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自炊で節約。一人暮らしの上手なやりくりに必要な、たった2つのこと

お金・節約
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自炊をして節約をしたいけど、予算を決めてもすぐにオーバーしてしまう。自炊をしたけど逆に食費が増えた。そんな人は、予算の決め方に無理があるかもしれません。もしくは、せっかく買った食材を無駄に捨ててしまっているのかも。

こんにちは、食材は冷凍保存で楽家事をしているカーサミアライターの山本です。

この記事では、食費の予算の決め方と、冷凍保存のコツをお伝えします。この2つのコツが、食費の上手なやりくりには欠かせません。

冷凍保存は下ごしらえの必要がありますが、使うときにとても楽なのでこれから自炊を始める人にもおすすめ。食費の節約が上手くいかない人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

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一人暮らしの節約は自炊で変わる

自炊で家計を節約できる?│イメージ画像:写真AC

ひと月の食費はどれくらいかかっていますか?節約したいと思っていても、なかなか上手くいかないのが食費です。まずは平均的な食費と見比べて、どれくらい節約するのか目標を定めましょう

食費平均は?

人によって食費に入れるものの定義は違いますが、ここでの「食費」は「外食を含めたもの」を紹介します。そのほかには、おやつや調味料など家で消費する食べ物は、食費として計上しています。

一般的には食費は手取り月収の15%以内が理想なので手取り月収が20万円なら3万円を目安にしてみましょう。ちなみに、2021年10~12月の政府の家計調査では働く独身女性の平均食費は35,635円でした。

内訳は以下の通りです。

内訳は以下の通りです。ご自分の食費と比べていかがでしょうか?

穀類(米・パン・麺類など)2,383円
魚介類(鮮魚・貝類・加工品など)1,966円
肉類(生鮮肉・加工肉など)2,469円
乳卵品(ヨーグルト・牛乳・卵など)1,488円
野菜・海藻(生鮮野菜・海藻・大豆加工品など)3,197円
果物(生鮮果物・加工品など)1,279円
油脂・調味料1,622円
菓子類3,552円
調理食品(惣菜など)5,839円
飲料2,803円
酒類1,553円
外食7,484円
合計3万5,635円
参考│政府の家計調査:家計収支編 単身世帯 詳細結果表 2021年10~12月期 男女,年齢階級別統計表

平均から約5000円節約した「1ヵ月で食費3万円」という目標は、少しがんばれば達成できそうですよね。

自炊で食費が下がる

「1ヵ月で食費3万円」を達成するためには、1日あたり1000円が目安になります。ですが、外食だと1食で1000円かかることも珍しくないですよね。このことからも、外食が多いとかなり食費の負担が大きくなるということがわかると思います。

先ほど紹介した平均食費でも、外食だけで7484円。もし、不要な外食が多いのなら見直すことをおすすめします。1回でも外食を減らせることができるなら、かなり食費節約に貢献できるからです。

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自炊で節約するためのポイント

予算を決める

節約するためには、まずは予算を決めることからはじめます。分かりやすく週の予算を計算してみましょう。

シンプルに1ヶ月を4週間として、3万円÷4週間で計算すると、週の予算は7500円になります。ですが、米や乾麺、調味料など毎回買わないものもありますよね。さらに1ヶ月は4週間よりも少し長いです。

こうしたことををふまえて計算しないと、予算オーバーしてしまいます。

先ほどの表を見ると、穀類(米・パン・麺類など)と油脂・調味料を合わせた平均金額が約4000円です。より正確に、1ヶ月は4.3週間と計算しましょう。

(月目標3万円)-(米や調味料4,000円)=2万6,000円
2万6,000円÷4.3週間≒約6,000円

となります。

米・パン・麺類や調味料を除いて、1週間に6000円に収まるように食費を調整するとわかりやすいですね。この6000円の中には外食代も含まれます。もし、外食をするならその分を考えて買いものをしましょう。

使いきれない食材は冷凍する

安いからと買っても、使いきれなかったら無駄になってしまいます。冷凍できる食材は冷凍保存しておく習慣をつけましょう。食材を捨てるのはお金を捨てるのと変わりません。しっかり使い切る工夫が大切です。

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冷凍できる食材を活用して節約

食材を冷凍すれば無駄なく使いきれる│イメージ画像:写真AC

冷凍できる食材は、鮮度が高いうちに冷凍保存しておきましょう。基本的に1ヶ月を目安に使い切ります。食材を冷凍・解凍しやすいように、なるべく重ならないように並べて密封するのがコツです。

ここから、食材別に冷凍保存のやり方をご紹介していきます。ぜひ参考にして無駄なく自炊に使ってくださいね!

肉類を冷凍保存するコツ

肉類は、買ってきたままのトレイで冷凍するのはNG。空気に触れることで冷凍焼けしやすくなるので、しっかりとラップで包みジッパー付き袋などに入れておくといいでしょう。使いやすいように1食分を小分けにして冷凍するのがポイントです。

長持ちさせる冷凍のコツなど詳しくはこちらをご覧ください。

野菜類を冷凍保存するコツ

野菜を冷蔵庫で長期保存していると、徐々に栄養素が減少してしまうので、そうなる前に早めに冷凍を。根菜は切ってからジッパー付き袋などで冷凍保存すれば、そのままみそ汁や煮物に入れるだけで時短料理ができます。

大根はすりおろして冷凍も可能。ほうれん草は茹でてから冷凍すると栄養素の損失が減ります!野菜によって冷凍保存の方法は異なるので、詳しくはこちらをご覧ください。

きのこ類を冷凍保存するコツ

きのこは洗わずにいしづきを取って、使いやすいサイズに手でほぐしてジッパー付き袋に入れて保存します。使うときは凍ったまま使う分だけ直接鍋に入れて料理すればOK。

きのこは冷凍したほうが旨味や栄養がでやすくなります。保存期間も長くなり、さらに使うときもそのまま使えるので買ってすぐに冷凍しましょう。

冷凍できない食材はある?

中には冷凍に向いていない食材もあります。冷凍で食感が変わる食材は豆腐やじゃがいもなど。どうしても冷凍したい場合は、豆腐はつぶし、じゃがいもはマッシュポテトにすることで冷凍可能です。

また、塊肉は解凍時にドリップが出やすく、解凍に時間がかかってしまうので冷凍にはおすすめできません。どうしても冷凍したい場合は、使うサイズにカットしてから冷凍しましょう。

まずは1週間で6000円に収まるように買い物をしてみましょう。1週間達成できたら、2週間、3週間と続けていくうちに、買い物のコツも分かってくるかもしれません。

はじめのうちは外食をすることで予算オーバーになるかもしれません。ですが、諦めないで長く自分のペースで続けていくことが大事です。冷凍も上手に取り入れて節約を成功させてくださいね。

ズボラ女子が、上手に”手抜きお弁当”を続けている話はこちら

食費節約♪お弁当を続けるコツ。わたし流の手の抜き方を公開
食費節約のためにはお弁当を作った方が良いとは分かっていても手間と時間がかかり、なかなか続けられないって人も多いかと思います。私もズボラだけど何とかお弁当作りを続けられています。お弁当作りには何度も挫折した経験がありますが、手の抜き方と要領良く作るコツを得てからは何とか続けることができています。この記事では、私が意識しているお弁当を続けるコツを紹介します。自分に合いそうなものがあれば是非真似してみて下さいね。お弁当作りを続ける上で、大切なのは自分なりに無理せずに続けられる方法を見つけることです。作り置きしておく、夜のうちに詰めておく、冷凍食品を使う、など人によってやりやすい方法は違うと思います。自分の生活スタイルや職場の環境によって、無理なくお弁当を続けられる方法を見つけていきましょう。たまにはサボっていいんです。週に何回かお弁当を作るだけでも十分食費節約に繋がりますよ。ズボラでも大丈夫!お弁当を続けるコツ 1.献立のパターンは大まかに決めておく 2.簡単な常備菜を活用する 3.冷凍食品、冷凍野菜を野菜を活用する 4.洗い物を減らす工夫をする この記事では、私が意識しているお弁当を続けるコツを紹介しました。適度に手を抜きつつ、自分なりに続けやすいお弁当作りのコツを見つければ、快適なお弁当ライフを続けていけますよ。是非自分に合ったコツを見つけてみて下さいね。

節約としての自炊、趣味としての自炊。上手に使い分けている話はこちら

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