単な作り方は?
A

既に熟成発酵されたぬか床パックを使えば、使いきれずに残ってしまった野菜を洗って切って、パックに入れるだけで簡単にぬか漬けを作ることができます。

簡単にフードロスを削減できて、毎日美味しく野菜を食べられて一石二鳥です。

自分だけのぬか床を育てる楽しみも、ぜひ味わってください。

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