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物件の内見におすすめの時間帯は?チェックポイントは?【宅建士解説】

おうち・住まいQ&A~宅建士だらけの編集部が解決
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質問:内見におすすめの時間帯はいつですか?チェックポイントは?

「しっかり内見しましょう」とよく聞きますが、自分と不動産屋さんの時間を調整するのも大変ですし、何度もお部屋を見せてくださいとは言いづらいです。

内見は何時くらいに行くのがおすすめですか?
また、昼と夜でチェックするべきポイントって違いますか?

編集部・イイダ
編集部・イイダ

何度も内見するのは時間もかかりますし、繫忙期だとすぐにお部屋が埋まってしまうので、検討にかけられる期間も短いですし…。

効率的に判断するためには、どの時間帯がよいのでしょうか?

編集部・イイダ
編集部・イイダ

このコーナーでは、カーサミア編集部が、みなさんの疑問・質問に答えていきます~。

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実は、カーサミア編集部は全員が宅建士(おうちに関するプロ)です。

お部屋・住まい・不動産に関する一人暮らし女性の疑問に、宅建士としての立場から回答します。

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回答:休日の朝・昼に内見するのがおすすめです

・お部屋の中を見せてもらうといいのは、
「休日×朝」「休日×昼」

・自分自身で周辺を歩いてみたほうがいいのは、
「平日×朝」「平日×夜」

編集部・アサノ
編集部・アサノ

今回は私が回答しますね。

編集部・アサノ
編集部・アサノ

お部屋の中を見せてもらうといいのは、お部屋でゆっくり過ごしたい時間帯。休日の朝や昼です。

それ以外でも、自分一人で物件周辺を歩いてみましょう。

物件に対する印象に影響する要素は、①曜日 ②時間帯 ③天気 です。

「③天気」というのは、雨の日、それもできるだけしっかり降っている雨の日を指しています。しかし検討時期にちょうどよく雨が降るとは限りません。

ですので計画を立てる際には、「①曜日 × ②時間帯」の組み合わせで、何度か物件を見に行けるように調整しましょう。

曜日と時間帯の組み合わせは6パターン。

(1) 平日×朝
(2) 平日×昼
(3) 平日×夜
(4) 週末×朝
(5) 週末×昼
(6) 週末×夜

と言っても、このすべてで不動産屋さんと一緒に室内を見る必要はありません。

不動産屋さんと一緒に室内を内見するのは、家でゆっくり過ごしたい「週末×朝」「週末×昼」がおすすめです。

確認ポイント

・周囲の騒音
・部屋の外の人通り など

「平日×朝」「平日×夜」に関しては、不動産屋さんの手を借りなくても大丈夫。自分でお部屋と駅の間など、周辺を歩いてみて、行きと帰りの通勤時間帯の状況をチェックしましょう。

確認ポイント

・家から駅までの実際のルートと所要時間
・安全に通勤できるか
・(特に夜の)通勤経路の明るさや人気ひとけ
・交通量や街の様子 など

また、曜日・時間帯にかかわらず、ほかの居住者のライフスタイルは要チェックです。

確認ポイント

・上下左右の居住者のライフスタイル

昼夜逆転の人がいると、物音が気になったり、騒音トラブルになるケースがあります。お部屋の外からでも、可能な範囲で注目してみましょう。

※上記は平日に通勤し、土日がお休みの場合を想定しています。

・平日休み or シフト勤務の場合
・平日は自宅でリモート勤務をする場合
・週末は基本的に実家で過ごす場合
など、それぞれのライフスタイルに合わせて調整してくださいね。

また、検討しているときに雨が降ったらチャンスです。ぜひ雨の日の様子(通勤経路や近くの川の様子など)も見に行ってみてください。「このくらいの雨でこの状態なら、台風の大雨のときは怖そうだな…」などが感じられると思います。

ただし避難が必要になるような大雨であれば、様子を見に行くのはダメですよ。

編集部・アサノ
編集部・アサノ

日常生活で大切にしたい過ごし方を中心に、「自分の大切にしたい過ごし方は、このお部屋で支障なく実現できるかな?」という視点で確認してください。

内見?内覧?違いとは…

編集部・アサノ
編集部・アサノ

最後に余談ですが、

・関東では「内見」
・関西では「内覧」

と呼ぶことが多いみたいですね。

関東では賃貸や中古住宅の購入の場合は「内見」・新築住宅の購入の場合だけ「内覧」と使い分けていますが、関西では賃貸も購入も基本的に「内覧」です。(と言っても、私が関西在住だったのは10数年以上前なので、今は少し状況が違うかもしれませんが…)

私は関西出身なので、関東に来て初めて「内見」に出会って、こんなところでも方言があるのか!とびっくりしました。

どちらも「お部屋の中を見ること」という意味は同じですよ。

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