【メディア掲載】不動産専門誌にSDGs事例として掲載

生活費は、がんばりすぎない副業でまかなう。貯金のためのマイルール【一人暮らしエッセイvol.65】

一人暮らしエッセイ
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執筆者
(株)トラスト・ファイブ マーケティング担当

不動産開発会社「株式会社トラスト・ファイブ」。商業ビルの開発経験は10年以上。以前に行っていたマンションの企画・開発・販売経験は20年以上になります。長年の経験・知識を公開し、「不動産業者主導の物件選び」から「賃貸者・購入者が主役の物件選び」への転換を目指しています。

物件(ビルやマンション)をつくる人にとっては常識でも、一般にはあまり知られていないような情報や、土地とは絶対に切り離せない「防災」に関する情報を積極的に発信していきます。

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「一人暮らし女性のおうちライフを快適に!」がテーマのライフスタイルマガジン「カーサミア」では、一人暮らしに関するエッセイを公開しています。

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節約志向でストレスなく暮らしつつ、貯金したい!

一人暮らしをし始めてから、私は貯金をしようと意気込みました。

一人で生きていくにもお金はどうしてもかかってしまうものですし、時短勤務をしているため少しでもお金を貯めて自分自身を安心させたかったのです。

しかし、実際に節約してみると困ったもので、我慢が必要になってきます。そこで考え方を変え、クラウドソーシングで副業をし、そのお金を生活費に回すようにしたのです。出ていくお金を絞るストレスをなくし、入ってくるお金を増やす戦法への切り替えですね。

副業から生活費を出そうと考えた理由は、本業で得たお金はまとまっていて、使い始めるときりがなさそうだと思ったからです。副業ならそんなに稼げませんが、それを逆手に取れば、その範囲内で生活費を出すので、自然と少ないお金できりもりできるはず。

クレジットカードと紐づける口座は副業で得たお金を入れる口座とし、副業でも5万円ほど稼げるようになって、今は満足しています。

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実をいうと、副業でもっと頑張ろうとして失敗してしまったこともあります。クラウドソーシングでは、応募すればするほど当然仕事をもらえる確率が上がります。

しかし、やってみると非常識なクライアントがそれはもうたくさんいて…。
人と直接会わないで仕事ができますし、納期を守れば好きな時に仕事ができるからストレスがないと聞いていたのに、実際はまったく違いました。人間関係のストレスだらけです。

確かに、多くのお金を稼げれば生活費はゆったりと使えるので満足感はあったのですが、こんなに頻繁にイライラしていていいのかなと思うようにもなりました。
副業なのだから、生活費がまなかえればそれでいいと切り替え、最近になってようやく落ち着いてきた感じです。今は無理をしないよう、特定の信頼できるクライアントさんとのみ仕事をしています。

このマイルールを作ったおかげで、私はかなりの額を貯金できました。
特に、マイカーを買うとか家を購入するという計画はありませんし、パートナーと結婚したり子供を産む予定もありません。

しかし、お金があるという事実が私を大いに安心させるのです。老後の2000万円問題なんかもありますしね。もし一生独身であっても、自分の身は自分で守れるようにしておきたいのです。
例えば何かあって仕事を一時期辞めることになったとしても、貯金がまとまってあれば気を落ち着かせて休めることでしょう。

貯金のために作ったマイルールは、以前Twitterで見た、何の職歴もない女性がハローワークに行き困った体験談から自分を救うためでもあります。主婦を長年やってきたのに何もやってきていないと言われてショックだったとつぶやいていましたが、旦那さんに頼り切りだからこそ起きてしまった事態です。

私は、結婚しようとしまいと、せめて経済面ではしっかり自立していたいのです。そのため、このマイルールを作ってよかったと思っています。

(エッセイ投稿者:セディン/女性)

エッセイ募集企画は終了しました。次回の開催をお楽しみに!

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