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何も考えず散財していた私。節約をはじめたときは苦しかったけど…【一人暮らしエッセイvol.117】

一人暮らしエッセイ
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先輩の言葉で、初めてお金の使い方に意識を向けた

「もっとお金を大事にしなくちゃいけない」。

そう強く思ったのは、夜の通勤ラッシュが一段落した後のカフェでした。
その日、会社で先輩から雑談中に言われた「お金、無駄遣いしすぎじゃない?将来どうするの」という言葉がきっかけで、私は初めてお金の使い方に意識を向けたのでした。

先輩は仕事も私生活もきちんとされていて、私にとって憧れの存在でした。
だからこそ、先輩の言葉は刺さりました。言いにくいことをキッパリと伝えてくれた先輩に感謝しつつ、生まれ変わるつもりで、私はお金の管理の仕方を見直すことにしたのです。

お金の管理において、最も重要なのは予算管理でしょう。
定番ではありますが、月々の収入と支出を明確にし、無駄遣いを防ぐことがなにより大事です。

私は毎月お仕事の給料が入ると、すぐさま固定費を差し引きます。
例を挙げると、家賃・光熱費・通信費・保険料などです。
私の場合、これらは給料日に、引き落とし口座へ自動的に送金されるよう設定するだけだったので、管理しやすかったです。

その後、価格が変動しやすい食費や日用品の予算を設定しました。
私の場合、食費は月3万円、日用品は2万円としています。

実は食費月3万円というのは、私にとって大きな挑戦でした。
外食が多く、食費が5万円いきそうになる月も珍しくありません。
それを外食を減らし、自炊を心がけて節約することに決めました。

加えて、週末にはスーパーでまとめ買いをし、冷凍保存して、食材を無駄にしないようにしています。
今はすっかり、週末に作り置きのおかずを作る習慣ができました。

それから、無駄な支出を見直すことにしました。
真っ先に取り組んだのは、サブスクの見直しです。
使わなくなったもの、見なくなったものを発見したら、すぐに解約しました。

さらに、買い物をする際には積極的にクーポンやポイントカードを活用することにしています。

必要なタイミングまで時間がある場合は、タイムセールを待ったり、アウトレットに出かけることを意識しています。
リサイクルショップやフリマアプリの活用も選択肢に入れました。

こうして細々と節約をしていますが、私は、一番忘れてはいけないのは「心にある程度の余裕を作っておくこと」だと思っています。

毎月の予算を守って、貯金を増やしていくことは確かに大事ですが、無理に節約して自分の心を擦り削ることがないように気を付けています。

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節約して貯まったお金で、自分にとって大切なものを買ったり、リフレッシュとして遊びに行くのが私は大好きです。

何も考えずに外食することはやめましたが、リフレッシュのためにお気に入りのカフェに行くことはアリにしています。

お金を管理することは、正直にいうと苦しかったです。
それまで何も考えずに散財していた私は、地道な努力と計画性が必要な節約に、何度も頭を悩ませました。

けれど、その先にあるのは、何物にも代えがたい安心感と心の余裕です。
この安心感を得るためには、最初の苦労も必要だったと思います。

きっと先輩も、私にそのことを伝えたかったんだと思います。
これからも未来の自分のために、きちんとお金を管理する生活を続けていきたいです。

(エッセイ投稿者:なーちゃん/女性)

エッセイ募集企画は終了しました。次回の開催をお楽しみに!

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